～２時間目、法術～
俺と、玲治は法術と呼ばれる魔法のような物を勉強していた。
春「ねぇ、今日は花見日和なんだからさ～ちょっと休憩も兼ねてお花見しよっか～」
と、法術を教える藤間春・・・先生（ふじまはる）は俺達に花見を提案した。
もうすぐ、チャイムが鳴って昼休みなんだし　今回は家主が部活の関係で握り飯しかないからちょうどいいから言うことに賛成した。
玲「でも、どこで食べますか？ここって梅は咲いているけど桜なんて１つも見あたりませんけど・・」
春「僕のとっておきの場所があるから大丈夫♪ここから近いしね～あ、そうそう彼女を呼ぼう♪～お～い、朝子ちゃん～。」
朝「そのようになれなれしくお呼びしないで下さい、藤間先生！！」
春「そんなに冷たくしちゃうとここで何かしちゃおうかな～。」
朝「何かって何ですか！場合によっては警察に突き出しますよ？」
春が呼んだのは、滝本朝子（たきもとあさね）。
家主（七川冷）が言うには、彼女は学校を卒業した後に校内の警備員になった美女で彼女がいる限り校内で悪事はないといっても過言じゃないぐらいのすごい人で　春と彼女は付き合ってるらしいとか・・・
イチャイチャしてないで早く花見しようぜ？
悟「なぁ、玲治。俺達って邪魔者だと思う？」
玲「さぁ～。」
結局、警備員のお薦めの場所へ２匹と２人で行った。
そこは、すごく桜が綺麗な場所でほとんどが桜をめでる老人達でいっぱいだったけど席を確保して花見をした。
春「玲治君、悟君。水は今日習った水表の術で出してこの入れ物に鬼火で沸かしてくれないか～」
・・・提案に乗った俺がバカだった。
花見は、まあまあ楽しかった。
春のセクハラ行為を警備員が阻止しているのは見苦しかったけどな。

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