! 夏なので 意味なく 作詩
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/07/10 11:21:24
透明に 光を 放つ
紫陽花が ・・・さみし い
向いに 在った はずの もうひとつの 紫陽花 へ
露に 濡れ る 小雨に 紛れ て
好きだった 想い を ひと つ ひ とつ
さよなら も 言えず に
・・・ふと 去ったか ら
雫しか 光らせられず に
ただ ひ っそりと
紫陽花じゃ 涙なん て
こぼせない 人間じゃないか ら
綺麗だけど
光を 観せる 紫陽花は
・・・哀しい
向いに 在った はずの もうひとつの 紫陽花 へ
あい! たい ひとめ で い い
面影【そら似】 だけでも 夢に 観させ て
いくら 雨が 強くなって も
ずぶぬれと なって も
この悲しみだけは みえない
誰も 知らな い
紫陽花は 風邪を ひかない
人間のように は
呼吸が 息苦しく ないけど 心が 苦しい
紫陽花じゃ 涙なん て
こぼせない 人間じゃないか ら
だけど それ は 言い訳 で
紫陽花にも 涙は 流せ た
言葉にならない あふれた
大雨が 紫陽花には 替わりの 涙・・ ・
葉っぱ には 沢山 重すぎて
しとし と
真下の ふやけた 土は
突然 姿を 消した 紫陽花を しってい た
理由【にんげん】という 都合で
いなくなったこ と 知ってい た
「 梅雨~ 紫陽花 」