鳥インフルエンザ -新聞ネット記事より
- カテゴリ:ニュース
- 2011/01/23 12:47:18
今日、気になったニュースはこれです。
菅首相「警察や自衛隊の協力を得たい」(by産経ニュース)
口蹄疫や鳥インフルエンザについてのニュースを聞くたびに、
政府と現場の温度の違いを感じます。
菅氏いわく
>口(こう)蹄(てい)疫(えき)などの問題で拡大を防ぐことが大事だと学んだ。
らしい。
それなら、昨年の11月29日に島根で発生した時に動くべきでは?と思う。
近隣国である、台湾(H5N2型)・香港(H5N1型)・韓国(H7N7型)で発生して
いて、日本でも10月には野鳥がH5M1型で死んでいることが分かっていたの
だから、この時に、ついに来たか!と動き出すのが、
「感染拡大を防ぐ」という観点に、かなった行動だと思うんですけれどね。
とはいえ、農林水産省のホームページを見ると、
(http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html)
のんびりしているのは、官邸だけのようなので、ちょっと安心しました。
でも、やっぱり、ちょっとだけです。
何故なら、口蹄疫などの悪性伝染病は、水際で食い止めなければならないと
学んだはずなのに、相変わらず口蹄疫が発生して抑え込めずにいる韓国へ
の渡航警戒を呼び掛けるのは、畜産関係者だけに留めているからです。
こういう、本人が意図しない媒介のパターンが、一番やっかいなのだという
事を、私たち各個人個人が自覚しなければ、こういう悪性伝染病は防ぎきれ
ないと私は思うのです。
百歩ゆずって、政府としての立場から、近隣諸国との関係もあるでしょうから、
なのでせめて、渡航者への注意勧告くらいは常時呼びかけるようにしては?
と思う今日この頃です。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110122/plc11012211530098-n1.htm
菅首相「警察や自衛隊の協力得たい」
2011.1.22 11:50宮崎市内の養鶏農場の鶏に高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されたことを受けて政府は22日午前、首相官邸で「鳥インフルエンザ対策本部」の会合を開 いた。菅直人首相は「口(こう)蹄(てい)疫(えき)などの問題で拡大を防ぐことが大事だと学んだ。拡大のおそれがあれば警察や自衛隊の協力も得たい」と 述べ、関係閣僚に万全の態勢をとるよう指示した。
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>事なかれ主義者の集まりですから・・・
そうですね(>_<)
究極の左翼とは、無政府主義と聞きました。
おそらく、彼らはその集まりなのでしょう。
っていうか、無政府主義なら、政治家にならないで欲しいですよね!
阪神淡路大震災の時の、村山氏の対応は最悪でしたから、それとの比較でしたら、、、
うん、言われる通りだと思います。
ただ、口蹄疫での対応でも、要請によって自衛隊の方々は協力しましたから、その
程度の認識での発言かもしれません。
菅氏は、ビックマウスですし、何よりも、実績として
「口にした事は実行しない」という傾向がありますから、正直、心配です。
震災当時は自民党と社会党の連立政権で、長年「自衛隊は存在そのものが憲法違反」と主張してきた社会党の村山富一氏が首相だったため、自衛隊への救助出動要請が大幅に遅れました。
兵庫県庁の職員が独断で自衛隊に救助を要請したのが発生から4時間後。
政府がしぶしぶ自衛隊の出動を認めたのは発生から一日近く経ってから、でした。
すぐに自衛隊が救助に向かっていれば、死者数はもっと少なくて済んだかもしれません。
それに比べれば、左派政権の菅さんも、進歩はしているみたいですね。