Nicotto Town



日本でカルカデを流行らせよう

今日の東京は蒸し暑かった。
暑いときには暑い国の食べ物が一番という持論を持っている我輩は、エジプト料理に挑戦してきたところである。

浅草にある「KIMET(キメト)」という小さな店で、エジプト雑貨品店兼軽食も出す喫茶店といった感じ。
六人も入れば満員という小さな店舗で、知らないと気づかずに通り過ぎる可能性が高い。

一番人気はエジプト式水タバコらしいが、コシャリというごはんもなかなか。
米、細いスパゲティと太いマカロニ、数種類の豆、これを全部一緒に炊き込んである、エジプト庶民の家庭料理の定番なのだそうだ。

これをスプーンで混ぜて、ニンニク風味のビネガー、赤いチリソースをかけて食べる。
これだけの主食が多種類混ざった物は珍しい。
その分、そんなに量を食べたわけでもないのに、ずっしり腹にたまる感じだ。

それ以上にアタリだったのは「カルカデ」という飲み物。
ルビーの様に鮮やかな真っ赤な液体で、濃厚な酸味のあるエジプトのお茶。
カルカデというのはハイビスカスを意味するアラビア語だそうで、ハイビスカスの花を煮出したエキスである。

かのクレオパトラが愛飲したそうで、確かに健康、美容には良さそう。
ハイビスカスを使うハーブティなどは他にもあるが、カルカデは濃度が高いので、非常に濃厚な、しかしさっぱりした味だった。
ホットでもアイスでも飲める。我輩はアイスの方が好きだ。

エジプトと言うと、ムバラク大統領を失脚させた民主化デモとそれに続く政治的混乱のイメージが今は日本では強いだろう。
が、アラブ諸国の中ではトルコと並んで「世俗主義」という政治スタンスを長年守ってきた国でもある。

イランのようにイスラム教を国教とは位置づけず、国民の大多数がイスラム教徒であるにも関わらず、政教分離の原則を守ってきた。
今後この点がどうなるか分からないが、アラブ諸国の中では日本人にとっては比較的付き合いやすい国民性である。

ただアラブの大国と言われる割には国民一人あたりのGDPなどは低く、今後は経済をいかに発展させていくかが大きな課題だ。
日本としてもアラブ世界、イスラム世界への窓口として関係を深めておいた方がいい。

カルカデなんかは日本人、特に女性にかなりうけそうな気がする。
日本の資金でエジプトで大量にハイビスカスを栽培し、カルカデに加工して輸入したら健康ドリンクとして人気が出るんじゃないだろうか。

外国料理のレストランを開くとなると、どうしても単価の高いご馳走になりがちなのだが、どの国でも食文化の真髄は庶民が自宅で日常的に食べている料理だ。
こういう店が増えると、日本へのイスラム圏からの旅行者も増えるもしれない。

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2012/08/03 15:46
こんにちは^^

今日からご当地グルメのサークルに参加させていただくことになりました。
海外の郷土料理などについて情報交換できたら嬉しいです♪
よろしくお願いします。
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2012/07/18 03:02
はじめまして、こんにちは!
あしあとからお邪魔させていただきました♪
エジプト料理ですか〜、いいですね!行きたい行きたいとおもいつつ、行ってないので、こちらの記事を読ませていただいてうおー食べたい!とおもってしまいました。
カルカデは飲んだ事がないのですが、ムサカとかおいしいですよね〜!
中東、イスラム系の食事はおいしいし、遺跡などもとても魅力的なのですが、旅行として治安の面が少し心配と思ってしまうのですが、どうなのでしょう?
どうも失礼しました〜!
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2012/07/18 01:38
さっそくプレゼントしてみます♪
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2012/07/17 19:34
カルカデ、全然知りませんでした。
ハイビスカスのハーブティなら飲んだこともあるし、わりと好きです。
それが濃厚となると、美容効果も期待できそうだし、美味しそうですねvv
確かに興味津々です^^
どこか有名なところで(ネットの販売店とかブログとかで)取り上げられたら
流行りそうな気がしますね~。
エジプトのお手伝いができたらステキですね^^
ロマンの国ですもの。
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2012/07/16 21:38
イスラム世界って、なんか、、惹かれるものがありますね





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