放射能の健康被害防止法
- カテゴリ:美容/健康
- 2011/05/20 21:54:19
静岡あたりからまで放射性物質の農作物汚染が見つかっている。
東京あたりでも、目立たないだけである程度の放射性物質が降り積もっていると考えた方がいいだろう。
もちろん、原発の作業員や高濃度の被曝を既にした人たちは別だが、避難する程ではない東京あたりでも、放射線による健康被害を防止する工夫をしておいた方がいい。
一時放射性ヨウ素が騒がれたが、新たに大量に空中に勢いよくまき散らされていなければ、半減期が8日と短いからほとんど別の元素に変わっているはずだ。
放射性ヨウ素にさらされた場合、直前に高濃度のヨウ素を含む薬剤を服用しておけばいい、という話はもう有名になった。
ヨウ素は甲状腺という器官に大量に吸収され、それから甲状腺ホルモンの一部になって全身を駆け巡る。
だから、あらかじめ甲状腺を放射性でないヨウ素で満タンにしておけば、放射性ヨウ素は体内に吸収されにくくなる、という理屈だ。
今回遠方まで降り注いだ放射性物質は主にセシウムとストロンチウムだと推定されている。
セシウムはカリウム、ストロンチウムはカルシウムに化学的性質が似ているため、体内に取り込まれやすい。
ならば、放射性ヨウ素とヨウ素剤の関係と同じ事が言えるはずだ。
カルシウムを含んだ食品を毎日豊富に摂取しておけば、放射性ストロンチウムが体内に取り込まれる可能性は低くなる。
骨に入り込まなければ、いずれ排泄物として出ていくから、牛乳、豆腐などを意識的に摂りましょう、という事になる。
カリウムも人体に重要なミネラルの一種であり、緑黄色野菜や果物に多く含まれる。
カリウムが体内にたっぷりあれば、体が放射性セシウムをカリウムと間違って吸収してしまう可能性も低くなる。
外部被曝であれ、放射性物質が体内に入り込んでしまって起きる内部被曝であれ、健康被害は以下のようなプロセスで起きる。
放射線、特にガンマー線は透過力が強いため、細胞内部のDNAをばらばらに壊してしまう。
細胞核が破壊されるとその細胞が「壊死する」と言って、ぐずぐずに形が崩れて壊れてしまう。
だが、原発から遠く離れた場所では一気にここまでは行かないだろう。
DNAが部分的にせよ壊れた細胞は、細胞分裂をして増殖する時に遺伝子情報のコピーミスを起こす。
つまり欠陥品の細胞が出来てしまうわけだ。
欠陥品の細胞は自らの形を維持できずにすぐに壊死するか、がん細胞になる。
ただし、放射能の影響とかが全くない環境での健康な人でも、体内では一日あたり数十個程度のがん細胞は常に発生していると言う。
がん細胞は人体にとって異物なので、普通の健康状態の人なら免疫細胞によってすぐに補殺される。
高齢だったり、何らかの理由で体力が低下して免疫力が落ちていると、がん細胞の増加のペースに免疫細胞の増殖がついて行けず、がん細胞の塊が出来てしまう。
この塊が成長し始めると「がんを発病」という状態になる。
放射線は多少なりともがん細胞の数を増やす可能性があるから、免疫力を常日頃から上げておくに越したことはない。
怪しげな商品に手を出すより、ビタミンCをたっぷり摂るのが効果的だろう。
若い女性ならよく知っているはずだが、ビタミンCは細胞の修復を助ける効果を持つ。
また深刻なレベルではなくとも、放射性元素が周りにある以上、体内のどこかに入り込んでしまっている可能性はある。
セシウムは水溶性なので、水分をたっぷり摂って汗をかくなり、便通を良くすれば、それだけ早く体から出ていく。
戸外では心配なら、スポーツジムなどで運動するのが一番いいだろう。
被曝した可能性がある人や放射線のレベルが高い所でこれからも暮らす人たちには、ある程度特別な医学的ケアも必要かもしれないが、首都圏あたりで、個人でやれる事と言えば上に挙げたような事になる。
が、これらを改めて並べて見たら、何の事はない、原発事故の前、何十年も前から言われてきた「健康法」に他ならないではないか?
重ねて言うが、被曝した可能性の高い人や福島市内などの放射線レベルが高い土地の成長期の子供には医学的注意が必要だ。
だが、充分離れた場所で放射能による健康被害を防ごうとしたら、何か特別な事をしたり、聞いた事もない高価な健康食品を買うより、昔ながらの「健康的な食事」「健康的な生活」を心がけるしかない、という事だ。
それで結果的にメタボや生活習慣病が減れば、一石二鳥と言うものではないだろうか?
関係機関がウソをついていなければ、放射能はまず大丈夫!と
太鼓判を押しているのですが、確実に少量は被爆してますよね?
>「健康的な食事」「健康的な生活」
・・・目からウロコです。健康にも良いし何だかとても嬉しくなりましたw
実践できるようがんばってみます
大阪で放射性物質が検出されたなんてニュースもありましたし。
私達はこの事故を軽視してもいけないし、過剰反応してパニックを起こしてもよくはない。
おっしゃるように日常でできることに努めるのがよいかと思います。
放射能かあ・・・・
まあ、大丈夫でしょ!!
明日かあ・・・
楽しんできます!!
ジャッキー♡
不知詠人さんのお陰で知ることができました。ありがとう。
病気持ちの私なんかが放射線をあびたら大変な事になるなー、と思いました。
怖いな~。県外にはあまり遊びにいかない方がいいですね。
不知さんのブログを拝見させて頂いても、わかりませんでした。
目に見えないために汚染区域が専門家でないと分からないことと
その影響に対する専門家が(少なくとも日本には)ほとんどいないこと。
この二点に絞られるのかなと思います。
前者は、各地、各人でガイガーカウンターを持つことで対策できます。
価格はいろいろですが、4万円から普通に売っています。
これを利用し、「私のお天気」サイトのように日々の飛散区域を
測定すればいいのです。なぜ政府がやらないのか…推して知るべしですね。
後者は残念ながら、私たちがテストケースになる以外ありません。
放射能は元素によって量の多いもの、飛散の多いもの、放射線が強く出るもの
体内に入る度合いの大きいもの、半減期の長いものさまざまです。
それらのデーター持っている国もあるでしょうが、それはほとんどが国家機密。
データーはほとんどないものと考えるからです。
さらに言うと、冷戦時代、私たちが核実験で浴びている放射線量は、今の指定
避難区域と同じくらい普通に浴びている事実もあります。
それに、稲作…出来ます。し、食べられます。
35kmからでした。
福島は稲作はもうダメでしょう。
東京電力は、農家の一人一人に土下座して謝ることしろと言いたい。
社員は、死んでもいいから、原発の汚染を止めろ。ホントだよ。
ヨウ素の摂取で被爆防止といわれたのはチェルノブイリの時ですが、チェルノブイリの地理的条件(内陸部なのでヨウ素の摂取量が非常に少ない)ことから、特にそれが強調されたことの名残なのかとも考えていますが、正直なところ良くわかりません。
いずれにしても、体内に取り込まないことが肝心ですね。よく言われることですが花粉症の対策と同じとも言われます(食物や飲料からの携行摂取は、そうではありませんが)ので、それが一番御対策かと思っています。半減期が長いので厄介です。
なお、放射性ストロンチウムは、ガンマ線は出しません。ベータ線だけです。
これもなんか影響あるのかな〜??
私の周りの女性、、しっしんとか、、でるようになったって話、、何人か聞きます。
女性、、子供、、の方が、、感度が良いから、、、ですかね〜??