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前原流外交、不発 -新聞ネット記事より

今日、目についた記事はこれです。

「経済と北方領土リンクの前原流外交、不発」(by読売新聞)

記事によると
>前原氏の戦略は、自由貿易の拡大によって両国の経済関係を強め、
>ロシアに日本との「不正常な状態」を解消する必要性を認識させ、領土
>問題解決につなげるというものだ。
という事らしい。
自由貿易の拡大、という事は、ロシアにTPP参加を呼び掛けているのか?
それとも、二国間協議をするっていうのか?

どちらにせよ、領土問題につなげたいという下心見え見えの手に、ロシアが
乗ってくるはずもなく、案の上、打つ手なしになったようです。

まったく、どこまで外交音痴なんだかと思いますよね。

------------------------引用開始
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110212-OYT1T00745.htm

経済と北方領土リンクの前原流外交、不発

 【モスクワ=穴井雄治】前原外相は12日、クレムリンでナルイシキン露大統領府長官と会談し、2日間の訪露日程を終えた。

 経済外交では一定の前進があったものの、焦点の北方領土問題では、ロシア側が強硬姿勢を崩さなかった。両国関係の強化によって領土問題解決を図る――という前原氏の対露戦略は、壁にぶつかった。

 11日の前原外相とラブロフ露外相との会談は、北方領土問題で互いの主張の違いが一層鮮明になる結果となった。菅首相は12日午前、「(会談は)なかなか厳しい雰囲気だったようだ」と記者団に語った。

 経済外交を重視する前原氏は、11日にはフリステンコ産業貿易相とも会い、ともに貿易経済日露政府間委員会に出席。ロシアの自動車輸入関税引き上げを取り上げ、「保護主義的だ」と即時撤廃を要求した。フリステンコ氏からは「世界貿易機関(WTO)加盟後には協定上の全ての約束を順守する」との発言を引き出し、一定の成果があった。

 前原氏の戦略は、自由貿易の拡大によって両国の経済関係を強め、ロシアに日本との「不正常な状態」を解消する必要性を認識させ、領土問題解決につなげるというものだ。しかし、ロシア側の基本方針は、経済協力と領土返還を結びつけないという正反対の立場だ。11日の日露外相共同記者会見では、ラブロフ外相に香港のメディアが「南クリル(北方領土)の開発は、中国や韓国を誘致した方がいいのでは」と質問した。前原氏はこの問いに語気を強めて「日本の立場と全く相いれない」と反論したが、質問自体にロシアと中国の“連携”を感じ取る向きもある。
(2011年2月13日00時36分  読売新聞)
------------------------引用終了

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2011/02/14 23:16
こんにちは、鈴木土下座衛門さん。

>ロシアが泣いてすがるような局面になるまで放っておくのがいろいろな面で得策と
>思わざるを得ないほど、北方領土問題はどうにもならない状況かと思います。

ええ、本当に。
ここまで来られると、打つ手があるようには思えないですものね。
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2011/02/14 23:15
こんにちは、苗採るさん。

>何考えてるんだろう の一言しか浮かびませんでした。
全くです。
外交というものがどういったモノなのか、根本的に勉強しなおして
来てほしいものですよね。
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2011/02/14 21:01
ロシアが泣いてすがるような局面になるまで放っておくのがいろいろな面で得策と思わざるを得ないほど、北方領土問題はどうにもならない状況かと思います。
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2011/02/14 16:55
何考えてるんだろう の一言しか浮かびませんでした。





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