Nicotto Town



AGC38はアイドル足りうるか?

AGC38と言う面白い試みが進行中である。
いわゆる二次元美少女キャラなのだが、38人の二次元アイドルを個別に貸し出す、というのだ。

詳しい事はオフィシャルサイトで。

http://agc38.com/

埼玉県鷲宮神社が「らき☆すた」のキャラを使って、訪問客増に成功したあたりから二次元キャラでの町おこしが人気になり、いろんな美少女キャラが使われるようになった。
だが、どこもかしこも似たようなアニメ絵ばかりだし、こうも増えると新鮮味はなくなってくる。

またオリジナルのキャラの場合、個別にCGアーティストやイラストレーターに依頼するのだろうが、それだと費用が高くつく。
予算が限られているとアーティスト側も凝れるレベルに限界があるので、「またかよ」という感じになってきてしまう。

このAGC38というプロジェクト、それならいろんなタイプの美少女キャラをあらかじめ用意しておき、そういう町おこしやイベントで二次元キャラを使いたいという自治体や商店街などに定額料金で自由に使ってもらおう、という話なのだ。

自治体や商店街にとっては、いちいち新規にイラストレーターなどを探さなくて済む。
また、使える二次元キャラの絵のレベルなどが最初から分かっているから、計画も立てやすいだろう。

38体のキャラ全てに専属の声優がCVとして付いていて、要望があればテーマソングを歌ってくれたり、オリジナル曲のCDを作成したり、も可能らしい。

興味深いのは「二次創作」を許可しているところである。
常識的な範囲内での使用なら、たとえば同人誌などにAGC38のキャラを使ってもOKなのだそうだ。

普通この手のキャラの二次創作は、厳密には著作権侵害になるのだが、エロ系やバイオレンス系でなければ、どうぞご自由に使って下さい、という基本スタンスらしい。
二次創作を自由にやらせて認知度が上がれば、放っておいても宣伝になるわけで、二次創作を否定する事にやっきになってきたこの種の商品では画期的な試みと言える。

まだ成功するかどうかは未知数だろうが、二次元キャラを使ったビジネスの新しいモデルになり得る可能性は大いにあるかもしれない。

さて、このサイトの「About AGC38」にこういう一文があった。
「彼女達は、我が儘を言うことも、歳をとることも、スキャンダルを起こさないという」メリットがあるのだそうだ。

同じくアルファベット3文字と二桁の数字がつく、どこかのアイドルグループへの皮肉に見えてしまうのは、オジサン世代の勘ぐりすぎだろうか?

アバター
2011/02/28 21:56
キャラは歳取らないけど、声優は歳取るよなぁと屁理屈をこねてみたり。

同じキャラ使用している団体同士で交流の輪を広げるとかいったところまで行けたらそれなりに普遍化しそうなんですが。
そこまであきられずにいられるかが鍵になりそうですね。
アバター
2011/02/28 16:23
へー

面白い事を考える人がいるんですねー

どうなんでしょうか?

行く末が気になります。。




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