学費のために処女を売った19歳
- カテゴリ:ニュース
- 2010/02/08 18:27:50
先日のAPという通信社の記事に、誉めるべきか怒るべきか迷うニュースがあった。
ニュージーランドで19歳の女の子が自分の処女をネットオークションに出品し、見事4万5千NZドルで落札されたというのである。
で逮捕とかされたのか?と思ったら、なんとニュージーランドでは売春が合法なので(これだけでも意外だったが)、この「処女オークション」も法律的にはなんら問題ないと、警察の偉い人が断言したそうだ。
この19歳の女の子、何故そんな事をしたのかと聞かれて、これまたなんと「大学の学費を稼ぐため」と答えたそうだ。
4万5千NZドルを今日の為替相場で計算してみたら日本円で270万円よりちょっと多いぐらいの金額。
人口より羊の数の方が多いというのんびりした国だから、物価水準も日本よりだいぶ低いと聞いている。であれば、270万円で大学4年分の授業料ぐらいには十分なるのだろう。
ニュージーランドはオーストラリアと同じく、英国の植民地から独立した国で今でも大英連邦のメンバーで、英国的社会の特徴を色濃く残した国である。
一面では、裕福な上流階級と労働者階級にはっきり分かれた「階級社会」の国である。
この話、日本でやったら間違いなく警察沙汰だが、このニュージーランドの女の子の場合、怒るべきかどうか迷ってしまった。
我輩も道徳的には反対なのだが、「大学の学費を用意するため」という理由でやったと言われると、どうも単純に不道徳な!と非難しにくい気分になる。
おそらく両親は労働者階級で、そんな大金を娘の進学のために用意出来ないのだろう。
で、自分で学費を工面したわけだ。
オーストラリアやニュージーランドを含む欧州系白人の国では、普通の家庭の子供が大学に行きたいなら、学費は自分で何とかするのが当たり前という場合が多い。
しかしその手段が「自分の処女をネットオークションで売る」とは・・・
いくらかの地では合法的とは言え、そこまでしないと大学に行けず、将来も開けない国と見るべきなのだろうか?
それとも、セックスに寛容なお国柄、そこまでして大学に行きたいという熱意を誉めてあげるべきなのだろうか?
授業料や給食費を滞納して悪びれもせず平然としている親子が多くいるどこかの国と比べると、その志だけはご立派という気もするのだが、女性のみなさんはどう感じるだろうか?
地震だいじょうぶですか?
(困らなくても売る人もいる…笑)
売らない人にとっては、売る人はたいそう迷惑だろうと思うのです。
なぜかというと、世の中の親をはじめとするオトナは
全然いい人ばかりではなく
娘さんの意思や人格を無視している場合も多いので
「隣のうちのお嬢さんは売春したよ。(オマエもしてくれないか)」
などと愛を込めて言う親も決して珍しくありません。
今も地方によってはたくさんあるときいてます。
観光へ行ったら地元のおじいさんが笑いながら
「あそこから入ってくとこ、いわゆる赤線だよぉ」と
おしえてくれてびっくりしたことがあります。
やりたいひとが合法の範囲でやるのは
勝手にやってくれとおもいます。
ただ、それを見て「うちの娘もかせいでくれまいか」と思う親御さんや
「なーんだ、売ってもいいって子もいるんだ、もしかしてあの子もほんとはオッケー?」
などと考える大人には
もう少し勉強してほしいです。
まっ、しかしオークションにかけて大騒ぎにするあたり、
このお嬢さんは
社会や周囲の誰かへのあてこすりもありそうですわな。
オークションだと、円光とは違い相手を選べないのがつらいところ(?)ですが、
日本の価値観では語れないはなしですね。
もし日本での話なら非難しますけどw
そうまでして、卒業後、それに見合ったものが得られるのかどうか、怪しいものですが。。。
そこは価値観の違い、環境の違い、なんでしょうか。
重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが、
>授業料や給食費を滞納して悪びれもせず平然としている親子が多くいるどこかの国
増えてはいるけど、多くはないですよ^^;
私が想定した国のことなら、ですが。。。地域差もあるのかな。。。
国情がよくわからないだけに「大学の学費」という理由がその国でどう受け止められているのかよくわかりませんが・・・
ただ、人間自分で想像できないことはできないそうですから、彼女の発想の中に嫌々かどうかはわからないにしても、「売春でお金を稼ぐことはあり」というのがあったのでしょうね。
私個人の価値観ではNGですが「所変われば品変わる」と言いますし難しい問題ですね。
学費の為といえどあまりいい事ではないと思いますが・・・。
日本は恵まれてるな~としみじみ。。。
どんな事情があったのかはわかりませんが、
学費のためとはいえ、やはり賛成も奨励もできません。
それにしても、何でも売れる時代なんですねえ・・・
体外受精やクローン、PS(万能)細胞といった生命・生物工学の分野が一番顕著ですが
「神の領域」や「パンドラの箱」と言われる分野までなんのためらいもなく踏み込んで行く
状況であれば、善悪の判断基準も曖昧にならざるを得ないでしょうね。
そういえば、自分の名前を付ける権利をオークションで売ったと言うアメリカの若者も居るそうで^^;
なんとも・・・オークションって何なのか?と首を傾げたくなります。
お国柄が違うといえばそうかもしれませんが、ほめられることでは決してありませんね。
学費というのは、どうも「?」です。
本心なの?って感じ。
体を売る行為をしなくては生きていけない世界があります。
学費の工面だけですんだ分マシな話だと思いますね。
しかも、かなりな高額です・・・。
正直きれい事だけで食べていけないのが世界なのでいいおではにでしょうか?
本当にいいのかと言う意味では、答えはNOですが・・人それぞれ事情があります。
正しくないけどやらなければいけない・・・そんな事ってあると思いますですよ。
日本人の価値観は当てはまらないような気がしますね。
学歴だけじゃいい会社に入れないし、そこまでして大学にいこうと思う人などおらんでしょう
この記事をネットで知った時の感想でした。
ただ、20年たらずの間に、中学生の妊娠を扱った「金八先生」が世間の物議をかもした時代から
援交の時代へと変わってしまったし・・・・
なんとも言えませんね・・
思い出すのは、貧しい国の、売春で家族を養っている十代の女の子をテレビで見た時の衝撃です。
「エイズに感染するのは怖くないの?」
そう聞かれた女の子が
「エイズに感染しても、すぐには死なない。私たちには、今日の晩ご飯のお金が要るの」
と、答えたことは忘れられません。
同じ「体を売る」行為でも、重みが違う、という事はあるような気がします。
これもまた、個人的な感想ですね。(^-^;