事故発生時の福島第1原発所長、死去
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- 2013/07/09 21:35:20
東日本大震災、それに続く福島第1原発事故発生時の原発所長だった吉田昌郎さんが死去したそうである。享年58歳。
死因は食道がん。放射線との関係が気になるところだが、放射線被曝が原因だとするには発病が早すぎるとの事だ。
脳出血も併発していたそうで、まあ、事故収束作業の激務が命を縮めたという事だろうか。がんが見つかって2011年12月1日に所長から退任するまで、あの過酷な事故現場で9か月近く原発の中で陣頭指揮を執ってきた。
吉田さんの原発所長としての評価は功罪両方が取りざたされてきた。
とっくに原子炉への海水注入が始まっていたにも関わらず、東電本店と政府のとんちんかんな対応で海水注入停止を命令され、それに従ったふりをして海水注入を続けた、という点では一時英雄視された。
だが、津波対策が不十分だったのは吉田さんの判断だったという話も出て、原発事故被害者が起こした刑事告発では、告発された中に含まれている。
とは言え、事故が発生した後の、政府にも本店の上司にも屈しない獅子奮迅の働きぶりは、文句なく「おのれの職責を全うした」と言っていいと思う。
お疲れ様でした、吉田さん。
仮にあなたに何らかの非があったとしても、我輩にとってあなたは「福島を最悪のシナリオから救った英雄」でした。
謹んでご冥福をお祈りします。
対応がベストであったかどうかは素人なのでわかりませんが、少なくとも最悪のシナリオは回避してくれたのではないかと私も思います。
御冥福をお祈りいたします。
口封じされたのでは?と勘ぐってしまったり、、、東電は、、責任をなすりつけてきますね
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当時の所長で大変だった人だという知識しかないけど なんだか泣けてきちゃったよ。