Nicotto Town


アオイさんの日記


「マイホーム」カテで、部屋の小話を書いてます。
「自作小説」カテゴリでニコットタウンで暮らしているアオイさんの日記や小話などを載せています。
・全てフィクションですので、ニコットタウンで起こった出来事・住民とは一切関係のないお話になります。
 
「その他」で自己紹介を少し。

不思議な出会い

今日もまた、ウミガメの背中に乗って竜宮城に行ってきました。
泳ぎが苦手な私にとって幸いなことに、水の中でも息が出来るの。それに、さすが水の中というべきか、涼しくて気持ちいものだから、ついつい、お散歩の足を延ばしてここに来てしまうんだ。
のんびりと水底に降り立って、珊瑚の庭をゆっくりと見て回って、お社...

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橋の向こう

海開きをしていたから、ちょっと遠回りをしてお散歩に行ってみたら、海に赤い橋がかかっていて。
どこにつながっているのかな?と驚きながら進んでみたら、なんと海の底に続いていました!

この街に来て、驚きの連続だけれど、まだまだ驚く様な事は沢山あるみたい。

そんなわけで、ウミガメの背中に乗って海の底にあ...

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お祭りの後

昨日は、歌声大会でした。
始まる前まではドキドキしすぎて口から心臓が出るんじゃないか、って思ったほどだったのだけど。いざ、演奏が始ったらなんだか楽しくて仕方が無かったよ。
5曲、歌って、終わりで。
え、もう終るの?って。最後の一曲の時に吃驚した。

曲と曲の間のお話(MCって言うんだっけ?)はヤマブ...

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side 愛称髭おじさん・2

「おじさん、緊張してるの?」
かたかたとずっと同じ動作を繰り返していた髭親父にヤマブキがからかうようにそう問い掛けてきた。

 この子は緊張という言葉を知らないのかもしれないなぁ。とその快活な笑顔を見ながら、どうだろう、と髭親父は笑った。

「ちなみに、ヘイゼル少年は緊張しているかな?」
明らかに緊...

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side 愛称髭おじさん・1

 かたかた、と出番待ちの中途半端なこの時間を紛らわせるために、髭親父は手に持っていたスティックで適当なリズムを取った。 
  かたかたた、かたた、たむ。スティックさえあれば、リズムなんてどこでも刻む事が出来る。原始的なこの音楽を楽しむ様になったのはずっと昔の若いころの話。あの頃は指先にスティックの木...

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