ノルマンディシナ:Ⅱ
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/05/08 12:19:05
今何時だよ……
向こうに配給の台車が見える。
ちょっとかっぱら…… っと思ったが
止めとこう。
チェーホフはさっきの上官(か?)に
抱き起されて、
兵舎に運ばれる最中だった。
俺も立たないとな。
一瞬足に力が入らなかったが、
...
いちはぜん、ぜんはいち。
今何時だよ……
向こうに配給の台車が見える。
ちょっとかっぱら…… っと思ったが
止めとこう。
チェーホフはさっきの上官(か?)に
抱き起されて、
兵舎に運ばれる最中だった。
俺も立たないとな。
一瞬足に力が入らなかったが、
...
チェーホフは座り込んでタバコを吸っていた。
あちらのほうでは、民会をやっている。
このクソ寒いウクライナの国境というのに、
住民はのんきにタバコを吸いながら民会をしている。
「クソッ!」
チェーホフが不意に吐き捨てた。
「どうしたんだ」
俺は聞いた。
「いや。べつに」
チェーホフは...
プロットをつらつら~……
Anastasia
書きコ中です。
イスパニア船に紛れたオランダ船の開拓物語に
するつもり。
副官マルケスと艦長、船員のやりとりを描く~。
目標:植民地南米ものを描く。描いたことないのでb
ブレタナシア
ロシアの19世紀末前線...
母が仕事の知り合いからもらってきた
オレンジピールを食べているわけですが……
すごくおいしいのです。
砂糖ベットベトのお店のやつとは違う、
ちゃんと風味もあって酸味も残ってます
それに、甘さもちょうどいい。
どうしたらこんなにおいしくできるのか、と
不思議です...
2日目―――
船員がハンガー・セイル
(レリー・スプリットの後ろにある小さめの帆)の手入れを
終えたころ、
ようやく岸に上がるための船の準備が整った。
艦長がGO サインを出す。
艦長(実はもどき)以下数人の水夫が
岸に向かってゆっくりと漕ぎ出す。
こちら側は同様の船を他にも2隻出し...