縄「それは…この世界を乗っ取ろうとした男が４つのエリアの４人の姫を誘拐して、儂らピアンタタウンの住民が追ってこぬように日光を遮ってしまったのじゃ。」
と、ピアンタタウンにすむ長老の縄文杉がナレーター育成学校に体験入学に来ているサイボーグ犬の悟君とその友達の猫の玲治君にそう言ったから、悟達は春の花が咲くプリマヴェンエリアへ向かった。


～プリマヴェンエリア～
そこは、春の花が咲くところで僕のお気に入りの場所でもある。
花見酒もおいしいからね♪～
玲「曇ってなければ、ここは綺麗だろうね～」
悟「確かに、・・ん？何か書いてあるぞ、これ」
どうやら、悟君は僕が立てた立て札をみつけた様だ。
悟「えっと、何々・・・“ここから先は敵が出で来るので炎系の術以外で倒してみて。炎系を使えば放火魔扱いされるから絶対に使わない様にね～”」
玲「・・ねぇ、ここのナレーターって・・もしかして・・・」
悟「あぁ、玲治も同じ事を考えているだろうが早くやろうぜ。」
悟君と玲治君は立て札を見て僕の正体がわかったからさっさと僕を倒すことにした様だ
。だって、
風のように速く進んで、火の燃えるような勢いで攻めて、雷のように突然動き出して数時間
僕のアジト前に来たようだ。
悟「ここだよな？あの教師の居所って。」
玲「そうだろうね。」
＊「貴様ら、ここを何処だと心得ておるのか？」
あー、勿忘草（わすれなぐさ）の番人に見つかっちゃったか～老眼で時代劇の見過ぎだと思うぐらいに古風的なしゃべり方をするんだよね～。
悟「藤間春さんの門だろ？」
＊「合い言葉を知っているとは、客人でしたか。すいません。ささ、どうぞ」
あ、合い言葉を僕のフルネームに設定していたからあっさりと通しちゃったか～
けれど、覚悟は出来ているからいいけどね～

～僕のアジト内～
僕「よく、わかったね～。僕の問題に正解したのは読者のきらんさんだけなんだよ～」
玲「だって、先生。人が買い物をする時に無意識なうちに自分が好きな色の物を選んでしまうように、僕も無意識に自分の名前が付いているエリアに行っちゃったんだ。
だから、イタリア語の辞書で調べてみると良いよ。って、
・藤間　春、岩本　智忠、丸里　銀、雨風　クロ先生達の中でプリヴェン・・・つまり、名前に春とあるのはあなただけなんですよ。」
僕「うんうん。ご名答！よし、勝負は２つのさいころの目が僕より大きければ勝ちだよー」
悟君達は、呆れたようだ。けれど、勝負事は苦手だし、それに僕お手製のさいころはかなりの力がないと振ることすら出来ないものなんだよね～実は・・・
最初に僕がさいころを振ると１と５で６と悪成績だ。
悟「行くぜ、玲治。」
玲治君達が力を合わせて振ると６と４で１０と僕の負けだ。
僕「あ～終わったね。よし、後は次の世界に行かせないとねー。」
悟「・・・春、何か急いでねぇか？」
僕「うん、だって、今日は朝子ちゃん（なかなか僕の方に振り向いてくれない美人警備員）の誕生日なんだもん。だから早くプレゼントを渡したいからね～」

悟君達に早く３つ目の試練の場へ連れて行く扉をあげてあげた。
さて、次の試練の場としていくのならどこに行きたい？（何でもいいとかはなしだよ）
①楽しそうなおもちゃの世界。
②ちょっぴり怖いお化けの世界。
③きらきら輝く星空の世界。
締め切りは、５月２８日だからお忘れなくコメントをちょうだい～

担当藤間春