蒟蒻ゼリー
- カテゴリ:日記
- 2008/10/25 08:10:21
今回は、ニュースというよりもまだ噂レベルなので、感想日記に
しました。
消費者行政担当相の野田聖子氏が、自身の地元企業(蒟蒻
ゼリー)の為に、マンライフを処分したのだ、というような噂が
ネットで飛び交っている。
1、蒟蒻ゼリーといえば、マンナンライフの蒟蒻畑というほど、
マンナンライフがシェアを広げていた。
2、凍らせた蒟蒻ゼリーを口にした男児が喉に詰まらせて
死に至ったという痛ましい事件をきっかけに、消費者行政
担当相から、「幼児や高齢者は喉に詰まらせる危険がある」
という表示を現在よりも大きくするようにという行政指導があ
った。
3、マンナンライフはシェアを広げていた為に、早急に対処する
事が難しいと一時製造中止するという判断を下した。
4、一企業への厳しすぎるとも取れる行政指導に対して、消費者
から反発が巻き起こっている。
5、商店ではかつて、マンナンライフの蒟蒻畑が並んでいた場所
に、別の企業の蒟蒻ゼリーが大量に並ぶようになった。
6、並んでいる商品の企業は、消費者行政担当相の野田聖子氏
の地元企業だった。
7、野田聖子氏が企業献金を受けているところであった。
判明している事実としてはここまで。
ここまでの事実から、噂が立つ状況としては、まぁありえる話だと
は言えるかもしれないが、、、
正直、これは、マイナー商品のシェア拡大を図りたい企業としては
「漁夫の利」的な状況だったのではないか、と私は思う。
シェアが小さいために、行政指導に対して早急に対処できたから、
店頭に並ばせる事が出来たのだ。という見方を排除する理由が今
のところ見当たらないのだ。
地元の議員への企業献金は、ある程度大きな会社ならどこでも
おこなっていることだし、議員にしてみても、特に問題の無い地元
企業からの献金を断る理由も無いだろう。
ネット上で「そうに違いない」という意見を見るに付け(最近のマス
メディアは、ネットを敵視しているくせに、ネットからネタを拾ってく
るという怠慢をするから)マスメディアが乗っかってくるかもしれな
いなぁと思う。
何せ、報道の仕方によっては、閣僚の不祥事に発展する(させら
れる)かもしれないのだ。
首相の仕事後の一杯なんていう、本来どうでもいいネタで騒ぐくら
い、今の内閣をつつく理由が無いのだろうから、確保しておきたい
ネタの一つであろうなと思う。
そうなんですよね。「喉に詰まらせるかもしれない」という予備知識を活かせなかった周りの人の
危機意識の薄さは、確かにあると思います。
私は幼稚園くらいまでだったか、飴玉を食べる時に親が喉に詰まらせると危ないからと小さく砕
いてくれたのを覚えています。
なので、蒟蒻ゼリーにも、そういう心遣いが与える側の人にあれば、未然に防げた事故だったと
私自身も思います。
「危機意識の薄さを非難せずに擁護しようとする」
この風潮には問題を感じます。
俺的には「窒息死の危険性が報道されてるのに
何で自分の子供やじーちゃんばーちゃんに食わせるかな」っつーほうが気になる・・・・・。
蒟蒻ゼリーを食わせるなっつーわけではないんだけど(それは一種の不買運動だ)
喉に詰まらせることがないように小さく切って与えるとか
食べてる間はずっと側で見てるとかの家庭内での配慮も必要なんじゃないかと。
人命がかかってることをまず最優先して対応策を考えるべきじゃないのかな。
これだけ窒息死の事故が起こってるのに不用意に子供や老人に買い与えて
何か起こったら「全て企業のせい!! 責任取れ!!」っつーのは違うじゃないかな。
気をつけて食べれば蒟蒻ゼリー自体は悪いものじゃないだろう。
俺はそんなふうに感じた。
マンナンライフの件は、消費者行政担当大臣の勇み足だと私も思います。
マスコミに振り回されずに、もう少し冷静な対処を心がけてもらえれば、
事態は変わったと思いますが、今更言っても仕方が無いので、
マンナンライフには、是非、新製品を出して盛り返して欲しいと思います。
自民党が負けるということは、他の党が勝つということなのですが、
正直、今の時期は、経験の浅いほかの党に任せる気にはならないんですよね。
自民党が良いとは決して言えませんが、かといって他の党が良いというわけ
ではない、というのが辛いところです。
マスコミ合戦は、どこの党が政権を取ったとしてもあると思いますよ。
なにせ、マスメディアは「批判」するのが仕事ですから。
確かにPL法っていうものはありますが、購入者がどのように食べるかどうかまで責任を負わされては、
たまったものではないですよね。お餅は喉に詰まることを想定して食べているから大丈夫?って、また
お馬鹿な大臣が発言していますね。
もう、自民党は時期を延ばそうが早めようが解散選挙は負けますね。この総選挙で潰すための
マスコミ合戦でしょう。でもこれは戦国時代の草の者がやる、流言飛語という策略に似ています。
一部のマスコミは、各党から放たれた草かもしれません。