太陰暦を復活させよう
- カテゴリ:日記
- 2009/07/06 22:22:45
毎年七夕が近くなると思う事がある。
日本も太陰暦を復活させて、現在の太陽暦と併用するようにしてはどうだろうか?
7月7日は大体日本列島のほとんどが梅雨の真っ只中で晴れた星空を見られる可能性は低い。
旧暦の7月7日は大抵立秋の後だったそうで、晴れる確率は半々ぐらいだったらしい。だから「今年は晴れるかな?織姫と彦星会えるのかな?」と想いを巡らせる楽しみがあったわけだ。
現在では見られない確率の方が圧倒的に高いからそういうワクワク感は持てないだろう。
これは旧暦の日付をそのまま新暦に当てはめてしまったからだ。
もちろん日常生活や公式な行事、休日などは太陽暦に合わせるべきだが、本来太陰暦の季節感に基づいて行われる風俗行事は太陰暦の日付で行う方が良いのではないだろうか?
七夕などは別に休日になるわけではないから、毎年太陽暦での日付が変わってしまっても、星空が見られる時期にやる方が本来の風情を楽しめる。
お月見など、月に関わる年中行事はなおさら。今でも中秋の名月が見られる日は太陽暦では毎年違っていて、それに合わせている。
韓国や中国では今でも新年を太陰暦の日付で祝っている。
年に数回の季節の行事ぐらい、日本でも同じ様に出来ない事はないはずだ。
我輩が子供の頃、田舎のお年寄りの間には太陰暦の正月を「旧正月」と呼んで、元旦ほどではないが、親戚や近所の人が集まってご馳走並べて祝う風習が残っていた。
今では都会ではそんな風習は絶えている。田舎でもどれだけ残っているだろうか?
万国共通の太陽暦は確かに便利だし、否定する必要は無いが、太陰暦の日付での季節感に基づく伝統行事の場合、その意味が薄れてしまったり、何のためにその時期に行事をやるのか感覚的に理解出来ない、といった物も多いはずだ。
旧正月の祝いの様に、世代が下るごとに忘れられ、失われてしまう伝統が増えてしまうのではないだろうか?
いや、既に忘れ去られて途絶えてしまった物があるかもしれない。
だとしたら日本の文化、伝統の維持継承という点からは由々しい、もったいない話だ。
太陽暦のカレンダーの横に毎年の太陰歴の暦を掛けて、七夕のような季節感が大事な行事は敢えて旧暦の日付で行う。
そういう試みが必要な時代になっているのではないか?
毎年七夕が近づくと、そんな事を考える。
すぎて・・・コメントしづらいが・・・・あえて
がんばれ日本の行事
ワクワクしたいよ
食べ物も、夏野菜・冬野菜などの感覚もなくなってきて、
季節の趣とかがなくなって、人間の感情も希薄になってしまう気がします。
もっと、暦の行事を大切にする必要ありと思います。
まだ色濃く昔ながらの行事が残ってます~。
サグは旧正月も祝ってるよ^^
中華街で友達と暴れまくるねwww
最近中華街のボスが逮捕されてからおとなしくってつまんないけど。。。
彦星「7月7日は雨の日が多いからなぁ。こうなったも明治期の改暦のせいらしいぞ」
織姫「えー、じゃあ、会えなくなったのはグレゴリオ暦のせい?」
彦星「国立天文台では、"伝統的七夕"と称して旧暦での七夕を広める広報活動を行っているらしいけど」
織姫「初耳だわ。結局あまり普及なかったってこと?」
彦星「そんなことないよ。沖縄の石垣市ではそれに賛同した行事をやってるし」
織姫「七夕のためにわざわざ沖縄まで行くのも面倒ね」
彦星「うん。でも大都会だと、そもそも晴れていてもスモッグで星がよく見えないからねぇ」
織姫「じゃあ、私、プラネタリウムでいいわ」
彦星「・・・・・・」
少なくとも年に2回は織姫様と彦星さんは逢瀬を楽しんでいますね♪
宮城在住ではないですが、祖父が仙台に住んでいて、
夏休みに祖父の元へ帰ると、ちかくの大通りで七夕祭りをやっていました。
8月ともなれば今度は晴ればかりで、織姫と彦星の会える可能性はかなり高いですけど・・・(笑)