税金のない国
- カテゴリ:ニュース
- 2009/11/15 19:04:22
国際会議でシンガポールへ行っている鳩山首相がブルネイ国王との会談の中で、ブルネイには日本の「所得税」にあたる税金がない事に触れ「日本国民もブルネイに移住したがるでしょう」てな発言をした、といって一部のひんしゅくを買ったそうだ。
ご本人はあくまで冗談かつブルネイ国王へのお愛想のつもりで言った言葉だろうが、日本国内での増税が議論されている真っ最中に、どういう言い草だ?!と怒りたくもなるだろう。
さてブルネイに限らず、産油国には本当に所得税の無い国がけっこうある。
サウジアラビア然り、UAE(アラブ首長国連邦)然り、クウェート然りである。
普通の国では、税金というのは公的サービス、つまり警察とか消防とか各地の役所とかの経費を国民に負担してもらうための対価と考える。
つまり犯罪や災害などのいざという時に助けてくれる公的機関を日頃から養っておくために国民がお金を出し合うのは当然、それが税金だ。
が、豊富な石油資源を持ちオイルマネーで潤っている産油国の一部、特にイスラム教の国では、政府や公的機関はそもそも王族の経営する王政補佐機関である。
警察や消防やその他の公的サービスは王家から国民への施しなのである。
だからその経費は王室が負担すべき物という理屈になる。だから国民から所得税のような形の税金は取らない。
それでも政府や公的機関がちゃんと成り立つのだから、すごい金持ちぶりである。
どこの国かは忘れたが、以前やはりアラブ産油国のある王子が、王族には珍しい質素な生活をしているという話があった。その王子の住まいは一応宮殿なのに、部屋数が「たった30ぐらいしかない。なんと慎ましい」という話だった。
ただし本当に税金にあたる物が一切ないかというと厳密にはそうでもない。
イスラム教国の場合、政府の代わりに宗教指導者の組織が一種の宗教税を徴収する。また金持ちには「ザカート」と呼ばれる、貧しい人たちへの寄付みたいな物が事実上強制されている。
ただ、こういう宗教税の金額は必ずしも個人の所得額に応じていないし、ザカートは払わない事も不可能ではない。
だから税金の無い国というのは、あながち誇張ではないのだ。
ただし、そういう税金の無い国は全て王政であって、思想や信教の自由は無いか大きく制限されている。女性差別も厳しい。サウジアラビアでは未だに女性が自動車を運転する事さえ禁止されている。日本人にとって住みやすいかどうかは別だろう。
なにより我輩は多少日本の税金が高くてもそういう国に移住する気にはなれない。
イスラムの国では一切のアルコール、つまりお酒を飲む事は最大のタブーである。
酒が飲めない税金天国よりは、税金があっても自由に酒が飲める日本の方が、我輩にとってはまだましである。少なくとも現在程度なら。
いろんな状況があるんですね。とくに、女性差別なんてとんでもない。
それにしても、国民の生活費1人どれだけあれば生活できると計算してるんだろう?
生活保護だの、子育て支援だのいろいろ言うけど基準が本当にわからない。
飲めないのは致命的ですよね♫
税金がなければいいという問題でもぜんぜん無いんですよね。
場所によっては給料の70%が税金に消える国もありますから・・・。
ただしそこの場合は老後の積立金になっていて、
年をとってからの生活がきちんと保障されてるんですよね。
私はできることならこの制度を日本には見習って欲しいです。
今の人の年金で年寄りまかなう制度を見直して欲しい‼
税が あっても正しく使われるのならok
子供や老後など 安心してすごせるよう使って欲しい
まぁ 女子供が夜一人で歩いていても
ある程度 安全な日本は 良い国なんだと思いたい
節約できますね^^それはいいなぁ。
けど、サウジアラビアの女性車を運転禁止はいやですね。
私免許大人になったらほしいし、
まぁ、まだまだ先の事ですけどね^^;
後、訪問感謝しています^^
少数の人間が、お金というか「富」を使うとする
例えば、この前の「定額給付金」
一人の人間の口座に2兆円規模のお金を振り込んだって
そいつの周りしか経済効果はないけど
国民一人々に
つまり、満遍なく2万をバラ撒けば
国内の至る所で、小さな経済効果が生まれるワケだけど
では、当時(今もだけど)の報道姿勢はどうだったか?
「バラ撒き批判」だった。
オレ、こういう事
皆が忘れかけてる頃に思い出すタイプでして。
おかしいと思います。。子供の学習ノートまで、税金とりますから、、
政治家の方達は2世も多く庶民の暮らしを理解できてないと思いますよ。。
介護問題にしても、、1週間仕事してみたらわかると思います。。
ワークシェアリング。。も考えにいれていかないと、いかんとは思います。。
お金をかけなくても、豊かな気持ちで人に自然にやさしいシステム。。。
若者が未来に希望をもてるような、ハンデのある人でもかつやくできるような、そんな風になっていけたらいいと思います。。
物を売り買いするよりも、人としての何か、、、そういう事にもっと価値を見いだせる世の中に、、なって欲しいです。。
(北欧にその傾向が強いらしい)、集めた税金がきちんと正しく使われる、
すなわち税負担以上の利益がもたらされるとの認識があれば
必ずしも税金のない国がありがたがられるという訳でもないでしょう。
ただ、わが国の行政が国民に対して税負担以上の利益を還元しているか
というと…どうでしょうかねぇ。
現在、内閣主導で事業仕分けが進行しています。
「負担以上の利益を還元しない事業は中止・縮小・改善を」
というのがその趣旨なので、この仕分け作業の責任は重大です。
日本は天然資源が乏しいので、集権的な一致団結が必要なのかなぁ、と思います。
現時点での税金制度を否定しませぬ。
まぁ。国民が、期待しているほどのサービスを受けているかどうかは・・・判断しかねますがw
税金にしても、投資しているほどのサービスを受けているかどうかは・・・もっと判断しかねますw
(関係ありませんが、財源確保が難しければ一部公約の撤回とか言ってたような・・・?(偏見ならスイマセン。
ちゃんと(財源の予想上限値や予想下限値を)想定したうえで公約を掲げるべきなんじゃあ?と思いました。)
お酒。まだ大々的に増税はされてませんが、たばこに引き続き
「酒類も増税ー」とか言い始めたら、さすがに怒るかも。
税金を払うというのは古来義務でもあったけど権利でもあった。
だから普通選挙というのは私達が考える以上に大きな制度改革だったとも言えますね。
普通選挙は税金を払ってなくても投票できるという制度ですから。
オイルマネーで潤っている国々の懸案はオイル枯渇後の国民生活の維持でしょう。
そういった意味では資源のない国は国民力の維持によってしか国力の維持はできないという覚悟ができるはずなのです。
子育ても老後も医療も教育も、、安心できるように、、今までのつけがかなりあるので、大変だと思いますが、とりあえず、がんばってほしいものです。。
ドバイの高級ホテルに神田うのちゃんが新婚旅行で行った時、
外国人の出入りする所はお酒もOKだったし、ホテルのプールでは水着のおねいさんもいて、
ハラルに触れそうな格好でした。
詳しくは解りませんが。
燃えない水が
豊富に湧き出る国が、あるとかないとか・・・。