桃の節句 200ⓒゲットだｗん
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- 2017/03/03 18:53:31
ひな祭りがいつ頃始まったのか諸説ありますが、起源ははっきりしていません。
上巳(じょうし)の節会が宮中で行われていた平安時代、貴族階級の子供たちの間で「ひいな遊び」が流行っていました。現在で言うおままごとのようなもので、「ひいな」とは「小さくてかわいらしいもの」という意味があり、ひいな遊びで使われていた人形は人の代わりに厄を受けてくれると考えられ、厄祓いの流し雛として川や海に流されるようになりました。これが「ひな人形」の由来と考えられています。
行事としての上巳の節会と、ひいな遊びのひな人形が、長い時間をかけて重なり合い、現在の「ひな祭り」となりました。
江戸時代の初期、寛永6年(1629年)に京都御所(天皇が住んでらした場所)でひな祭りが催されました。その後、幕府の大奥(江戸城で将軍家の子女や女中が住んでいた場所)でもひな祭りを行うようになりました。
もともとは無病息災を願う厄祓いの節句でしたが、江戸時代の中期には、女の赤ちゃんが誕生したことを祝う初節句の風習が生まれ、女の子の誕生や健やかな成長を願う庶民のお祭りへと変化して、ひな祭りはますます盛んになりました。
