ノンさんの日記 | ニコッとタウン

ハロウィンの　話・・・

カテゴリ：自作小説
2016/10/31 11:12:09

！　　それ　は　　　　たまた　ま　　購入した苗から
はじまっ　た。。　。

まさ　か

あんな　　　も、ノ、　　　　が　　紛れ込んで　いたな；ん　　て　・・　・

『　ありがとう　　ございまし　た・・・　』

【秋に向　けての　　はじめての　さつま芋　づく　り。

ワクワクします　ね☆

うまく　できた　ら　　そちらに　　　さつま芋の　苗を　送ります　】

送信

・・・

・・・・・・・・・・　！

さつまい　も　　の苗を　買って　直後
お店から出た、わたしは　　メールを　　送っ　た。

【　へぇ・・・

それは　　　愉　しみだ　ね♪～

僕　は　　　苗より　芋の方が　いい　な

サツマイモ　は　　病害が　なくて　簡単の様だよ　？　】

おつきあいという　わけでは　　ないけれど　気になる人とのメー　ル。

返って来る、返信　に　　　きらめ　く　　気持ちが　踊る。

アパートの　近くに　あり、　借りてい　る　少しの畑に

向かいながら　も　　携帯電話を　片手で　　観ながら

わたしは　　気軽に　文字を打つ。

【　わかりました　(*^^)v

さつま芋と　　苗、　両方を　送ります　♡】

送信

歩い　て　　しばらくする　と　　畑が　　見えて来　た。

スコップ、　じょうろ　　　　　それか　・・・ら

うまく　　いくかし　ら？

初めての菜園だけど　　秋が　　待ち遠しい　　　わ

苗を　購入　した　　月　は　　　　四月だったので

５月、　６月と　　流れてゆ　き

７月・・・　が　　　終わり
地獄の暑さ　を　支配する　８月　も　　　な；んと　か　　　しの　ぎ

９月　、　１０月・・・・　。

明日から　　　もう　１１月　　　な、の　ね。。　。

今日　は　　　　ハロウィン　だから　　　なの　か
外も　　にぎわいでい　た。

わたし　が　　　畑に　　行くと　　　なぜか　子供が　　たおれてい　る。

抱き起したと　　同時に　わたしは　　青くなって　きた。
息を　していないの　だ。

幸い、　一人だけで　済んだようだ　　が　？

謎の死を　遂げた　子は　　　心臓　発作と　　かたづけられ　た。

サツマイモの方は　　　大　成功で
わたしは　　そこだけは　　うれしくなっ　た。

苦労して　　育てたんだも　の。

収穫を　　終えたので　　アパートへ　帰ろうとしたと　き

つい、　さっき　　「さつま芋　　を　わけて欲し　い」　と
言ってきた、隣人さん　が　　急に　死んでしまっ　た　のだという。

聴くところに　　因ると　　畑で　　倒れていたのだ　そう。

これで　　死人は　　２人　と　　　な；ってしまっ　た。

ハロウィン　の日　、　　現実に　　奇妙な事が　　おこるなん　て・・・

ニュースでも　　　話題を　　呼ん　だ。

『　〇〇〇県　　△△　△　市の　一一　一　と、　ある
さつま芋が　植えてある畑で

な　、　ぜか　　サツマイモを　　手にしたまま　の状態で

死亡する　という事件が　　　起こりまし　た・・・　』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　。

『　二人の死因は　　　心臓発作　　だそうです　　が　』

【　、　それ　　本？当　に　　　　さつま芋　　なの　　(・・?　　】

！　　え

【・・・そう　　　言われてみる　と

でも、　　わたしが　食べたのは　　確かに
さつま芋　そのもの　よ？　　　観た目にも　間違いが　　な；かったし　】

送信

〇〇　〇地区の　　アパート　　××　×　付近　は　　　　呪われてい　る・・・

そんな　噂も　　　立ち　込め　た。

『　イゾル　テ　　失尾【シツ　オ】　』

名前からしても、　　縁起の良い　アパート名では　　　ないけど

だ　けど　、噂まで　立てられたら　　ここ　の住人として
いい気はし　ない。

失尾　　貞夫【　しつお　　さだお　】　　これが　大家さんの名前。

他人とは　　変わった視点を　　持ち、　縁起の悪いものを
好む　と　　聴いた事が　　どこかで　　あるけど

性格の　　　悪い人では　　　　なさそう　だし

ここまで　　言わなくて　　・・・　も。

≪　それ　　本？当　に　　　　さつま芋　　なの　？？　？　　≫

わたしの頭　に　　　　　あ　、・・・！　のメールの文字が　過る。

そ・・・・　？　いえば

さつま芋の　畑の　近くにも、　蔓のような　植物が
生えていたよう　？

な

た；ぶん、　、あ、　れも　　さつまい　も　　　だとは　思う。

！　その瞬間【とき】　　だっ　た。

メールが　　届いたの　　　　　は。

【　しんじられないかもしれない　　が　　　　よく

聴いて欲し　い　　！　　】

・・・わたしは　　携帯　電話の　画面を　　　じ　っと　覗き込ん　だ。

【　”　マンドレイク　”　　　という　植物で

この世の物　では　　　　！　ない】

「！　」

わたしは　　メールの　続きを　読ん　だ。

『　根を抜いた瞬間に　出す　　泣き声を　聴くと　死ぬ　。　。　　。　　』

【　一見、　さつまいも　　　か、　山芋に　観えるけど

ワラ人形のかたち　を　　しているん　だ　】

メールを　読んだ　　　わたしは　・・　！・　ゾッとして
何者か　が　　　背中に　はり付いた　ような　身震い　を　憶え　た。

畑で　　イタズラを　　していた　　子・・・

マンドレイク　　を　　引っこ抜いて　あそんでしまっ　た。

そし　て、　　隣人　も　　　さつま芋　　　と　誤って
マンドレイク　を　獲ってしまっ　た。

だから　　死んだの　　ね　。。　。

信じ難い　話では　、あるが、　　つじつまは　　　合ってしま；う。

二度と　こんな　悲惨な　事が　起きないように　　と
マンドレイクの　　撤去する方法を　　訊いた　が　　　　残酷だっ　た。　　

『　まず、　　犬を紐でマンドレイクに繋　ぎ
自分は　遠くへ行き、そこから犬を呼び寄せる。すると

犬は自分のもとに　駆け寄ろうとするので、その勢いでマンドレイクが抜ける。

犬は悲鳴で死んでしまうが、犬　一匹の犠牲で無事に
マンドレイクを抜く　ことができるという　　・・　・　』

そん　な、　　植物の事など　　政府は　　耳を　傾けても　　くれないだろ　う。

自分　達で　　やるし　か　　ないの　ね。

野良　　犬を　　　拾ってき　た。

名前　も　　　付　けて　懐かせ　た。

ジョン、　ロン、　ジル　、　ヴィズ、　　　ラズ・・　・　。

可愛かったけど　　　わたしが　拒絶すると　替わりに
メールの相手が　　やってくれたん　だ。

　
人間のため　に　　犠牲になっ　た　　５匹の　いぬ　の
冥福を　祈っ　た。

わたしは　　　何日　　　　、も　　　泣き続け　た。

泣き続け　て、　メールの相手に　　慰めら　れ
二人で　５匹の　墓を　　つくっ　た。

イゾル　テ　　失尾　　　　を　改め、　　　アパート名を

シヤン　ハイム　と　改名し　た。

5匹の　犬の事を　忘れないよう　　に　。
そんな　願いから　　だっ　た。

殺生を　犯した　罪からなのだろ　　　う。

わたしと　　その人　との　間　に　　子を
授かる　事は　　　　　なかっ　た。

でも

犬を　飼っ　た。

たったの１匹　　　　だけ　　ど

bonheur 　　　ボヌール

フランス語で　　幸福と　　名付け　た。

犠牲になっ　て、　生き続ける事が　できなかっ　た　分
わたしは　　　愛を　込めて　　名を　　呼ん　だ。

「　　ボヌール　！！　！　　　」　っ

キャバリアに　　近い　　雑種の　オスが

〈ワン　　、ワン〉　鳴きながら　　寄って　来　た。