Nicotto Town


陽猫のいろいろ


左か、右か

私は、私自身をずっと、どちらかというと右よりの人間なのだと思っていた。
ところが先日、旦那から指摘を受けたのだ。

旦那「いや、陽猫は、どちらかと言うと『左』でしょう」

陽猫「え?! なんで?」

旦那「だって、群れるの嫌だろう?」

陽猫「うん。集団で行動できないってわけじゃないけど、
    どちらかと言うと、苦手だねぇ」

旦那「右よりの人間は、それすらも当然だと感じるの。
    苦痛に感じて一人離れるのは、左の証拠だよ」

陽猫「ええ~(不満の声)」

旦那「じゃあ、こう言おうか。
    党拘束があって、それに従うのは当然だと思う?」

陽猫「当然でしょう」

旦那「何で?」

陽猫「党に属する時に、党方針に従うって契約をして
    いるはずでしょう。その約束を破っちゃいけない
    でしょう」

旦那「ほら、ここだよ。陽猫にとって、党というものは
    絶対不可侵の存在というわけじゃなく、契約と
    という対等の存在なんだって。
    政府だって同じ。
    陽猫は、国民と政府は対等だと思っている。」

陽猫「それが?」

旦那「だから、右よりは政府の言う事を、国民が従う
    のが当然だと思ってるの。
    政府だから、絶対正しいって思える?」

陽猫「まさか!
    正しいか正しくないかの判断はどこにいくの」

旦那「右よりなら、判断とか条件なんてつけないよ。
    右よりは政府という理由だけで絶対なの。
    陽猫は政府という理由だけでは絶対じゃない
    でしょう?
    ゆえに、陽猫は左よりなの、お・わ・か・り?」

陽猫、撃沈。


・・
・・・
なんだか、ものすごいショックを受けているのは何故だろう?

私の中の『左より像』が酷すぎるのだろうか?(笑)

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2009/02/18 09:24
こんにちは、詩蘭さん。コメントありがとうございます。
(すみません、硬くって^^;)

>左かと思っていたら、現実の左とはまるで違かったのですね!
現実の左は、左じゃないですからねw

>というワケで、支持政党などありません。
>陽猫さん同様、「群れるの嫌」 なのですw
やっぱりですか?w
群れるの嫌いな人って好きなので、なんとなくそうかなぁと思っていました(^^)

>ただし、自由主義を標榜する政党であるなら、
>党方針への異論も、不支持も、理念的に許容されねばならない、という点は異なるかな。
そういう考え方もありだとは思いますよ。
もともとの党方針がそのようなものであれば、という前提付きですがw
ほんと、同じような判断基準をもって判断しているのに、面白いですよね。

>そうそう、今日の民主党リーダー小沢さんなど、かつては自民党右派とされていたはずですねw
そうなんですよね。
だから、彼が左の代表だと言うのが、私には納得できません。
彼は与党思想であり、政権争いに敗れて、日和見的に政府批判を繰り返すだけの人なのに、
ただ、左の党首に担ぎ上げられているだけで、決して、左の人間じゃない。
それなのに、左だと認識されているなんて、、、ホントなんなんだ?と思ってしまうんですよね。

>所詮、右左は、相対的なものでしょう。
そうなんですか?
政治的定義と、思想的定義があると私は考えているんですが、そうじゃないんですかねぇ?

>自由に生きるためにも、生きることの公平な機会だけは、保証される政治、
>それさえ満たしてくれるなら、よい政治、と言いたいです❤
まったくもって、同感です。
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2009/02/17 17:04
陽猫さん  なかなかお応えできなくてごめんなさいm(__)m
ニコ界で遊んでいる時のノリのままだと、陽猫さんの日記に応じるのがむずかしくてw
そしたら、コノ日記、陽猫さんの個人的な心情が滲み出ていて、
客観的な議論よりフランクにお話できるかな、と思って・・・

実は、詩蘭は逆のような経験があります。
マルクスの資本論を読んだ時、その分析力に驚いたし、彼の洞察力には心底感銘を受けたのですが、
従来の社会主義国家は言うまでもなく、いわゆる左翼の政治屋さんたちにもほとんど共感できないのです。
左かと思っていたら、現実の左とはまるで違かったのですね!

では、保守支持かというと、むろん既存正統の理念にも、その政策にも全面的になど賛同できない。
原理主義的な右翼などは論外ですし、中道政党の日和見主義も信用おけません。

というワケで、支持政党などありません。
陽猫さん同様、「群れるの嫌」 なのですw

ただし、自由主義を標榜する政党であるなら、
党方針への異論も、不支持も、理念的に許容されねばならない、という点は異なるかな。
それでも、それを「契約という対等の存在」を根拠とする点は、同じですしw

>私の中の『左より像』が酷すぎるのだろうか?(笑)

ちょうど裏返しで、詩蘭の場合は、「左の現実への認識」が酷いw
詩蘭は、あの輝かしい西欧の近代芸術の一部としてマルクスにも感銘を受けたので、
それはモーツァルトやショパンやターナーやセザンヌとならぶ、自由と開放のイメージだったのに、
現実のソ連や中国や東欧も新旧の左翼政治も、幻滅以外の何ものでもなかったw

そうそう、今日の民主党リーダー小沢さんなど、かつては自民党右派とされていたはずですねw
所詮、右左は、相対的なものでしょう。
人々が、幸せになれる政治、
自由に生きるためにも、生きることの公平な機会だけは、保証される政治、
それさえ満たしてくれるなら、よい政治、と言いたいです❤
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2009/02/16 22:01
こんにちは、しゃーらさん。コメントありがとうございます。
そうなんですよねー。旦那診断にかけると、みんな左よりになるんじゃないかと
ちょっと思い始めました。

>でもでも、単純に愛国心があって所謂「左」の人々のやってる反日な行動を
>不快だと思ってたら
>どっちかっつったら右じゃないかなぁと思うんですけど…違うのかなぁ…
んーっと。
その理屈からすると、右翼の人々の行動が肯定できなければ、左よりっていって
いるのと同じですよね。
なので、そういう見方だと、相対的な判断でしか右とか左って区別できなくなっちゃ
いませんか?
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2009/02/16 13:08
こんにちはー。
私も、ご主人の意見に照らし合わせると左寄りになってしまうんですが…
集団行動どっちかっていうと苦手ですし。
政府の方針には基本的には従うけれど、絶対なんて思わないし。
でもでも、単純に愛国心があって所謂「左」の人々のやってる反日な行動を不快だと思ってたら
どっちかっつったら右じゃないかなぁと思うんですけど…違うのかなぁ…
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2009/02/16 01:25
こんにちは、雪涼さん。コメントありがとうございます。
そうですねぇ、雪涼さんは、左に入ると思いますよ。
旦那によると、個人主義であれば左よりだそうですから。

そうそう、政府がやるから駄目だという考え方も、日本にはありますよね。
私にはこれも分からないんです。
「政府だから良い」、と、「政府だから悪い」。
どちらも同じものを根拠にしていて、私には同じに聞こえるんですよね。
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2009/02/15 23:22
はじめまして。足跡ありがとです。
σ(^^)は陽猫さんの旦那様のお話から位置づけると真ん中かもぉ・・・真ん中ってない?o(*^▽^*)oあはっ♪
みんなでいたいときはお山の大将であることだったりするし、抵抗勢力が多いとひとりになりたい。
(それってただのわがまま!?)
団体で党拘束は作っても従わない方法。トップであれば好きにすればいいのではないかと。
ついてきたい人はついてくるし、従いたくない人はさようなら。

政府が決定したことは、結局国民は従うことになる。法律だから。
だからこそ、法律になる前に抵抗勢力はデータを持ち込んで、議論することになるのが日本のスタイルなのでしょうけど、北云々って国みたいに、将軍様が言うことはすべて絶対って国もあるから、そういう国だったらここで文章にしている時点で絶対なんでしょうね。

陽猫さんも負けず嫌いなのでしょうね。σ(^^)もです。
会話というのは臨機応変がさえわたった方が勝ちに見えるだけの話です。
σ(^^)だとおわかりなんて問われたら、「わからん」か「あっそ」だけで終わってしまってけんかになっちゃいますね。
負けるが勝ちのいい奥様でいらっしゃいます。
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2009/02/15 23:11
こんにちは、皆さん。コメントありがとうございます。
別段、右でも左でもいい話なはずなのに、左だと言われて、心に重くのしかかるのは何故だろう。
という気持ちを消化できなくて、こうして記事にしたのだけれど、未だに、消化できずにいます。

◎こんにちは、しらす.さん。コメントありがとうございます。
>日本は最も成功した社会主義国という話を思い出しました。
日本は、各企業が社会主義的要素をもっていたんですよね。
終身雇用制度で、年功序列で、保険制度も充実していて、社員を
家族のように扱っていましたからね。
もちろんこれは、一億総勢中流家庭であった時代の話ですけれど。

私自身は、それが素晴らしいとも駄目だとも思っていません。
ただ、そういう会社があってもいいとは思っています。
何故なら、そういう企業を望んでいる人が大勢いるからです。
このあたりの考え方が、社会主義という考え方と一線を隔してしまう
のだろうな、と思います。


◎こんにちはたろさん。コメントありがとうございます。
>保守・革新とおなじような意味でいっているとしたら、保守(右)の基準がきつすぎますよ。
そうですよね。たろさんの言われていること、よく分かります。
でも、私とは別の視点を持った上での話しのようなのです。
そこが理解できないから、私は、こうやってモヤモヤしているのだと思います。


◎こんにちは☆☽いくじろうさん。コメントありがとうございます。
>すごくインテリなご主人ですね。
インテリというか、博識ですね。いつも、私とは別の視点を持っている人です。

>なんだろう、服従と自由とかそんなかんじかな。だとしたら、保守とリベラル
>って方向でうまく説明できそうだな。
なるほど。
そういう方向なのかもしれませんね。もう少し考えてみます。

>それと、左翼政権ってありえるんだろうか
いえ、それはないでしょう(笑)
政権に関しては、政権を取った方が、右ですよ~。
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2009/02/15 15:47
それと、左翼政権ってありえるんだろうか
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2009/02/15 15:44
すごくインテリなご主人ですね。
たろさんのおっしゃるとおり、右左の定義ってよくわからない。
たとえば、国家社会主義って、めちゃめちゃ国粋主義で、言ってみれば極右だと思うんだけど、
かつての日本の左派政党は国家社会主義国に接近していたこともありますよね。

きっと、権威に対して従属し、忠誠を示す勢力を右翼、革新を目指して権力と対峙する勢力を
左翼っていうんだろうなと、勝手に理解していました。

ぼくは、今の陽猫さんの立ち位置は相対的には右寄りだと思うけど。
でも、御主人の説明だと、どうも絶対的な立ち位置としての右左っていうのがあるようですね。
なんだろう、服従と自由とかそんなかんじかな。だとしたら、保守とリベラルって方向でうまく
説明できそうだな。
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2009/02/15 14:07
定義だってはっきりしているわけじゃないし、どっちでもいいと思っていますけど(苦笑
保守・革新とおなじような意味でいっているとしたら、保守(右)の基準がきつすぎますよ。
アバター
2009/02/15 13:07
これを読んでいて、日本は最も成功した社会主義国という話を思い出しました。
たしか、 ゴルバチョフさんが言ってたんでしたっけ?
人が環境をつくり、環境が人をつくると言います。
もしも日本という国が少し左よりなのであれば、そこに住む人の根っこが左よりなのかも。。。?
などと思ってみたり☆
でも私は右でも左でもないと思います。。。たぶん(笑)




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