擦り傷の治し方
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/10/18 08:10:44
先日いらっしゃったお客様が、「子供が怪我してキズ絆張ったんだけど、痕が残っちゃってね。」なんて話しをしているのを聞いてビックリしました。
あれれ?最近は傷の治療法は変わったはずなんだけど、まだ浸透していないみたい。
そんな訳で、今日は既に常識になったはずの、キズの治療法について説明します。
昔のキズの治療法というと
(1) 消毒する。
(2) ガーゼと包帯、またはキズ絆で傷口の保護をする
(3) 傷口が乾くのを待つ
でした。
消毒には、アルコールやオキシドールに赤チン(知らないでしょ)やヨウチン(そんなのもあったのよ)を使い、赤チンやヨウチンは傷口も乾くので万能薬でしたね。
赤チンは製造するときに水銀の廃液がでるということで、自粛になって姿を消しましたね。
ところが、4~5年ぐらい前から
消毒すると、細胞分裂しようとする皮膚の細胞も死んでしまう。
ガーゼやキズバンを貼って、はがすときに、折角再生した皮膚も剥がれてしまう。
傷口が乾くと、細胞の再生に必要な材料が細胞に届かなくなる。
などの理由から
(1) 傷口は消毒してはならない
(2) ガーゼやキズ絆で再生した皮膚を剥がしてはならない
(3) 傷口を乾かしてはならない
という風になりました。
じゃぁ、怪我したら、どうすんだ!ということになったのですが
そこで登場してきたのが、「バンドエイドのキズパワーパッド」でしたね。
傷口を水で洗った後、これを貼っておくと、中が乾かないので、どんどん皮膚が再生していきます。
1度貼ったら、そのまま5日間ぐらい貼りっぱなしになり、その間にキズは治ってしまいます。すると、剥がしても、再生した皮膚ははがれません。
いやいや、バンドエイドの回し者じゃありませんよ(笑)
実際、娘くんが5年ほど前に自転車で転んで2cm×3cmほどの擦り傷を両肘と膝に作ったのですが、ケロイドも残らず、見事に治ってしまいましたもの。
今では医者に行っても、似たような治療をするので、擦り傷治療のポピュラーな治療法になっていると思います。
男の子でしたら、キズの一つや二つは勲章みたいなものですが、女の子はね・・・やっぱり、傷跡は無いほうがいいですよね。
長く置いておくと、固くなってダメになるのが辛いですね。
他に良い製品があればいいのにね。
赤チンでリンゴの絵とは、なんてステキな先生でしょう>Leoさん
主婦って、案外怪我が多いものですよ
家の中に包丁に調理ハサミの刃物もあるし
仕方がありませんよね>お漬物さん
怪我が多い娘&私用に常備しておこうと思います。
湿潤環境にしたほうが、傷の治りがいいというのは、ようやく定着しつつある感じですね。キズパワーパッドはまだ使ったこと無いんですが、一箱買って緊急避難袋に入れてあります。治るまで貼りっぱなしでいい、ということなので、非常時には良いかと思いまして。ま、怪我をしないのが一番ですが、備えあればなんとやら、ですよね。^ ^