Nicotto Town



究極の行政改革はこれだ

政府、自治体の財政難はどこの国でも深刻な問題のようだ。
アルゼンチンの観光地として知られる町が、絶妙な人件費抑制策を考え出したそうだ。
なんと町の職員にくじを引かせ、当たった人から順に給料を払う、というのだ。

http://www.afpbb.com/article/economy/2891256/9286640

町の職員にはお気の毒だが、こういう事でもしないと財政が破たんするのだろう。
国の借金がGDPの2倍を超えている日本にとっても他人事ではない。

しかし同時に参考にすべき話ではないだろうか?
さすがに月給でこの方法を導入すると生活に困る人も出るだろうが、ボーナスなら可能ではないだろうか。

欧米では会社員のボーナスというのは、会社の売り上げが劇的に上がったとか、特に大手柄を上げた社員に支給するとか、あくまでたまたまの一時金である場合が多い。

日本では公務員でも民間のサラリーマンでも、夏冬2回支給されて当たり前の、事実上の生活給になっている。
民間の場合、不況の直撃でボーナス無しなんて会社は珍しくもない。

かと言って公務員と言っても仕事内容は様々だから、全員一律に「身を切れ」というのも酷だろう。
だったら国会議員を含む公務員のボーナスを、もらえるかどうか、くじ引きで決めたらどうだ?

一時日本でもアメリカ式の実力主義年俸制を導入すべきという議論が盛り上がったが、結局ほとんど定着しなかった。
これは成果を数字化できない仕事が多く、かつ管理職が部下全員の働きぶりを直接把握、確認できないからだ。

管理職の一つ下ぐらいの人たちの意見に基づいて部下を評価すると、その人たちの主観、つまりは「あいつは俺に媚びへつらうから優秀だと部長に言っておこう」とか「あいつは生意気で俺に口答えしやがったから、部長にはくそみそに言ってやる」とか言う事が横行してしまう。

しょせん日本の企業風土では一人一人を評価して差をつけるなんて制度は無理だったのだ。
そんな芸当ができる管理職のいる企業なんて所詮ほんの一部。
日本企業では春闘方式が結局一番無難なのだ。

これは公務員でも同じだろうと思う。
しかしやたらと人数を減らすという今の政権の行革は、公務員の過労による能率低下を引き起こす危険がある。
公務員の給料もやたら減らせばいいというものでもないだろう。

というわけで、政府の財政が改善するまで、くじ引きでボーナスをもらえるかどうか決めたらどうだろう。
これだと相当公務員の人件費が削減できて、かつ支障をきたすほどに人数を減らさなくて済む。

公的資金で救済を受けている企業、今なら東京電力、でも導入すればいい。
くじ引きなら公平だから、ボーナスもらえない人も「運が悪かった」であきらめもつく。

究極の行政改革としてぜひ検討してもらいたい。

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2012/07/30 00:47
アルゼンチンって一昔前に 「日本でタンゴを踊る」 ひょっとしたらタイトル間違ってるかもしれませんが

よく似たタイトルです そう それくらいインフレになるという意味なのです><

日本の公務員も 少し仕事の意識を変えて お仕事してほしいですよね~
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2012/07/27 08:47
くじ引きですか~
面白い発想だと思いますが、あくまで町、96人という
少人数の職員だからこそできることかも、ですね^^;
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2012/07/24 23:53
年3回支給あります、ボーナス。
そうですね、公務員 特に国会議員は国会で寝てるだけで給料が入ってくる凄いお仕事ですものね。
でもそれだけ魅力あるお仕事なのにもかかわらず若者に人気無いですね。
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2012/07/24 21:55
ていうか、、、議員と官僚の年収1000万超えの人は、、ボーナス無くて、、、いいと思う。。




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