Nicotto Town



擦り傷の治し方

先日いらっしゃったお客様が、「子供が怪我してキズ絆張ったんだけど、痕が残っちゃってね。」なんて話しをしているのを聞いてビックリしました。

あれれ?最近は傷の治療法は変わったはずなんだけど、まだ浸透していないみたい。

そんな訳で、今日は既に常識になったはずの、キズの治療法について説明します。

昔のキズの治療法というと

(1) 消毒する。
(2) ガーゼと包帯、またはキズ絆で傷口の保護をする
(3) 傷口が乾くのを待つ

でした。

消毒には、アルコールやオキシドールに赤チン(知らないでしょ)やヨウチン(そんなのもあったのよ)を使い、赤チンやヨウチンは傷口も乾くので万能薬でしたね。

赤チンは製造するときに水銀の廃液がでるということで、自粛になって姿を消しましたね。

ところが、4~5年ぐらい前から

消毒すると、細胞分裂しようとする皮膚の細胞も死んでしまう。

ガーゼやキズバンを貼って、はがすときに、折角再生した皮膚も剥がれてしまう。

傷口が乾くと、細胞の再生に必要な材料が細胞に届かなくなる。

などの理由から

(1) 傷口は消毒してはならない
(2) ガーゼやキズ絆で再生した皮膚を剥がしてはならない
(3) 傷口を乾かしてはならない

という風になりました。

じゃぁ、怪我したら、どうすんだ!ということになったのですが
そこで登場してきたのが、「バンドエイドのキズパワーパッド」でしたね。

傷口を水で洗った後、これを貼っておくと、中が乾かないので、どんどん皮膚が再生していきます。

1度貼ったら、そのまま5日間ぐらい貼りっぱなしになり、その間にキズは治ってしまいます。すると、剥がしても、再生した皮膚ははがれません。

いやいや、バンドエイドの回し者じゃありませんよ(笑)

実際、娘くんが5年ほど前に自転車で転んで2cm×3cmほどの擦り傷を両肘と膝に作ったのですが、ケロイドも残らず、見事に治ってしまいましたもの。

今では医者に行っても、似たような治療をするので、擦り傷治療のポピュラーな治療法になっていると思います。

男の子でしたら、キズの一つや二つは勲章みたいなものですが、女の子はね・・・やっぱり、傷跡は無いほうがいいですよね。

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2011/10/19 09:33
キズパワーパッドはちょっと高価だし、
長く置いておくと、固くなってダメになるのが辛いですね。

他に良い製品があればいいのにね。

赤チンでリンゴの絵とは、なんてステキな先生でしょう>Leoさん

主婦って、案外怪我が多いものですよ
家の中に包丁に調理ハサミの刃物もあるし
仕方がありませんよね>お漬物さん
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2011/10/18 23:19
ガーン・・・知りませんでした--;何て無知
怪我が多い娘&私用に常備しておこうと思います。
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2011/10/18 20:36
昔は、擦り傷には赤チン、が定番でしたよね。幼稚園のころなんて、膝小僧擦りむくと、先生が赤チンをリンゴの形に塗ってくれたりして^ ^。お絵かき感覚で楽しかった記憶がありますが、そう、水銀が問題になって姿を消したんです。ヨーチンは凄く浸みて痛いのでイヤだったな。
湿潤環境にしたほうが、傷の治りがいいというのは、ようやく定着しつつある感じですね。キズパワーパッドはまだ使ったこと無いんですが、一箱買って緊急避難袋に入れてあります。治るまで貼りっぱなしでいい、ということなので、非常時には良いかと思いまして。ま、怪我をしないのが一番ですが、備えあればなんとやら、ですよね。^ ^



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