Nicotto Town



サイボードッグ37 ~体験入学2日目~

俺は、悟。功徳林洋一に普通のオス柴犬からサイボー犬に改造され、
そして、家主(七川冷)が通っていた学校の校長に興味を持たれた為、現在 猫の玲治と共に学校へ行っている。・・・ん?何かが頭上に乗ってる?・・げ、あいつの手かよ・・
*「授業中にナレーションしてはあかんよ~。話を聞いてへんばかりに大けがして入院するん嫌やろ?」(なでなで)
あいつは、丸里銀。長身のショートヘヤーでいつでも気味の悪い笑みを見せて京都弁を話す剣術と数学の教師+俺と玲治の担任・・・正直言って、嫌いだ・・教師と言うより無気味な蛇だ。蛇が人間の姿をしてるのに違いない!
僕は、犬が悪口言うた事を瞬時に見抜き軽く紙で出来たハリセンで叩いてやった。
悟「痛ッ・・何すんだ!動物愛護団体に訴えた方がいいか?」(勝手に他犬のブログにナレーションすんじゃね~!!)
丸「君、もう動物ではなくてロボットのようなもんなんやから無駄やで?」
玲「先生~今日の授業って自習ではないですよね?」
玲治のさりげないフォロー(?)で授業は再開した。
今は、3時間目の剣術。
犬や猫の姿では木刀1本も握れないから彼曰く「特殊な体操服」を着て授業を受けている。
丸「ほな、どちらかが僕に打ってきぃ。僕は本気でないと絶対に倒せへんから♪」
俺は玲治とじゃんけんで俺が打つ事になって木刀を構えた。
悟「ワウォー!」
かけ声を出して奴に向かっていた。けど、すぐに俺の1撃を木刀で塞いで体当たりでふっとばしやがった。何度も打つ場所を変えて打っても結果は変わらなかった。
俺の番が終わって玲治の番になった。結果は俺とさほど変わらなかった。
あいつはくすくすと笑って俺と玲治をみつめた。
玲「何が可笑しいのですか、先生?」
丸「ごめんごめん、悟と玲治の足して2で割ったらちょうど在校中の七川に似てはるな~って思ったら笑いが止まらんようになってな~」
悟「あ?それってどうゆう意味だ?」
俺の質問に、なんとか笑いが止めてあいつは話し始めた。
*俺や玲治みたいに打たれてはふっとぶか、面打とうとして彼女の頭を押さえつける・・そんな行為が授業の度に繰り返していた。
そんなある授業が終わった後、彼女が僕に向かってバイト許可書をさしだしたんや。
七「先生!私・・・鍛冶屋でバイトしようと思います。」
丸「え?鍛冶屋って刀とか作るあれやろ?・・・何でや?」
七「はい・・・り、理由はいつも先生にふっとばされるか頭を押さえつけられるので・・・気づいたら、刀・木刀・竹刀恐怖症になってしまったようで・・・」
丸「ほぉ。そりゃ大変な病気にかかってもうたな。んで?」
七「なので・・鍛冶屋でバイトして・・・刀を作って・・少しは和らぐかと・・・」
その言葉を奴から聞いて、奴がくすくす笑いし出す訳が分かった。
そして、家主って能天気キャラと言うべきなのか?

続く!(5件以上のコメントがあれば!!)





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2011/03/21 22:13
これは、剣道の授業なの?
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2011/03/21 18:03
すごい先生ですね、、、
生徒に恐怖症を植え付けるとはっw
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2011/03/16 23:02
こんばんは。
『自作小説倶楽部』よりお知らせです。
あびにゃんこさんが入会されました。よろしくお願いします。

鍛冶屋ですか。うちの伯父のところはいかがでしょう…なんて。
それにしても先生、お強いんですね。でも生徒にトラウマを植えつけるのはいかがなものかと。
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2011/03/11 16:12
バイトできなかったんだ^^;

↑のなんかすごい恐怖症になってるね...∑
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2011/03/11 00:47
(^^;<結局鍛冶屋のバイトは出来なかったのですね・・・
それにしても先生が木刀や竹刀を持って授業とは・・・ダメですw
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2011/03/10 19:31
どうも、七川冷です。
いつも、悟のブログにコメント下さり誠に感謝しています。その事を悟の代わりにお礼を言います。
さて、丸里先生が話していたお恥ずかしい思い出話ですか・・・
先生が、「まずは、両親と話さへんと承諾できひん。」
と、言われたため 仕方なく、先生に提出せずに
帰宅して・・両親に話したらこっぴどく怒られました。
なので、バイトは出来ませんでした。(笑)



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