メモリーの移り変わり
- カテゴリ:パソコン/インターネット
- 2011/11/05 08:41:20
机の上に2GBのSDカードが何枚か転がっている、ラジオの録音用とデジタルフォトフレーム用のだ。
デジカメに入ってるメモリーは16GB だし、MP3のプレイヤーのは2GBの安いやつだ。
そして、iPodは256GBのハードディスク・・・
思い起こせば、会社に入ったばかりのころ・・・コンピューター制御で工場の設備制御をするシステム開発をしていたのですが、当時の制御用コンピューターのメモリーって32KBでした。
キロバイト・・・・って
1024キロバイトで1メガバイト
1024メガバイトで1GB
ということは
1024×1024分の1という時代だったんです。
2バイトコードの漢字かな交じりの文章なら16000文字分のメモリー
それで、設備制御をしていました。
当時は2バイトで1命令が書けましたから、256バイトもあれば通信プログラムさえも作れました(笑)
あの当時は、後100バイト欲しい、後、100バイトあれば・・・などと苦労したものですが、今はその千の千倍・・・すごい時代になったもんですね。
学生時代に使っていたコンピューターなんて10行10列の表計算でさえもメモリー不足でシステムダウンしていました(笑)
だから、32キロバイトでもすごいと思っていたんです(爆笑)
当時、水道局のシステムに追加のプログラムを収めに行ったときは、磁気ドラム装置が鎮座していました。
256キロバイトの磁気記憶装置ですが、恐らく数千万円したと思います。
時代は下って、固定版ディスクの時代がきて、40MB の磁気記憶装置が現れたとき、その価格が400万円という安さにビックリしたものでした(笑)
それが、今、2GBが500円しない時代です。
やれやれ、恐ろしいほどの進歩ですよね。
メーカーさんは、開発に大量の資金をつぎ込んでも
採算が合う前に新たなる開発を強要されるので
力尽きてしまうようですね。
そして、撤退する企業が増え、寡占化が進むと
今度は値段の吊り上げが・・・
そうならないで、ほしいですね。