ありそうで無い「本場のビーフカレー」
- カテゴリ:グルメ
- 2009/05/24 15:29:37
昨日久々に秋葉原へ行って、ついでにインド料理店で本場のインドカレーを食べてきた。
アキバはオタクの街というイメージが定着して久しいが、最近は東京のインド料理のホットスポットでもある。
IT技術者にはインド人が多い。アメリカのシリコンバレーでもソフトウェアのプログラマーはインド人ばかりになっているそうだ。日本でもインド人やインド系外国人をプログラマーとして雇っている会社は結構あるそうだ。
昔程ではないとは言え、アキバはパソコン・ITの街でもあるので、インド人の技術者などが商談や出張で多く訪れる。その人たちを当て込んで本格的なインド料理の店が相次いで開店しているのだ。
我輩が行って来たのは少しはずれのあるレストランだったが、シェフもボーイさんも全員インド人の店。メニューも当然本場インドの物だ。
おいしいインド料理の店を見つける度に思うのだが、本場インドの味付けで牛肉のカレーとかを食べられたらいいのにな、と思えてしょうがない。だが、そういう料理はありそうで実は存在し得ない。
インド人(正確にはヒンズー教徒)にとって、牛は神様の乗り物で神聖な動物である。その肉を食べるなんて想像も出来ないとんでもない話なのだ。
従ってインド料理には原則としてビーフを使った料理は存在しない。
ビーフカレーというのはイギリス人の発明で、日本にはイギリスから入って来たものだ。
同じカレーと名前がついていても、日本の物とインドの本場物は別物と言っていい。
本場の味付けのビーフの料理を食べてみたいのだが、それはかなわぬ夢なのである。
インド南西部のゴア地方とか。キリスト教徒のインド人は平気でむしゃむしゃと
ビーフカレーを食べるそうです。
しかし、ムスリムがもしビーフを食べたくなったら、やっぱりヒンドゥー教徒の
目を盗んでこっそり・・・なんでしょうかね。
今度行ってみようと思いま~す♫
食べたくなってきた><