ここは、星の世界。
漫画とは違って絵で表せないのは残念だけど、とても満天の星空で癒される所で、地面は６等星で出来ている。（校長もかなり凝ったシュチュネーションをなさった）
・・・あ、そろそろ彼等が現れたようだ。

悟「久しぶりの出番だなー。」
玲「しぃー。それは、言わない約束だよ。」
・・・桃宮先生の雪の世界から、藤間先生の花の世界、その次に丸里先生のお化けの世界と
ナレーター育成学校の体験入学終了を記念して行われているから
彼等は、参加しているのだ。
のんびりと物語のキャラクターらしくない発言を連発する悟と、それをなだめる玲治達に僕が作った敵が出現した。
蟹「ここは、通さんカニー。」
蟹座をアレンジしたカトリーヌだ。（しきりに僕に女の子だと主張して、名前をその名前にしろというものだから・・・）
悟「わ蟹って海以外にいるんだー知らなかったぜ。」
玲「何言ってるの、悟？蟹は海の生き物に決まってるでしょ。」
蟹「ごちゃごちゃ、うるさいカニー。さっさと引き返してちょうだいカニー。」
彼等は、カトリーヌの瞳を見てよくしゃべってうるさい蟹だなーと思っているようだった。
悟「なぁ、こいつを殺して誰かに先着１名様の父親にプレゼントするのは思うか、玲治？」
悟の言葉に、カトリーヌは青ざめて横歩きをした（後ろや前に歩けないから）。
玲「水瓶を持ってきたから、僕はこれにいれて冷ちゃんに釣り堀に入れていいか許可を出してもらおうかと思っているけど・・・」
彼等の発想にカトリーヌは呆然として、
僕は開いた口がふさがらない状態になった。

後編に続く！
担当　岩本智忠（いわもとともただ）