Nicotto Town


A Balearic Dinner


ホルヘ・ルイス・ボルヘス


友人になりたい有名人がテーマですね。

故人にはなりますが、本好きの私としては
アルゼンチンの大作家で幻想小説の大家、
ルイス・ホルヘ・ボルヘス
を挙げたいと思います~(´∀`)ノシ

今書かれてる純文学、幻想小説、ファンタジーをはじめ、
SFやゲームのシナリオなどにもかなり影響を与えた作家さんです。
現在は小説、詩、エッセイ、講義など、
大部分の作品が文庫や電子書籍で手に入ります。

ほぼ全ての作品が短篇や詩の短さですが、
しかし内容はトルストイやドストエフスキー級のテーマ量、知識量を
短い中に徹底的に叩き込むスタイルです。
その知識量に酔いながら、幻想や幻視、有り得ない無限や一瞬を楽しめますね。

幾つか手に入りやすいものを紹介しますと

岩波文庫『伝奇集』・・・・初期短篇『伝奇集』『工匠集』収録
    同『創造者』・・・・後期の幻想詩集

平凡社ライブラリー『エル・アレフ』・・・・永遠と不死がテーマの後期短篇集

集英社文庫『砂の本』・・・・後期短篇集『砂の本』、処女作『汚辱の世界史』、短篇『バラ色の街角の男』収録

等々です。
正直、パラドックスやアイロニー、皮肉文学に慣れてない方は読み難い本ですが、
本好きな方は様々な作品との共通点をちょっとずつ見つければ、
そこを入り口に読み解ける作品も多いですよ~

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2016/11/09 23:56
>碧さん
はい、ボルヘスは日本に来ての講演も、日本に関するエッセイも結構書いてますね~

講演やエッセイも、色んな作品や作家名を出して小難しくとっつきにくい感じですが、
内容は結構ざっくりと楽しい中身だったりしますよw
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2016/11/09 01:49
確か来日した時の講演か何かで寺山修二と質疑応答してましたね。
ボルヘス自身は「禅問答のようだった」と言ってたとか。



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