恥ずかしかった失敗
- カテゴリ:人生
- 2011/10/20 07:47:03
失敗だらけの人生ですから、話題には事欠かないのですが(笑)
整体師になってから、一番恥ずかしい思いというより、情けない思いをした話しをば。
わたしたちの整体の資格というのは、カイロプラクティック学園のようなところで何年か勉強してというのではなく、ホテルを会場にした1週間程度の集中トレーニングで勉強したものです。
そのような集中トレーニングを数回と、個別指導と月に1回程度のグループ指導などを組み合わせて技術を磨きつつ、自分のお客様をこなして経験を積んでいくというやり方になっています。
私が整体師の資格を取り5年ほど経ったころ、元の会社の業績が傾き、他社に吸収合併されることになったとき、間接部門にいた私は、その間接部門ごとリストラされ、整体師を本業にするしかありませんでした。
そのとき、元の会社の同僚が整体師になりたいという人がいて、その人の集中トレーニングのお手伝いとして参加したときの話しです。
会場で先輩として紹介されたのはいいのですが、そのとき、会社員のときの収入の4倍もの年収を得ていると紹介されました。
ところが、現実は会社員時代の半分も収入がなかったのですが、見得を張っちゃったんですよね。「そうです」だなんて言ってしまったんですよ。
言ってみれば、整体師になれば収入は増えるぞ!というウソに加担してしまったようなものだったんです。
紹介が終わった後で、情けないやら、恥ずかしいやら、悔しくて仕方がありませんでした。
その後は、整体師になりたいという人がいても、止めたほうがいいと、紹介することは一切なくなりましたし、協会の集まりなどにも行かないようになりました。