北朝鮮がまた核実験とミサイル発射をやらかした。日本人拉致問題も一向に進展がない。
こうなっては日本も腹をくくって思い切った手に出るべきだと思う。
ついては日本が国家的プロジェクトとして北朝鮮の一般人を拉致してはどうだろう。

拉致してどうするかと言うと、本当の日本と世界の姿を知ってもらい、かつ日本人の生活を実体験してもらうのだ。

拉致は自衛隊の特殊部隊を編成してノウハウは在日米軍に教えてもらえばいい。内閣には拉致担当大臣（拉致問題担当大臣とは別に）を新設する。そして一度に１００人を日本に拉致する。

この１００人は一応厳重な監視下に置くが、東京近郊の団地か何かを借り上げて、その中では自由に生活してもらう。
食事や衣服も日本の一般庶民と同程度の物を支給する。テレビ、インターネットも自由に使えて日本はもちろん外国のマスコミの報道なども自由に見られるようにする。

ある程度慣れたら、通訳兼監視役兼護衛付きではあるが、日本中どこでも好きな所へ行かせてあげる。日本の一般市民と話すのも自由。
日本人側にはもちろん事前にその人たちの存在を知らせておき、できるだけ親切にしてあげましょう、という宣伝をしておく。

大体ああいう独裁国家というのは国外の事に関して一般国民に嘘八百吹き込んでいる。だからこそ国が保てるわけだ。
北朝鮮の一般市民は、日本やアメリカは恐怖政治の軍事国家だとか、資本主義の国の一般庶民は衣食住にも事欠くような悲惨な暮らしを余儀なくされているとか、そんなデマを吹き込まれて信じ込んでいるだろう。

果たして本当にそうなのか？自分たちの目で見て回ってもらうわけだ。
自分の国の指導者がいかに嘘つきか実感出来るだろう。そしてこれこそ、北朝鮮の指導者が一番困る事だ。

１年そういう生活を満喫してもらって北朝鮮まで責任持って送り返す。
一人や二人なら口封じのために・・・という可能性があるが、１００人となるとさすがに全員を、それも自国民を殺すわけにもいくまい。「悪の帝国日本」に拉致されて生還したのならむしろ英雄だ。口封じのために強制収容所に監禁するのも難しいだろう。

もちろん最初の１００人を返すと同時に次の１００人を拉致して同じようにする。これを毎年繰り返す。
偉大なる将軍様にとって不都合この上ない経験をした自国民が毎年１００人ずつ増えていったら相当困るはずだ。さらに、そんな珍しい経験談はいくら口封じしたって自然と広まる。

そのうち、自衛隊の拉致部隊が海岸に上陸してみたら、ぜひ自分を連れて行ってくれという人たちが殺到していた、なんて事になるかもしれない。

滞在費用は日本政府が全て負担する。税金を使うわけだが、これまでだって日本はアメリカなどと協力して莫大な援助をあの国に送ってきた。それだって税金だ。
その額に比べれば１００人の１年間の滞在費なんて、たかが知れている。

これを行方不明の日本人拉致被害者の全ての真実が明らかになるまでしつこく繰り返すのだ。
外交は飴と鞭だと言うが、相手が本当に嫌がる事でないと制裁にはならない。
これなら戦争というわけでなし、拉致を担当する自衛隊員も良心の呵責とか感じないだろう。

ああいう常識が通じない国家相手には、こっちも常識はずれ、掟破りの手を考えてみるべきではないだろうか？