Nicotto Town


感情の破片・・・ 。 


気を 紛らわしたくて 作詩



眠りから 覚めると  誰・・・?  かが
聴いては いられないくらいの ピアノを 鳴らすの よ


その鈍く 重い 空気から 伝わって来る  音が
よけいに 感情【きもち】 を 不快にさせ る



!! ! ちゃんと 何か の 曲 を  弾い て



・・・私 は
ただ 強く



鍵盤を 叩かれるだけの  存在じゃな い


どこにでもある ピアノだけど
形として いま は  存在してる・・・の



だれが どう 視て も
私は  ピア ノ





ゆっくりと 流れる 時間 は  意地悪・・・ね
早く 経過したなら もっと すぐ 残酷な 戯曲を 終われたん だ






急な 土砂降りに 外が  ・・・なって来 た
だれかを ずぶぬれに しそうなくら い


勢いが 強いか ら  浴びると 凍えそう よ




!! ! 止むまで  そ・・・っとしておい て
想い切 り 地面を 叩けば 気が済むは ず

いま わたし は  自然の創り出した 楽器な の
 
  

傘も 差さないで 真冬の雨に とびだしたな ら
針のように 身に 刺さる 想いを する だけ




ゆっくりと 流れる 時間 は  意地悪・・・ね
現実【ほんとう】 は 何もかも 知っていて

遅く  うごいてるん だ






この雨と 同じよう・・・に  部屋の 中では
真っ黒な ピアノ が 激しく 鳴ってい る



もし 引き合わせる事 が  できたな ら

ものすごい 雨も 音も  停まる だろう・・・か ?




知らないだけで  似ては  いるの  に 
ほら ? そこにいるの  に


・・・気がつかないん  だ




せめて  ・・・そうだ な
ちょっと 刹那 の 間だけ 音楽を かけてあげ る



時間【とき】 が  経つまで
哀愁を かけてあげ る



それなら  洗い流せるんじゃない か?






!! ! ちゃんと 何か の 曲 を  弾い て

( 曲に 乗れてるみた い  まるで



!! ! 止むまで  そ・・・っとしておい て

( 音楽に かき消されて いるから 気にせずに いられ る 




ずっと さ迷っていた魂【こと】が 解放され た
これから ひかりへと 変わるん だ


 
ピアノ へ  光・・・ を



部屋中 には  ピアノが 静寂を


真夜中には  鳴っていたけど

それぞれが もたらす 





ゆっくりと 流れる 時間 は  意地悪・・・ね
早く 経過したなら もっと すぐ 残酷な 戯曲を 終われたん だ






「 存在 ~ Tap 」










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