作 詩
- カテゴリ:小説/詩
- 2021/04/06 22:07:10
掠れた こえの 床の間 で 運んだ 口 に アイスクリーム
ストロベリー チーズ ケーキ 味のする そ・・・れ が
昔の 初恋を 想わせ た
プールサイドへ 呼び出して 告白したんだっけなぁ
『・・・好き 』
幼い くせに カッコ つけて た
会いたいと 今は おもわないけど
あの日のあの時間の 心の中のアルバ ムが
くすぶり はじめ た
微熱くらいは 出ていたのかもしれな い
甘・・・い だけど 酸味が 利いてる
ストロベリー チーズ ケーキ 味のする それ が
遠い 懐かしさを 感じさせ た
同じクラスの コ と 一緒に 帰った だけなのに
嫉妬 して・・・た っけ
自分だけのものという 独占 欲を つらぬい た
バレンタインを 知って 大人ぶり
チョコレートを 渡 して た
会いたいと 今は おもわないけど
あの日のあの記憶の 心の中のアルバ ムが
ページを 開く
廻りに 茶化されて ファースト kiss を 覚え た
クラスメイト 達から からかわれると
芸能人が 浴びている スキャンダルを
騒ぎ立てられてるかのよう・・・で
愛は 解らない 才【とし】 だったけど
好きだったんだよ 君のこと
会いたいと 今は おもわないけど
あの日のあの時間の 心の中のアルバ ムが
くすぶり はじめ た
君は なにもいわずに 転校して いった・・・ね
あ・・・いたいと 今は おもわないけど
残り少ない アイスクリームに 切なさ が
こころの中の アルバム は また
ゆっくりと 閉じられ てく
ああ
床の間の ちいさな タイムスリップ
『 ストロベリー チーズケーキ ~ はつ恋 』
お返事が 大変 遅くな;りまし た
そんな風に 仰られた事が あまり ないので
正直 なんと お返事を 返して良いのか 悩みまし た
忘れて いた 過去が 何かのきっかけで よみがえって 来るような
感覚 を お伝えすることが できてよかったです☆
過去の淡い 恋は 風邪の微熱と アイスクリームの瞬間 だけ に 酔い
懐かしさ だけを 味わえるという 詩でし た
通りすがりにやって参りました。
なんかすごく引き付けられてしまう詩です。意味ありげにスペースで言葉を区切るやり方に、なにか隠された意図が見えてくるようで見えない不思議さ。「心の中のアルバ ムが くすぶり はじめ た」とか「心の中のアルバ ムが ページを 開く」という表現のなかに私は、忘れていた過去が何かのきっかけでよみがえって来たような感覚に囚われます。あ! そうか・・・『 ストロベリー チーズケーキ ~ はつ恋 』のレビューなのか、納得。実に美味しそうですね。