ツバルからヤマト発進
- カテゴリ：アニメ
- 2010/06/25 21:07:34
ツバルという国を聞いた事ぐらいはあると思う。オーストラリアの北北東の南太平洋上にある小さな島の集まった国。
海抜が最高でもわずか５メートルしかなく、地球温暖化による海面上昇が続くと国全体が海に沈んでしまうと心配されている。よくテレビのドキュメンタリーで取り上げられる。
この国、Wikipedia によれば、総面積２６平方キロメートル、人口９，６５２人というミニ国家である。が、英連邦の一員で国連にも加盟しているれっきとした独立国家である。
サイズがそうだから産業と呼べる物は無いに等しい。だがれっきとした独立国家なので独自のお金や切手を発行出来る。
それを活かしてユニークな切手やコインを発行して外国のマニアに売る、というビジネスを国を挙げてやっていて、その手のマニアの間では昔から有名だったらしい。
さて今回、そのツバルが何と！「宇宙戦艦ヤマト」の誕生３５周年記念の金貨と銀貨を枚数限定で発行したそうである。
写真を見たい人はここ↓
http://iei.jp/goods_html/6930118.html?press
ヤマトと登場人物が描いてある方が裏面で、表面にはイギリスの女王・エリザベス２世の肖像が刻まれている。
もちろん、少なくともツバルでは、お金として使用出来るそうだ。
金貨が１オンスの重さで１００ツバル・ドル。日本での発売価格は275,000円。
銀貨が５オンスの重さで５ツバル・ドル。日本での発売価格は59,800円。
高いと思うかどうかは人によるだろうが、ヤマトの熱狂的ファンなら買うだろうな。
我輩も無理すれば銀貨の方なら買えないこともない。もっとも本当にそれやった日にゃカミさんに殺されるだろうが・・・
思えばアニメに出てきたイスカンダルは陸地が極端に少ない水の惑星だった。
この辺のイメージがツバルの人にうけたのかもしれない。
しかし、日本のアニメが南太平洋の島国でも人気で、しかもその国がわざわざ記念金貨・銀貨を発行とは・・・
ううむ、日本アニメ恐るべし・・・・・
ちなみに第一作のヤマトは地球を放射能汚染から救う装置を取りに行くため旅立ったが、今リメークされたらさしずめ、地球温暖化を阻止する何かを取りに行く、という話になるかもしれない。
なんとか地球温暖化を防止して、こんなしゃれたコインを発行してくれる国が海に沈まないでいて欲しいものである。
満潮になるたびに潮水に浸かっていては農作物も期待できず大変でしょうね。
温暖化防止は実際問題として可能なんでしょうか。
太陽の核融合が異常増進したため、1年以内に地球は灼熱地獄と化して
すべての生命体が死滅してしまう…という設定でした。
が歌ってましたね。
すごいなぁーヤマト。。。
こわいですよね。