四郎はそちらにいませんか 7話目
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/10/22 18:59:34
天国の辺りをぐるっと見ても姿が見えないという事は、
どうやら、四郎のテストは終えたようだ。
「めでたく俺はテルテル坊主から750代目天候の神になったが気分次第で天候を変える力は衰える事はなかった。それから神様就任祝いに携帯電話を買ってもらった。」
四郎の勝手すぎる台詞を無視して神様になった後の話を書いてみようと思う。
*キャァー、キャァー。
「え、どこから悲鳴が?なぁ四郎、起きろよ!」
「うるさいな~。着信音ぐらいで怖がるなよ。それにしてもおスズのやつ、どうせ連絡するなら時間を考えて欲しいよ。それか金をよこせよな。」
「四郎、そんな悲鳴みたいな音を着信音にするなよ。怖いから。」
四郎は、携帯電話を取りだし
しばらくおスズこと 四郎の旧友である彩野鈴と話し込んだ。
「神様就任、おめでとうございます。酒田君・・いや、四郎様。」
「ありがとう、おスズ。そして、今度から時間を考えろよ、眠くてしょうがないからよ~それからよ~敬語とか性に合わないから」
「ごめんね、四郎君・・どうしても祝いたくてね。近いうちにあなたの住んでいるところへ遊びに行くわ。」
旧友らしい会話というより恋人同士の会話をようやく終わった。
「四郎、熱々だね。電話での会話まる分かりだよ・・・。日時が決まったらその日、喫茶店の仕事で遅くなるよ、お邪魔になると困るしね。」
やれやれ、来夢荘は平和そのものだ。
後は、続きで
四郎は神みたいな物なので念力とか(笑)
合格する時の場面もちょっと欲しかったです。
(^^;<それにしても携帯電話ですか・・・
テルテル坊主なのに・・・どうやって使うのでしょう??
ともかく神様就任めでたしめでたしだけれども、最後にひと波乱?