Nicotto Town



四郎はそちらにいませんか? 6話目


四郎が猛烈に勉学に励んで早3週間。
ついに、天候の神になるための試験日となった。
四郎は、空からお迎えに来る天使の迎えをそわそわしながら待っていた。
「あぁ~、やるならさっさと終わらせろよ。胃に穴が開きそうだ。あぁ~試験ってこんなにイライラさせるものなのか」
「四郎・・・気持ちは分かるけど焦らないで。焦ると覚えているものもアイスみたいに溶けてなくなるよ」
そわそわする四郎にれおは冗談を言って落ち着かせるけどお迎えがなかなか来ないので部屋をうろうろ飛び回った。
「酒田四郎様、お待たせして申し訳ありません。迷ってしまって・・ささ、私どもがお連れしますのでお忘れ物がないか確認して来て下さいませ。」
迎えに来た2人の天使は四郎が筆記用具やお守りや弁当を持っているかを確認が済むまで待ってから四郎の両側を四郎のペースで昇っていった。

天国へ着くと、四郎は何年ぶりの天国に帰ってきたのか考えていた。さっきまでの緊張していた様子はどこにいったのだろうか?
「さぁ、ここがあなたが使われる受験場所でございます。時間は2時間で終わり次第
持参したお弁当をお食べ下さい。後は、あそこにおられるファルト様の指示に従って下さいませ。」

朝早いせいかまだ眠たそうな天使とヤマトナデシコな天使が去るのを確認し、かつてけんかして怪我させた相手に心から嫌そうに挨拶した。
「ご無沙汰してます、ファルト様。750代目の天候の神になるための試験に受けて欲しいとゼウス様から手紙で頼まれたものですから、てっきりあの時のけんかで堕天使になっているものだと思っていましたよ。」
「お生憎様、四郎。君が僕の血を舐めて得た力を使って地獄で暴れて下界に送られたのは誰だっけ?・・まぁ、それよりもテストを始めようか。」
ファルトに跡継ぎが自分なのが気にくわないのかかなりいじわるされた四郎だが、
これ以上話しても無駄なので試験を始めた。

合格するだろうか?
続く

アバター
2011/10/04 13:06
黄色の字は読みづらい~!
老眼のきらんより。

そして、受験生の冷ちゃんに告ぐ!
勉強しなくちゃいけないのは、四郎よりも・・・
アバター
2011/10/04 00:37
ファルトとこんな関係のまま・・・
到底試験に合格する気がしないのですが・・・(^^;
何かどんでん返しがあるのでしょうか??
アバター
2011/10/03 20:25
猛勉強の成果がでるといいですね
でないときは、とんでもない暴れん坊になりそう

そうそう、
「れお」⇒「レオ」にしたほうがいいと思います。
名前は、極力一般文章と混じらないほうがよく、カタカナや漢字で書いたほうが
読者には親切かなあと……。



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