ボジョレ・ヌーボーは試作品なんです
- カテゴリ:グルメ
- 2009/11/20 18:41:57
タウンの住人の皆さんのブログにボジョレ・ヌーボーの話題が出てきたようだ。
が、中にはお気に召さないという意見も少なくないようだ。
これは日本人特有のブランド信仰で、買って飲む方より、売る方に罪がある。
日本でボジョレ・ヌーボーを扱っている業者自体がボジョレ・ヌーボーとは何かを理解していないのだ。
だから「50年に一度の傑作」なんてキャッチフレーズが出てくる。
これは大げさなだけでなく、根本的に間違っている。
ボジョレ・ヌーボーというのは、その年収穫されたブドウで来年出来上がるワインの味を予測するために作られる、いわばその年の試作品なのである。
本来北フランスあたりでワインを11月の第3木曜までに完璧に醸造する事は不可能に近い。
ボジョレ・ヌーボーの「ヌーボー」というのはフランス語のNouveau、新しいという意味で、可能な限り最短の時間でワインにした物、という意味になる。
ワインはある程度の時間をかけてじっくり発酵、熟成させないとおいしい物は出来ない。
ボジョレ・ヌーボーは本来、もっと時間をかけて作った本式のワインの出来具合をあらかじめ知っておくために作られるテスト製品なのである。
したがってワイン本来のコクとか、渋みとかは無い。赤ワインであるにも関わらず「フルーティーでさわやかな味」になるのはそのためだ。
もともとボジョレ・ヌーボーは、ワイナリーが試作品として作って、とは言え大量に出来てしまうので、ちょうど収穫の仕事が一段落した近所の農民に安く分けていた。
農民や町の人たちは、その安い試作品で盛大に飲んで騒いで、一年の農作業が無事終わった事を祝う。
いわばお祭りの時の振る舞い酒であって、ワインとしては未完成な安物なのである。
ところが解禁日が設定されているため、ヨーロッパの一部で、いかに早くフランスのボジョレ地方から運んで来るかという「お遊び」を始めた。
それが時差の関係で日本が世界で一番早く解禁日の日付がやってくるためエスカレートして、ボジョレ・ヌーボーがなにか特別な高級品だと勘違いされてしまったのだろう。
だから本格的に作られたワインとボジョレ・ヌーボーの味の違いを云々するのは、そもそも筋違いなのである。
ボジョレ・ヌーボーはあくまで「お祭り騒ぎの振る舞い酒」として、飲む事自体を楽しめばいいのである。
業者が売りたいのは分かるが、変におおげさなキャッチフレーズで日本のワイン愛好家を混乱させないで欲しいものだ。
日本人の習性なんですかね。
とれたてのジャガイモとか、(日本でいえばいも煮会?)冬仕度前のひと時です。
に、しても高いから・・・・普通のワインが買えるって言ってる~
ガラス瓶に伝統をフランスが持ち出したけど・・・・・
売れにくくなってる~らしいし
ペットボトルは苦肉の策だからわかって欲しいなぁ♪
軽いワイン愛好家ぐらいじゃないですか?
混乱してるのw
ワインの味が分かる女になりたいな~
そういう意味では 今年は安くておいしいのでいい年ですね。
近所の西友で 一番安いのは 早々と売り切れ。
980円のをゲットしました。のん兵衛じゃない私は 渋みの少ない 若いワインって好き。
980円の おいしい。
鴨猟をしてその鴨をボジョレで楽しむというのは間違いだみたいな話。
どんな食べ物にも食べ頃があるということでしょう。
私はワインに限らず日本酒だってペットボトルに入ってたら十分違和感ありますよ。
紙パックは牛乳でもビンのとは微妙に味が違う気がする。
気のせいかな~。
未完成なワインなのかぁ・・・
みんな名前に・解禁に踊らされてるねぇ(>-<;)
でもちっと飲みたいなwww
私は、だんぜんミディアムボディの方が好きです。。
渋み深みのある大人の味。。が、わかるのは、やはりそれなりの年齢にならないとわからないらしいです。。
舌の発達の年齢差、、、とでもいいましょうか。。。
そして、ペットボトル、、、やはり、、、ボトルのほうがいいです。。
紙パックもありますけどね。。
最近の動きのほうに「え、そうなんですか? (@@; 」という感じがしますね。
私自身は、ワインの味があまり得意じゃないので
ボジョレーの軽さとフルーティさが好きなんですが
それが「ワイン」と比較されていたなんて……うーん。無理でしょ。(笑)
そういえば、フランスがペットボトルのワインにクレームをつけてきましたね。
「伝統にそぐわない」という理由はいかにもヨーロッパらしいけれど、
個人的には私もやっぱりボトルのワインが好きです。