Nicotto Town



タラの芽

早起きして、房総にドライブをしようと思い、昨日は10時頃に寝た。しかし、目覚めたのは普段より遅い8時過ぎ。思うようにならないものだ。

引きこもりのおっさんなので、ドライブに出かけることは滅多にない。しかし、年末にふたご座流星群を見に行き、甲府の駐車場で車をこすって以来、レガシーが駐車場で謹慎しつづけている。

なけなしの給料から、動かない車の駐車場代を払っているのがもったいなく思えてきて、房総半島にある館山に向かうことにした。目標は、桜に囲まれた館山城。親しい友人が城跡巡りを趣味にしているので、予習にでかけた。

滅多に車を運転しないので、首都高が怖い。新宿、渋谷、東京タワー近くの芝を抜け、レインボーブリッジを通ってお台場、羽田へと、はとバスツアーのようなコースを走るが、景色を楽しむ余裕が全くない。

右に左に急カーブを繰り返し、右からも、左からも車が合流してくる。アクアラインの一直線に入って、ようやく、一安心。海ほたるを抜けると東京湾の上に出る。出発したときは雲が厚かったが、千葉に入ると晴れていた。

ずんずん走り、房総半島の先端の館山に到着。臨時駐車場に車を停め、館山城公園に。桜は満開に近い8分咲きくらい。小山の上に建つ天守閣に登ると、館山の街並、東京湾と対岸の三浦半島、伊豆半島が見える。東京湾を挟んで見える富士は美しかった。

日本庭園にある茶室で、お茶会をしていた。正式な茶事ではなく、400円を払って茶室に入ると、茶菓子と別室で立てた薄茶が運ばれてくる。

茶室には、ご夫妻と若い女性二人が座っていた。スーツ姿のおじさんと一緒に入ると、床の間の前に案内された。正座すると、お師匠さんみたいな人が、「いらっしゃい市長さん」とおじさんに声をかける。

座っているみなに、「ご存知だと思うけど館山市長さんよ。よく、茶会にいらっしゃるの。お茶は、躙口(にじりぐち)をくぐると、身分も上下もないの。お茶の前ではみな同じよ。リラックスしてくださいね。」と声をかける。

茶菓子のお饅頭が運ばれてくる。お饅頭は、菓子切り(楊枝)を使わない。懐紙の上で手で割って、そのまま食べる。お饅頭を食べ終わってしばらくたつと、薄茶が運ばれてきた。市長の茶碗だけ色鮮やかに絵付けがされている。ちょっと待て、身分も上下もないのではなかったか。

静かな時間が流れている。沖人君はこういう時には、盛り上げないといけないと思うたちだ。市長には、桜が見事ですねと語りかけ、お師匠さんには、「この庵はいつ頃、建てられたんですか。」と尋ねた。

これがいけなかった。お師匠さんは、とてつもなく長い時間に感じるほど、庵の由来をとうとうと語りはじめた。その中で、お師匠さんに、「中村庸一郎先生をご存知かしら。」と聞かれた。「知りません。」と答えると、「お若いから、仕方がありませんね。」と言われた。

おっさんなのに、お若いと言われた。昨日の散髪の効果か。散髪をさぼっているとサリーちゃんのパパみたいになってしまった。散髪屋のおじいちゃんに、春になったので、後ろも横も刈り上げてください。そのほかは思いっきり切ってくださいと、詳細かつ的確な希望を伝えたら、ほんとに短くなってしまった。

皆で揃って退出したが、最後になった。するとお師匠さんに話しかけられる。「どうして市長は、この庵のいわれをご存知ないのかしら。先代の市長からの引継ぎはどうなっているのかしら。」などなど、市長への意見を述べられた。

きょとんとしていると、「市長さんの秘書の方でなかったの。」と言われた。市長はスーツ姿、沖人君はジーンズにパーカーだ。こんな姿の秘書はいない。お師匠さん、茶道は達人かもしれないが、人を見る目をもう少し養わなければいけない。

サービスエリアの直売所に立ち寄った。衝動買いで、つくし、わらび、山ウド、タラの芽、山菜天ぷらセットなどを次々に購入。

家について、つくしの袴をはずしながら、子供の頃、母親がとってきたつくしの袴をはずすのを手伝わされたことを思い出した。母親がこのつくしを見たら、廃棄処分を命じるかもしれない。穂先が開いて、採り頃を過ぎている。

あく抜きをして、卵とじにして、冷蔵庫に保管。作っている途中で、味見をしたら、苦っがいと思ったけど、玉子で閉じたら柔らかい味になった。

天然のタラの芽は、小さな棘だらけ。たわしでこすって棘をとる。つくしといいタラの芽といい手間がかかる。山ウドはスライスして酢水であく抜き。明日葉、ヤブレガサの葉(春の一瞬だけ食せる山菜)と天ぷらにする。

タラの芽は上手に揚げられたと思うけど、葉っぱ系は全然だめだ。短時間で揚げると衣が揚がり切らないのか、じとっとしている。時間をかけても上手く揚げれない。2割位しか綺麗にあがらなかった。衣の分量が間違っているのかもしれない。

てんこ盛りの山菜の天ぷらが出来あがった。山ウドは独特の風味があるが、それ以外は、天つゆの味しかしない。塩で食べるべきであったか。

今日の教訓。山菜は、たらふく食べるものではない。春の訪れを楽しむものである。

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2019/07/20 08:39
clefさん
アメリカで、着物を着てお点前を披露したら、大人気だったと思います。抹茶の緑色と苦みは、健康志向のハイソな方々に受けいれられそうです。
山菜の天ぷらが大好きなのですが、上手に揚げられないことが難点です。衣が油を吸い過ぎて、べちょっとしてしまいます。温度が低いのかな。
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2019/07/20 03:15
何だかんだ言いながら、何時もactiveに動いている沖人さんですね~w

茶室での出来事は何だかクスクスの連続でしたw
茶道男子なんですか?流石和菓子屋の末裔ですねw
私はお茶はちょこっとしかやってないので割り稽古のみで終わりました、
渡米前だったので時間が全然残ってなかったんです。。茶道は凄く好きなんですけどね、
お稽古の後ホントに心が落ち着いているんですよね、長く続けたかったなぁ。。。
内容はもうすっかり忘れてしまいましたが==

山菜は楽しいですね、子供の頃土手でつくしを積んで佃煮を作った記憶が…。
ウドはサラダにします、シャキシャキと食感がいいですね。
ふきのとうはフキ味噌にしておにぎりに入れたり…苦みも美味しさの内ですね。
最近は、天ぷらの衣に水の代わりに炭酸水を入れるとカラっと揚がるそうです、
一度試してみては如何でしょう^^
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2019/04/02 22:07
Cherryさん
風が強くなっているので、東京の桜も今週末には散ってしまうと思います。桜は一瞬ですね。それが桜の良さでおありますね。東北の方に行けば、もう一度、桜を見ることができるかなと思っています。

環謝さん
せっかく、仕事で扱っているなら、食べましょう。山ウドは白いところが少ないし、あくが強いと思います。ウドよりタラの芽の方が見た目も春らしさを感じます。つくしもどうぞ。花粉症に効くかも。
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2019/04/02 22:01
たまちゃん
山菜は、苦かったり独特の風味があるので、味を楽しむというより、春の訪れや息吹を味わう感じだと思う。江戸川や荒川の土手につくしを取りに行きましょう。

リンゴさん
フキノトウの天ぷらだけで、十分に春を感じることができます。小学生の時、学校帰りにフキノトウを大量に採ってきったら、「開いとる」の一言で廃棄処分にされてしまいました。

さなちゃん
そばだと、ざるそばか天ざる蕎麦がいいです。お茶席から桜は見ることができなかったけど、日本庭園の中にあるので、風流でした。

まぎまぎさん
ワラビは250gで250円。片手で握ることができるかなと思うくらい多かったです。鶏肉と煮びたしにしてみました。多分、塩漬けにしたものを調理したものしか食べたことが無かったので、美味しかったです。

アリスさん
森田健作知事によろしくお伝えください。千葉は、まだまだ、見どころがたくさん。成田山に行ったことがないので、一度は行かねばと思っています。それに、東京湾のはまぐりを食べたいです。

ピピモさん
ヤブレガサをご存知なんて、野草通ですね。この時期の道の駅でやっている直売所は、掘り出し物がたくさんあります。千葉だったの花がすごく多く売られていました。マーガレットが色とりどりでした。

寧々子さん
ジャンルが日記の時は、出来事です。書きませんでしたが、グーグルマップで温泉を調べて古い民宿をたずねましたが、玄関に入っても誰も出てこなくて、温泉を断念しました。

もーちゃん
お役立ち情報をありがとうございます。しゅわしゅわっとして、軽く揚がりそうですね。フライは上手くあげられるんですけど、天ぷらは難しいですね。

ゆりかちゃん
館山城の予習はばっちりです。集めたパンフを読むと、近くにも出城跡がたくさんありました。今日は本屋でサライを買ってきました。特集は「桜の城下町を旅する」、グルメ情報も載っていました。

ゆみさん
山菜の天ぷらは、パリッとした揚げたてがいいですね。自分で作ると時間がかかってしまいます。草津温泉のペンションに泊ったときは、揚げたての山菜の天ぷらのおかわりもできました。

mさん
こめ油、生協に探しにいってきます。山菜も美味しいですが、レンコンとさつま芋の天ぷらが好きです。かき揚げも大好きですが、カロリーが気になります。
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2019/04/02 03:17
お茶のお師匠さんが色々面白すぎますwwww
でも沖人さんがラフな格好でも秘書に見える貫禄があったのかもしれませんね(*´艸`)

仕事で、この時期うど(山ウドとは違うのかしら?)、たらの芽、など扱っていますが、実は自分が食べたことはないです(='m') ウププ
でもたらふく食べるものではない気はします、、、^^;
沢山揚げすぎたら持ってきていただければ頂きますよ♪
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2019/04/01 22:57
こんばんは。
桜に囲まれた館山城、いいですね。
お城、桜が植えてあるところいっぱいあるけど桜の時期が短いので
良いタイミングに出会えること少ないですね。
市長さんとご一緒のお茶、めったにできる体験じゃないですね!

山菜ずくし、たくさん買ったんですね。
山菜はやっぱり一口、二口で十分です。
山菜の話をしていたら、ふき味噌が急に食べたくなりました。
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2019/04/01 21:20
菓子きりが「爪楊枝」の事とは知りませんでした。
たらの芽の天ぷら、ぜひ「米油」で揚げてください(←米油でなくてもおいしいけど)
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2019/04/01 09:24
日本庭園で毎日のんびり過ごしていたら、天然が入ってしまうのでしょうか(*・ε・*)
沖人さんは相変わらずお料理上手ですね。というより、チャレンジ精神が旺盛!!!
山菜の天ぷらなんて、一般人は作りません…
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2019/04/01 08:52
おはようございます、沖人さん。

館山城に行けて羨ましいです。桜は8分咲きでしたか。
お城と桜の組み合わせは、綺麗だったでしょうね~♪
予習しておけば、そのご友人と一緒に行く機会にも喜ばれることでしょう(*^^*)

日本庭園でお茶会だなんて雅ですね!
茶道を習っていた、茶道男子の沖人さんには朝飯前かな。
私も作法はさっぱりですが、年に1度は茶道イベントに参加しています。

以前も、通りすがりのお年寄りを助けて「お兄さん」と呼ばれていたようなので、沖人さんは見た目年齢がお若いのではないでしょうか。
少年の心をお持ちのようですし^^
それとも、お師匠様は見た目にとらわれない、ちょっと天然なお人?

また手間暇かけてお料理してますね。
山菜の天ぷらとつくしの卵とじを、うどんとセットにして、看板メニューにしたら大繁盛しそうです。
春の訪れを楽しめましたか(*^-^)
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2019/04/01 02:26
旬ですね。天ぷらの衣、炭酸水を使うとカラッとあがるそうです。
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2019/03/31 23:51
いつも思うのですが、ほんとの話?
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2019/03/31 23:48
近所の公園に山野草コーナーがあって、そこそこな種類が植わってます。今日たまたま見たのですがヤブレガサが葉を広げてました。へぇアレ食べられるんだぁ、見た目はそんな感じしませんでした〜。
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2019/03/31 23:33
千葉県にお越しくださりありがとうございます!
森田健作に代わり御礼を申し上げます!

眠たくて舟を漕ぎながらここにおります。
ここに10分居て、この様です。お許し下さい。

ニコ店なんですが、メガ料理を出さなければならない理由が終わりですか?数が揃わないとか?
メガ料理は数がカウントされないと聞いております。しまわれた方が良いと思います。
私はカウントされないと聞いてから、出入りしてメガを食べないようにしています。時間がかかりますのでどうかご一考をお願いいたします。Cコイン大金持ちですからカウント云々関係がないのなら頂きます。
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2019/03/31 22:40
はぁぁあ・・・!なんでもされるのですねぇ。お若いのに。
つくしのハカマとり・・・面倒くさそう。子供の頃は山間部に育ち、つくしもいっぱいあったけれど
食卓にあがったことは無かったです。きっと処理が面倒だった上母の好みで無かったのでしょう。
が、わらびはよく取って煮つけていましたねぇ。懐かしいな。
今はスーパーで売ってるんですよね。少量なのにお高い。ま、たらふく食べるものではない。ですね^^
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2019/03/31 22:27
ドライブお疲れさまでした〜
お茶の席に桜があったら最高ですねw
山菜は調理したことないですが、山菜そばは好きです( ´ ▽ ` )
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2019/03/31 22:25
美しい景色とお城、山菜のお料理まで、読みながら情景が見えました。1日で和を満喫したような時間を見せてもらいました。

山菜のお料理の仕方を未だによくわかっていないので、ゼンマイの炒め物やふきのとうの天ぷらくらいしか作れません。
桜が見ごろになりました。
綺麗ですね(°▽°)

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2019/03/31 22:00
お城に桜にお茶、山菜・・・日本の良さがいっぱい詰まった日ですね!
お師匠さんの相手も、市長の若い秘書なりすまし体験も、
おもしろい時間になりましたね。こういう時間って、貴重だな~と思います。
うちの母は山菜が好きじゃないので、我が家では出てきたことがないんですよ~
なので私はワラビとゼンマイくらいしか食べたことがないかも。
お茶もやったことないし、日本を知らない日本人でーすw




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