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フリオ・コルタサル「秘密の武器」「遊戯の終わり」


今回紹介するのはアルゼンチンの作家、フリオ・コルタサルの短編集
「秘密の武器」と「遊戯の終わり」(いずれも岩波文庫)です。

いわゆる日常を舞台にしながらも非日常を描く
フィクション/ファンタジーにあたる短篇の数々なのですが
作品の特徴としては第一には、
ほんの少しの”日常のズレ”が、大きな変化や破局に突き進んでいく作風です。
第二に言えるのが
時には子供達の物語があったり、時にはジャズや暴力が主体の荒々しい作品があったりと
様々な切り口からリアリティを描いていく腕前が実に見事な作家さんです。

時にはラブクラフト風のホラーもあったりと
変幻自在の上にクヲリティも高い短篇ですー




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