やっぱりね・・・
- カテゴリ:ニュース
- 2009/12/22 19:09:19
ああ、やっぱりね、思った通りだった。これが我輩の感想である。
国土交通省が昨日発表した首都圏の鉄道のトラブルの原因の半分が自殺だったというニュースについて、である。
我輩は自宅も勤務先も東京23区内なので、どこそこの路線がトラブルで止まったという話を、ここ数年ほぼ毎週のように聞いた。
乗っていた電車がしばらく止まってしまって立ち往生した事も何度もある。
駅のアナウンスとかで原因をただ「どこそこの駅で人身事故が起きた」ためとしか説明しないケースも日常茶飯事だった。
いくらなんでも人身事故がそうしょっちゅう起きるのは変だ。
「飛び込み自殺なんじゃないの?」という会話は、首都圏の電車通勤者ならあいさつ代わりと言っていいぐらいだった。
今回の国土交通省の発表でそれが証明されたわけだ。
それにしても2008年だけで2万1100件が飛び込み自殺だったとは・・・
これは首都圏だけの数字だから、鉄道網が発達している地域なら日本中で似たような状況である可能性が高い。
ものの本によると、一般人が銃を持てない日本の場合、一番確実に自殺出来る方法は首吊りだそうだ。
自殺を決意した人間でも、心の奥底には死にたくないという思いが残っているし、動物としての本能が体の動きを鈍らせるかららしい。
よく手首の動脈を切って自殺しようとする人がいるが、本能が刃物を持つ手の動きを鈍らせてしまって成功する確率は低いそうだ。
高所からの飛び降り自殺の場合も、本人は死ぬと固く決意しているつもりでも、たとえば屋上のフェンス乗り越えて縁にたどり着くまでの間に、本能的な死の恐怖が勝ってきてしまって、結局はレスキュー隊のお世話になるのがオチという可能性が高い。
その点首吊りは、実行までの時間が短い分、変な言い方だが、「死ぬ勇気」が萎える事が少なく、また一旦足の支えを蹴り飛ばしてぶら下がってしまえば、もう本人にも中断する事が不可能になるので、一番確実な自殺法らしい。
が都会だと、その辺の木にロープをかけている最中に通行人が騒ぐし、マンションだと構造上ロープをかける場所が見つけにくい。
というわけでなのかどうかは知らないが、電車への飛び込みが一番確実な自殺法になってきたのかもしれない。
ホームから飛び降りるという行動は一瞬だから躊躇する時間が非常に短いし、あれだけの巨大な重量の車体に激突すれば即死出来る。つまり苦しまずに死ねるというわけだろうか。
いずれにしても、鉄道会社にとっても乗客にとっても迷惑な死に方である。
東京の新しい地下鉄などでは、ホームと線路の間全体に壁があって、電車のドアと同時に開く部分から乗り降りするようになっている。
が、古くからある路線の場合、ホームの面積がもともと狭すぎて隔離壁が設置出来ない駅の方が多い。スペースはあっても費用は各鉄道会社持ちだから、この不景気に最中、とてもそんな予算はないという鉄道会社も多いようだ。
今政府は各省庁の予算を削る事に躍起になっているが、国土交通省の予算で電車への飛び込み防止用の隔離壁の設置を促進して欲しい。鉄道会社にそのための補助金ぐらい出せないだろうか?
これもまた「コンクリートより人」のうちだと思うのだが・・・
うつ病で入院中で、ほんの数日の一時帰宅のあいだのことだったそうです。
入院していたのも自殺願望が強かったからだたそうです。
とくにお母様は、なぜ目を離してしまったのかと、
ずっと自分を責めておられたそうです。
うつ病の人は、『病気のせいで』自殺してしまう、と友人が言っていました。
家庭や、社会のせいばかりではないのだそうです。
何年か前に東京で、ホームから飛び降りた人を救出しようとした警官の方が
ひかれて、亡くなった事故がありましたが、
あの駅も、すぐ近くに精神科の病院がありました。
そのとき飛び降りた人もうつ病だったかもしれません。
先日NHKの深夜の番組で、うつ病の投薬に大きな問題がある、
ということが取り上げられていました。
大量の薬を、惰性で処方している医師が非常に多いようです。
それら大量の薬が逆に患者の行動を妨げて、病気が改善されていないように見え、
さらに、多くの薬を処方されるという悪循環なのだそうです。
実際、薬を飲むのをやめることで「うつ病が治った」人が多くいるそうです。
自殺の問題には、こういう側面もあると思います。
とはいえ、みなさんもおっしゃってるように、自殺に気持ちが行く要因を考えないことにはいたちごっこになってしまいそうです。
自殺の要因も社会情勢によるものから、教育によるもの、果ては先天的な性格によるものまで様々ですが、せめて社会情勢によるものくらいは減ってほしいですね。
生活保護を本当に必要な人が最低限生活していけるように配分できるようになるだけでも変わってくるだろうし。生活保護を既得権のように勘違いして処遇改善要求している人と同列に扱うのはアレだと思うので。
教育も大事だけど何せ時間がかかりますからね。
とりあえず「人生は人それぞれで能力も運も差があるものだ。」と教えておくだけでも違ってくるでしょうけど。
あれは確かに迷惑極まりない事だし、対策も早急に立てないとですな。
ただ、物理的な自殺防止策も必要だろうけど、結局自殺したいと考えてる人は場所を変え
方法を変えてでも死のとするんじゃないかな?
どの場所や方法を採ったとしても、大なり小なり周囲へ悪影響を及ぼしてるわけだから
人間としての対処療法よりも体質療法を優先しないと、この悪循環は止まらない。
その点で言うと、やっぱり家庭内での親の影響や教育の重要度は大きいと思う。
精神面で弱いと言うか、もうちょっと臥薪嘗胆の心得って奴を持たないとね。
死ぬ気になったら何だって出来るのに・・・・・
費用もかかるだろうけど…、JRも無理の話じゃないはずなんだけど。客優先なのかな?
(安楽死施設を作るより、
ジワジワと生かさず殺さず、ゆりかごから墓場まで
野垂れ死にさせていく方針なんだろうなぁ・・・。
まるで、北朝鮮に居るような気分だ・・・。
大した一発大逆転もなさそうだ・・・。
そういえば、「閉鎖された『学校』という空間」での、おしゃべりの話題の内容は
「どっかに核ミサイル落っこちないかなぁ・・・」だったなぁ・・・)
私はそんなに親しくないのですが、直前、会話をしました。
その人が亡くなるまで、その人がそんなに悩んでいるとは
家族も誰も気がつかなかったそうです。
世の中だけでなく、そんな人間関係にも問題があるのかも知れません・・・
自分の命は自分だけのものと考えやすいですが、実際は両親がいて初めて生まれ、そしてそこまで生きているのに多くの人とかかわり生きていることに気がついてほしいです。
でも、それすら忘れてしまうほど、今の世の中が過酷になってきているのも現実なのかもしれませんね。
助かった場合でも多くは、脊髄を損傷、四肢切断などの重い後遺症を残すなど、家族にも自分にも消えない傷や精神的な苦痛を受けているようです。
一度死の恐怖を味わったからこそ、飛び込んだことへの後悔の念はかなり大きいようです。
そんな方々が増えることのないよう、飛び込み防止用の対策が行きとどくといいですね。
年々増えていってるんだろうな~。
頑張れば飛び越えられるでしょうが一瞬では難しいのでとめやすいですね。
自殺は本人にはどうしようもないのかもしれませんが、
人間死ぬ気になれば何でも出来るもんです。
それを安易に簡単だから自殺するのは嫌ですねぇ・・・。
今の世の中は潤いすぎていて生に鈍感になっています。
生きる事がどれだけ大変で凄い事なのか実感できないのでしょうね。
死ぬ事の簡単さ生きる事の難しさ・・・生が希薄な世の中になりました。
もっと死が間近にある場所のほうが生きる事に貪欲なのに・・・。
生きていけるだけでは人は満たされないのでしょうね。
都営三田線のようにフェンスを作ってほしいですね。
残された家族も、辛いだろうし、迷惑のかかる人数が多すぎます。。
運転手さんも気の毒です。。。
ご遺体も惨い事に、なっているでしょうし。。。
からだは自分のものでは、ないです、、借り物だとしたら、浮かばれないです。。。
電車に乗るのは怖いとすら思える今日この頃です。。。
お金より命。。。政策をこうすれば、自ずと、優先順位も決まるでしょうに。。。。
「人身事故のため~」のアナウンスが早朝&深夜に及ぶ事もあり^^;
残された家族も大変だと聞き及んでおります・・・