首相の独自方針 -新聞ネット記事より
- カテゴリ:ニュース
- 2011/01/12 08:31:24
今朝気になったニュースはこれです。
「首相の独自方針に党内反発も」(by読売新聞)
菅氏は、本当に失敗を糧にしない人だなぁというのが正直な感想です。
菅氏の今までの言動を見ていると、首相という立場が取りまとめ役だとの
認識が薄いのだろうなと思います。
おそらく、民主党自体が寄せ集めの党なので、統一見解なんて出来るはず
がないという認識があるからなのでしょうが、
それによって(菅氏の方針を、根回しをしなかった事によって、)
今まで何度となく、党内から反発を受けて頓挫しているのに、、、
菅氏は、何故失敗し続けているのか、理解されていないのでしょうね。
こういう面をずっとオブラートに包んで報道されてきていたから、
彼は、首相になっている。
その事実を考えると、もう醜態を見たくなくても、きちんと報道され続けなけ
ればならないのだろうと考えます。
首相がころころ変わるのは良くないとか、
自民党政権よりましとか、
どこの政権がとっても変わらないとか、
他にもいろいろあるでしょうが、
残念ながら、菅政権は、そういう次元の話じゃないのですから。
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http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20110111-01022/1.htm
首相の独自方針に党内反発も
2011年1月11日(火)23時48分配信 読売新聞菅首相が今年に入り、独自の政策方針や、達成に向けた「期限」を次々と打ち出し、周囲が戸惑う場面が増えている。
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加問題や消費税増税、公務員の人件費削減など、党内外で意見対立が続く複雑な課題ばかりで、政府内では、“空手形”に終われば政権基盤が揺るぎかねないと懸念する向きも強い。
「平成の開国と社会保障制度の改革、財源の問題は先送りできない課題だという認識で取り組んでいる」
11日夜、首相は首相官邸で記者団にこう語り、主要政策の実現に強い意欲を示した。
首相は7日のインターネット番組で、2009年の民主党衆院選政権公約(マニフェスト)を見直す考えを表明。5日のテレビ番組でも国家公務員の給与削減について、「(民間の水準より)もっと削減できる仕組みを法案として提案する」と大幅カットに踏み込んだ。消費税を含む税制と社会保障制度の改革に関しても、同番組で、「政治生命をかける」と言い切った。
TPP参加問題も、年頭の記者会見で、6月頃に最終判断する方針を表明した。これらは党内で議論を積み重ねた政策方針ではなく、「首相の独自判断」と言われている。
背景には、首相が年末の予算編成を通じて財政再建の必要性を痛感したことがある。内閣支持率が低迷する中、指導力を発揮して「反転攻勢」(首相)をかけたいとの思いもにじむ。
だが、公務員の総人件費削減について、首相は代表選で「人事院勧告を超えた削減を目指す」と公約したが、勧告通りで決着した。11日の関係閣僚の会合では、2009年の衆院選公約で13年度までに実現するとした「総人件費の2割削減」も事実上、断念するなど、かけ声倒れの面は否めない。
党内でも、「首相は、十分に議論して発言すべきだ。参院選前に消費税増税を唐突に表明し、大敗した反省が全くない」(ベテラン)との反発が出ている。
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>今は解散されても入れる人がいないというのが一番の問題。
確かに、今の民主党内で探すのは難しいですね。
>かつての福田首相や鳩山首相のようにね。
福田氏を鳩山氏と同列に並べるのは、ちょっとというか、かなりかわいそうだと
思います。
麻生内閣で、リーマンショックを乗り切れたのは、福田内閣の功績という下地が
あったからこそで、もし、鳩山内閣や菅内閣のように、迷走や後退するだけの
施政だったら、いくら麻生氏でも、こんなに早くは抜け出せなかったと思いますよ。
>彼らを看板にしている限り、民主党に未来はありませんね。
というか、今の民主党執行部を総入れ替えしたとしても、結果は見えていますよ。
過去の自民党政治を全否定して、歴史を学ぼうとしない以上、新たなより良い政策
など出来るはずがないでしょう。
これは、政治に限らず、どこの世界でも同じことです。
>次の首相に期待しましょうよ^^
>人材豊富な国ですから、そのうち「当たり」が出るかも^^;
(笑)(笑)(笑)
あたりを引くまで、首相交代を続けるのは、ちょっときついので、
やはり、日本の将来に対して明確なビジョンをもっていて、その責務を果たす
という気持ちをもって望むことが出来る、胆の据わった人を選びたいですよね。
菅首相だけでない。
勢いだけの発言、首相であることを目的化してしまう行動、そんな人を担ぎ上げる状態が続いています。
かつての福田首相や鳩山首相のようにね。
小沢氏も自身が素早く身を処すれば(つまり証人喚問にさっさと応じて野党の攻撃の口をふさいでしまうということ)民主党がまとまるのに、ぐずぐずと出る出ないと言って混乱を長引かせている。
彼らを看板にしている限り、民主党に未来はありませんね。
人材豊富な国ですから、そのうち「当たり」が出るかも^^;
>(´-ω-`)もう さすがに口だけ先行でこうもまとまらないのなら早期解散しかないと思う
ええ、本当に。
首相という座について何をしたいのか、というビジョンすらない人を、誰かよりもましという
程度の理由で、その椅子に座らせるから、こういう事態になっているのだから、
民主党の議員は、その責任を取って、菅氏に解散を迫ればいいのにと思いますね。
国家公務員の総人件費2割削減も先送り
脱官僚と言いつつ 前原外相は、谷内正太郎元次官ら外務省OB5人を外務省顧問に起用
すでに菅になってから改革は逆行し マニフェストは嘘だらけ
公約に書いていないTPPをろくな審議もせず推し進めようとする姿勢もダメ
(´-ω-`)もう さすがに口だけ先行でこうもまとまらないのなら早期解散しかないと思う