整体仲間の支部会に行ってきました
- カテゴリ:仕事
- 2011/11/07 08:16:55
昨日は整体仲間の支部会に行ってきました。
支部会というのは、地域のグループ整体師が地域のリーダーの下に集まって、今後の予定やら、技術指導や知識指導を行うものです。
昨日は被災地の整体師さんがタマタマやってきたのをウチの支部長が捕まえて、講義を無理やりさせたのでした。
二ヶ月に1回の支部会とはいえ、話しのネタに困ってるみたいですね(笑)
さてさて、その被災地の整体師さん、A先生は、わたしの先輩にあたり、月に300人もお客様をこなすという怪物先生です。
A先生の地域でA先生が指導している整体師も5人いたのですが、震災で3人になったそうです。
そのA先生が講義してくれたのですが。
内容は商品の販売技術でした。
そして、彼の治療院では整体そのものは一切せず、商品がいかに優れているかを印象付け、それを販売することだけをするようでした。
話し方も、どこかの高額商品を売りつける人たちの話しぶりで・・・でょっと・・・でしたね。
経験も長く、沢山のお客様をこなしているので、とっても期待したのですが、食傷しました。
悪いことじゃないんです。
商品で体が楽になるのは間違いありません。
私も、背骨の左右の回旋歪は確実に取るのですが、腰椎の前湾を作るのが難しくて、商品を使って治してほしいと思っているのですが、それが難しくて困っていたのは確かなんです。
でも、それだけとわね。
整体技術がうまいから商品が売れていると言われるのが嫌で、整体技術を封印しているんだとは・・・
ちょっと違うような気がしました。
整体技術が上手くなると、整体をすると、体の痛みが取れたり、体調の不調が治ったりするのですが、以前アメリカ人のカイロプラクターに言われました。
「キミタチの目的はサブラクセーションを治すことだけだ」
と・・・このサブラクセーションというのは歪と理解してださい。
ラクセーションというのは脱臼の意味でサブがつくことで「亜脱臼」という意味合いですが、背骨の歪と理解したほうがいいと思います。
つまり、痛みを取ったり、体の不調を治すのが我々の仕事ではなく、あくまでも、「歪」を取ることだけが仕事なんだ。と・・
現実にはそれしかできないのですが、それ以上ができると思うようになるのは、思いあがりであり、間違いだという訳なんです。
でも、販売だけが目的というのは・・・整体師じゃないような気がしますね。
同じ世界のプロであるわたしだから判るのであって
一般人には、それと気付かせず、取り込んでしまうでしょう。
それだけ、確実な技術であることは間違いありません。
現実に先月は7割の新患に売ったと言ってましたもの。
初診でいきなり販売トークが始まったら、その先生の所には
2度と行かないかもしれません(^_^;)