浮かれて 勝手に 作詩
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/06/02 09:05:49
アパートの ベランダ で ただ ひと り
夏の夜 に タバコなん か ふかして る
それも 静かに 星空を 見上 げ ・・・
姿 、形が セクシー に 感じ て
なんだか ちょっぴり 刹那 かっ た
灯る 煙に 吸い寄せられ て
だんだんと 短くなる まっしろな 棒【さき】 が
ここで 最期を 告げ て いるかの様 で
オレンジ 色 の 光は 一瞬 に 消え る
流れ星が 天【そら】を 渡る
儚さを どこか たどって 。。 。ゆ く
真冬の 季節に なりまし た
タバコを 片手で 挟んだま ま
身体から 抜けだした 蛍は どうして る?
苦しみ や 痛み は
タバコで 麻痺させ た
・・ ・ はずだったの に
こころ だけ は 生きたがっ た
流れ星が 天【そら】を 渡る
存在を 線で たどって 。。 。ゆ く
今 大きな 塊だけの うごかない 者に
さよなら して る
眠る 前は
蛍じゃなかっ た
蛍族とは 呼ばれていたけ ど
流れ星が 天【そら】を 渡る
ゆっく り 街を 見下ろしなが ら
月の 明かりを 目印にし て
「 蛍 」