好きなスポーツ。もう屋外は走れないけど。
- カテゴリ:スポーツ
- 2011/10/06 09:10:55
40代に入ったころは、体重が100キロ近くあったんですよ。
それで、医者からは、このままだと、あと20年生きることはできませんよと脅かされていました。
その当時はサラリーマンをしていたのですが、あるとき、同じ部の同僚が交通事故をおこしたんです。
会社の方針として、部の全員が連帯責任をとって、1ヶ月の自動車運転の自粛となりました。
日立という町は公共交通機関が貧しくて、残業が長引くと、会社からタクシーで帰るしかなかったのです。
それも4000円ほどもかかるのですから、残業代など吹っ飛びます。
そこで、そのとき、何を思ったのか。
恐らく1カ月のタクシー代を計算したのでしょうね。
自転車を買って、自転車通勤を始めたのでした。
ところが、日立という町は、上り下りが多くて、もう大変。
私の家は山の上にあるので、死ぬ思い。
幹線道路も上り下りがあり、使っていたバイクはマウンティンバイクだったのですが、高校生のママチャリにも抜かれる始末でした。
その苦難も1ヶ月で終え、再び自動車通勤に戻り、ほっとしました。
それから何年かが過ぎ、やっぱり太りすぎだからと水泳を始めました。
自転車と違って浮力がありますから、醜い姿を晒す恥ずかしさを覗けばデブチンの私にも可能な運動でした。
そして、半年も過ぎる頃、15キロも減ったので、今度は再び自転車通勤を始めました。
ところが、その自転車は半年も使うとクランクの付け根が磨耗して買い替えなくてはならなく・・・
しかし、こうやって水泳と自転車通勤で、体重を落としていき、ついに75キロほどに。
こうなると、勢いがつくもので、近所の自転車屋さんの主催するバイククラブに参加しました。
自転車も、ロードレースバイクを買い、週に1度のランですが、1回に80キロも走るようになりました。
そして、センチュリーランに参加。これは速さを競うものではありませんが、150キロを走ったタイムを出してくれるものです。
途中足が吊ったり、道を間違えたりと大変でしたが、6時間ほどで完走できました。
思い出といえば、カーレースでおなじみのツインリンク茂木で走ったこともあります。
オーバルコースでは2時間耐久レースで迎え風で時速35キロ追い風で40キロほどで走りました。
そして、ロードコース2周のレースでは・・・コーナーのたびに前を走る人たちがなだれをうつようにコケルのが怖かったなぁ・・・上り下りもきつくて大変でした。
こんな楽しい日々を過ごしていましたが、整体師を本業にするにあたって、怪我一つできない状況となったので、屋外を走るのを止めました。
プロですから、仕方がありませんね。
そのかわり、今では室内でローラー台に乗せて走っています。
ケストレルのカーボンモノコックのフレームが泣いていますね。
ハワイアイアンマンレースの公式モデルだったヤツで、衝撃を吸収してくれる高性能なフレームなのですが、いまやローラー台の上しか走らないんですものね。
まぁ、これも運命でしょう。
止めてからしばらくの間は、道を行くロードレーサーを見ると、心がうずいたものですが、今ではそれもなくなりました。
禁断症状が無くなったという訳ですね(笑)
学生時代に、バイクで事故って左手首と鎖骨をやっちゃった先輩がいたのを思い出して、先のコメント書いたのですが。そうですね、手足がどうしても、ね。命があったからよかった、というものでもないですね。
ここ徳島も、1家に車2,3台はあたりまえの車社会です。自転車用道路はおろか、歩行者用道路の整備もまったく不十分な状態で・・・。だから糖尿病罹患率ワースト1 、なんですけどね。
ペーパードライバーの私にはキビシイ所です^ ^;
幅寄せされて、ぶつけられて、跳ね返ってカードレールにぶつかって・・・
雨の日にトラックに幅寄せされて、歩道との間の路石に乗り上げふっとんだり・・・
一旦停止を無視した自動車に自転車と左手首を粉砕されたり
安全確認をせず、駐車場から出てきた車に自転車を粉砕されたり
後方確認をせず、左折してガソリンスタンドに入ろうとした車に体当たりされたり
前方をまったく見ず右折しようとした車にふっとばされたり・・・などなど
基本的に、ヘルメットを被り、リュックをしょって走っているので、頭部と背中は守られていますが・・・手足はね、けっこうヤラレテしまいます。
うちのダンナも、ガソリン代節約とダイエットをかねて自転車生活にしよう、と気に入った自転車を買ったのですが(レース用じゃないです、ママチャリに毛が生えた程度の^ ^;)、雨が降ったり、必要な荷物が多くて積みきれなかったり、行き先が遠すぎたり、と、なかなか自転車の活躍する機会がなくって・・・。
でも最近は、違法改造の自転車事故が問題になってるようだし、バイクほどではないにしろ、事故ったときのダメージが大きそうですものね。車とちがって、運転者の体がむき出しだもん。さすが、プロ。
室内でしか走らないのでは、せっかくの自転車がもったいないような気もしますが、いろんな意味での勲章ですもんね。大切にしてあげて下さい。
やっぱり秋は自転車ですd(-c_,-`。)ネッ
と 誘ってみたりしてww