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マンション購入者アフターケア商法にご注意

最近「マンション購入者のアフターケア」と名乗る、しつこい勧誘電話に悩まされている。
中には悪徳業者、詐欺まがい商法も混じっているので、2005年4月1日以前にマンションを購入した人は注意が必要だ。

なぜこの日付かというと、個人情報保護法の全面施行の日だから。
法律そのものは2003年の成立だが、全面施行まで時間がかかった。

なぜマンションがらみの怪しい話かというと、2008年秋のリーマンショック以後、多くの中小マンションデベロッパーや販売会社などが倒産したり経営破たんしたかららしい。
どうもそういう所から顧客の個人情報がブラックマーケットに流れているんじゃないか、という気がする。

だいたいそのつぶれた会社から「顧客のアフターケアを引き継いだ」と言ってくる。
この場合、最初から警戒した方がいい。
通常倒産した会社が顧客のアフターケアなどを全く別の会社に委託する事はあり得ない。

厄介なのは、存続している会社が買い替えを勧めてくるとか、経営破たんした会社が別の会社に吸収合併されたケースもあるからだ。
こういう場合は顧客の個人情報を持っていても不思議はないので、一概に悪徳業者とは言い切れないし、一見区別がつかない。

我輩の経験から、悪徳業者を見分ける方法を知らせておこう。
まず以前にも書いたが、自宅ではなく最初に職場に電話してくる業者は警戒した方がいい。
だいたい正規の方法で個人情報を手にしている会社なら、最初の勧誘の電話は自宅にかけるか、自宅にパンフレットなどを郵送してくるはずだ。

最初に電話で「一度お宅にお伺いしたいのですが」と来たら、必ずこう返す。
「今は忙しいんで、とりあえず要件のパンフか何かを自宅に郵送して下さい」
ここで「分かりました」ならいいが、四の五の言って郵送すると言わない業者は要警戒。

郵送できないのはこちらのマンション名は知っていても、部屋番号を知らないからだ。
「ええと、何号室でしたか?」とかカマをかけてくるから「はあ? アフターケア引き継いだんなら分かるはずでしょ。とにかく早く送って」と畳み掛けて、すぐに電話を切る。

これで部屋番号までちゃんと書かれた郵便なりメール便なりで資料が届けばいいが、送って来ない場合は「アフターケアを請け負った」という話は疑った方がいい。
郵送でも宅急便サービスでもなく、直接ポストに投函されていたら要注意。
マンションの所在地までは知っている悪徳業者の可能性がある。

自宅の電話番号を教えてしまった場合、まだ持っていない人はナンバーディスプレイ機能のある電話機を用意。
電話会社に電話をかけて申し込めば1時間ほどで利用できるようになる。

その業者からの電話が「番号非通知」でかかってきたら悪徳業者の可能性が高い。
まともな会社の営業マンなら、自社の電話番号を覚えて欲しいと思いこそすれ、番号非通知でかけてくるはずはない。

大丈夫かな、と思っても、最初の一回は留守電機能を使って相手がどう出るか見てみる。
まともな会社なら留守電にメッセージを残すはず。「〇〇社の××でございます。後ほどまたお電話させていただきます」という風に。

留守電の「ただ今留守にしております」という音声が流れた途端に電話を切るのは、悪徳業者か、少なくともきちんとした会社ではない。
さらに「折り返し……番までお電話いただけまんせんか」と言うかどうか。
怪しい業者は絶対そんな電話番号はメッセージに残さない。

電話番号を言い残した場合も、固定電話の番号かどうか確かめる。
携帯の番号のみなら要注意。

この辺で「変だな?」と思ったら、相手の会社の電話番号を聞いて、必ず公衆電話からそこに電話をかけてみる。
ラーメン屋とかの番号と間違えたふりをしてかけてみるといい。

まともな会社なら開口一番に「はい、株式会社〇〇です」とか言うはず。
「はい、どちらさん?」なんて返事が返ってきたら、まともな企業ではない。
「あれ、来々軒じゃないの? すいません、間違えました」と言ってすぐに電話を切る。

上記のうち二つ以上が当てはまったら、悪徳業者の可能性が高い。
次に電話がかかってきたら「必要ない」「興味はない」と言って、必ず「もう電話しないで下さい」と付け加える事を忘れずに。

売りつけようとしている物にもよるが、一度はっきりと断りの意思を表示した相手に、引き続き勧誘電話をかける事は「特定商取引法」という法律で禁止されている。
その後もかかってきたら、消費者生活センター、消費者保護センターなどに通報できる。

後は電話は常時留守電にして、番号非通知のコールには絶対に出ない。
家族や友人なら留守電にメッセージを入れようとするから、そこで初めて電話を取るようにする。

ここで本性を表す悪徳業者もいる。
居留守を使っているならというわけで、電話をかけ留守電のメッセージ入れず、時間切れで切れたらすぐにリダイアル。
ひどいのになるとこれを延々30分以上ぶっ続けに繰り返す。

この場合、間違っても受話器を取ってはいけない。
これは住宅事情にもよるだろうが、出来れば30分繰り返させる。
相手は番号非通知でかけているから大丈夫と思っているだろうが、電話会社の通話記録はちゃんと残るからだ。

さらに悪質な業者は、パソコンの自動コールソフトを使って5時間でも6時間でもぶっ続けに電話をかけ続ける。
30分経てば証拠として充分だから、電話機のモジュールジャックを抜いてしまう。
それで半日ぐらい様子を見る。

留守電が働いているのに、それには一切反応せず、ぶっ通しで30分以上も繰り返しかけ続けるのは、充分「常軌を逸した異常な行為」である。
消費者保護機関や警察が調査に入ったら、電話会社の通話記録が動かぬ証拠になる。

ちなみにぶっ続けに数時間のコールを何日もやったら、場合によっては個人相手なら「脅迫罪」、会社や商店の電話になら「威力業務妨害罪」というれっきとした犯罪になる場合がある。
これを狙うならわざと相手に30分ぐらいやらせてやる。

さて事が収まったとしても、できれば電話番号を変えてしまった方がいい。
こっちが忘れた頃に同じ相手が名を変えて別な話を仕掛けてくる可能性が高い。
あるいは自宅の電話番号と自分の氏名は知られてしまっているから、その個人情報をセットで同業者に売り飛ばす可能性も高い。
その場合、全然別の悪徳業者が全く違う仕掛けをしてくる。

昔から「人を見たら泥棒と思え」と言うが「電話が鳴ったら悪徳商法と思え」とは、嫌な世の中になったものである。

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2013/06/07 07:39
話し方が女腦の話しにピッタリなのでビックリしました。
女腦の人は(男女で別れる腦ではなくて女性に機能が多い人の脳を言うと)
問題が心配なので~とか
問題のようなんですよ~とか
問題と思うんですね~とか言う言葉を信じやすく
理論的に話しや簡単に調べれば判る話しは嘘と決めつけます。
つい最近聞いた話しで高学歴や高い地位の人ほど女性腦で曖昧な話しを信じやすく
理論的に証拠や結果が出ているにもかかわらず~
そう言う話しこそ嘘であると決めつける人が多いのが実情だそうです。
詐欺師はソレを良く知っていて曖昧に話しをしてくるそうです。←テクニックすね♪
女性腦の人の悪い所は調べれば判るコトでも調べず嘘と断定するトコ。
論理が通っていても嘘と断定します。
論理が通らない人って居たら曖昧作戦しか無いらしいっス♪
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2013/06/01 13:39
たぬきの休息さん、レスありがとうございます。
「管理の引継ぎ」ではなく、マンションを建設、分譲した会社から「購入者へのアフターケア」を引き受けたと言って来るんですよ。
このペテン師連中、マンションに住んだ事がないんでしょうね。
電話口で「サブプライムローン問題で心配なので、ご連絡しているんです」ともほざいてました。
アメリカの住宅ローン問題が、日本在住のマンション所有者に何の関係がある?
最近の詐欺師、ペテン師は信じられない程頭が悪くて、勉強してませんね。
嘘をつくなら、もっともっともらしい嘘をつけ、と言いたくなる。
詐欺師、ペテン師というのは、ターゲットより知能が高くて物知りでないと、商売にならないと思うのですが。
日本人全体の知的レベルの低下を象徴しているような話です。
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2013/06/01 13:00
というか、普通のマンションは管理会社が入ってますよね。
中には住民自身が管理しているところもあるけど、そういった場所だったら「管理の引き継ぎ」なんてあるわけないし。
管理会社が合併というのはよくある話ですが、それにしたところで通知が各世帯に届くのが普通だし、マンションの管理組合(これは法律で作ることが義務付けられているはず)にその会社の人が連絡しているはずですから、逆にそれにひっかかる人ってどんな人なんだろうと思ってしまう。

管理会社が変わるということは「重要事項説明書」も変わるということだから資格を持った人がマンションの総会に出て説明する必要もあるわけで、そもそも戸別訪問なんてないと思うのだけど、都会では法律無視で管理組合作ってないところでもあるんでしょうか。
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2013/05/30 23:13
うは〜\(◎o◎)/!

確かに、、家電、、、うちは、、いつも、、居留守電話、、、、、、ですな(;´∀`)




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