地震2日目、東京都心状況
- カテゴリ:日記
- 2011/03/12 20:28:07
首都圏は地震の直接の被害は軽いようだ。
少なくとも東北地方の惨状と比べれば「かすり傷」と言っていい。
在来線の鉄道のほとんどが運転を再開し、帰宅難民がおおむね都心を去ったため、週末にしては浅草あたりはむしろ普段より閑散としていた。
だが、飲食店などは8割方営業していた。
揚げ物などの大量の油を使う店はさすがに安全確認のためか、休業していた。
浅草は個人営業の小さな飲食店が多いのだが、こういう店は普通に営業している。
逆に大手ファミレスチェーンの店などは休業を余儀なくされていた。
張り紙には「食材、従業員の手当ができないため」とあった。
大規模チェーン店は一か所で大量の仕入れを行って各店舗に配送する。
そのためコストが安くなり値段が安いのだが、このシステムが今回の様な大規模災害時には裏目に出たようだ。
浅草あたりから見た限りでは、建設中の東京スカイツリーは被害を受けてはいないようだ。
さすがに工事はストップしているが、あのユニークな形はもともと地震対策なので目に見えるダメージは受けなかったらしい。
首都高が依然、緊急車両以外は利用禁止なので一般道は車で混雑していた。
また救急車のサイレンが普段より頻繁に聞こえていた。
建物も全て無傷とはいかなかったようだ。
千代田区では九段会館という古いビルが倒壊したそうだ。
またブロック塀が崩れたり、神社やお寺の石灯籠などが倒れたりという被害はあちこちで起きたらしい。
東京湾岸沿いの埋め立て地では、道路に段差が出来たり、地面が液状化した。
だが、東京全体としては物理的被害は軽微と言っていい。
ただ、今は表面化していないだけで、マンションなどの外壁のタイルがはがれやすくなっているようだ。
小さなタイル1個でも高い所から落下してくると危険だ。東京の建物では今はこれが一番用心が必要だろう。
スーパーなども通常通り営業しており、品物は豊富にある。
さすがに生鮮食品はやや品薄になっているようだが、これは配送の車が遅れているせいらしい。
多摩地区の一部では一時停電したし、ガスの供給が地震直後には一斉に止まったが、今日の時点では電気、水道、ガスその他のライフラインはほぼ復旧している。
我輩のマンションは比較的新しいビルなのでほとんど被害はなかった。
だが、家の中ではやはり高い所に置いていた物が軒並み床に落下し、本棚などはひっくり返った。
電子レンジが棚から床に落ちて、外側は大丈夫に見えたのだが、ボタンが反応しなくなった。内部の部品が壊れたらしく、電子レンジはご臨終のようである。
まあ、被害と言えばこれぐらいだから、無事で済んだと思うべきであろう。
本や食器は落ちていましたが、本当にその程度ですね・・・。
だんなはスカイツリーが見える職場にいますが、
電車が停まっていたり、21階の職場に行く階段の往復で汗をかいたぐらい。
震度5だったけど、無事でしたね・・・。
「念のための避難」と言われても今後自宅へ帰れるのかという不安が。
電力供給もこれからずっとどうするのかというと目途がついてなさそう。
短期間なら周辺から融通してもらうことも可能でしょうけど。
魚介類は東北からのものがかなり多いでしょうから、料亭や寿司店は痛手になるかもしれません。
それでも、東北の惨状を思えばねぇ・・・
電気の無駄遣いだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=Dbe-j8ZbwEc
Tvの解説者は、推進派の方ばかり、それでも、あまりの発表内容に、、怒ってましたね。
原子力資料情報室のユーストリーム放送です。5万人以上の方が視ています。
ご参考まで、、
今日買い物に行ったら、、スーパーはかなりな品薄でした。。
パン、水、トレペ、惣菜、、皆無でした。。
不気味な感じでした。。
しかし金曜に来たおかげで、2日間はサラリーマンが移動しなくて済むというのは大きい気がしています。
コンビニ等もレストランチェーン店と似たような供給方法なので、都心への供給は薄くなっていそうですね。
気がかりなのは福島の原発です。関東地方の電力はたしか、福島と新潟の原発が大部分を担っているため、
このまま福島のがあぼーんすると東京が真っ暗になる可能性もありますね…
↓その危険性を認知するためのエイロネイアだと見ましたw