酷い話、の続き。。。
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- 2008/11/17 23:26:45
17日の朝に民主党内で決まった内容を抱えて、今日の今日、首相
との会談を行いたいという申し入れを行った小沢氏。
申し入れた党首会談では、2008年度第2次補正予算案を今国会に
提出するよう首相に話す予定であり、もし、首相側が党首会談を拒否
したのであれば、18日に参院外交防衛委員会で予定していた新テロ
対策特別措置法改正案などの採決を拒否する。
という、とんでもない要求を突きつけた。
首相のスケジュールというものは、事前に分刻みで決まっていること
は、誰でも知っている。
朝、連絡したからといって、同日中に会談が出来るなどとは、通常、
考えられない話だ。
だから、これはイチャモン以外なにものでもない要求であった。
だが、党首会談の話を、首相は受けた。
党首会談は夕方に実施され、約30分間で終了した。
結果はどうだったのか?
民主党の小沢氏は、30分の会談の中で、第2次補正予算案を
今国会で提出させるように甘言を述べていたようだが、自民党員
に記者団へ暴露されてしまったからか、あっさりとそれを否定し、
党首会談を行わなければ、新テロ対策特別措置法改正案など
の採決を拒否する、という話だったはずが、
急遽スケジュール調整をして、会談をおこなったにも関わらず、
「第2次補正予算案を今国会で提出する」という確約を首相から
もらえなかったのを不服として、新テロ対策特別措置法改正案
などの採決を拒否すると言い出している。
これでは、手を挙げないと撃つぞ!といわれて、手を挙げたら、
動いたな!と言って撃たれたようなものである。
一体、この横暴さはなんなのだろうか?
さらに、小沢氏が第2次補正予算案に拘っているのは、その案
を通したいからではないというのがまた、余計に腹が立つ所だ。
参議院での審議をなんだと思っているのだろうか。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081117-OYT1T00589.htm?from=top
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新テロ法採決など拒否、民主が方針…初の党首会談不調
麻生首相(自民党総裁)と民主党の小沢代表は17日夜、首相官邸で初の党首会談を行った。
小沢氏は2008年度第2次補正予算案を今国会に提出するよう求めたが、首相は「努力している」と述べるにとどめ、提出時期を明言しなかった。
民主党はこれに反発し、18日に参院外交防衛委員会で予定していた新テロ対策特別措置法改正案などの採決を拒否する方針を自民党に伝えた。
与党は、新テロ法改正案や金融機能強化法改正案を確実に成立させるため、今月30日までの臨時国会会期の延長も視野に入れて検討を始めた。
党首会談は、民主党の要請で午後6時から約30分間行われ、自民党から河村官房長官、細田幹事長、民主党は鳩山幹事長、山岡賢次国会対策委員長が同席した。
小沢氏は「景気対策関連の2次補正を今国会に提出すべきだ」と要求した。そのうえで、「2次補正が提出された場合、(参院で)結論を速やかに得られるよう代表としての責任で約束する」と語った。
首相は2次補正について、「今の段階で(提出時期を)答えられるわけではないが、補正を出せるように努力している最中だ」と述べた。新テロ法改正案に関しては、「(18日採決という)参院で決めた話を党首が一方的に破棄するのは納得しかねる」と指摘した。
与党幹部によると、小沢氏は「2次補正を出せば、協力する。その約束に違反した場合は議員を辞めてもいい」と述べたという。しかし、党首会談終了後、小沢氏は記者会見で、この発言を否定した。
政府・与党は、第2次補正予算案について、今国会で成立させるには大幅な会期延長は避けられないとして、来年1月召集の通常国会で処理する方向で調整を進めている。これに伴い、与党内では衆院解散を先送りすべきだとの意見が強まっており、首相も米国訪問中の14日、来春以降の衆院解散を示唆した。民主党は、早期解散を求める立場から国会対応で強硬姿勢を強めたものと見られる。
与党は、来年1月15日に期限が切れる新テロ法改正案と金融機能強化法改正案を終盤国会の重要法案と位置づけている。両法案は衆院を通過し、参院で審議中で、参院の主導権を握る民主党が採決引き延ばしを続けた場合、衆院の3分の2以上で再可決可能となるのは、新テロ法改正案が12月20日以降、金融機能強化法改正案は来年1月5日以降となる。
(2008年11月17日21時15分 読売新聞)
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>その政権がいいのか を国民に問う必要はあるでしょね。
今、それを急ぐ意味があるのか?と私は思うんです。
来年には現内閣の任期は切れ、その時に総選挙をやることは決まっているのに
今の時期、急いで解散総選挙をしなければならない理由は、私たち国民側にあ
るとは思えないですね。
今の国民が求めているのは政治の安定であり、景気回復ではないでしょうか。
どちらもまだ未知数なので、その状態で判断するのは早計であると思います。
>存在示したいんでしょうね。
大方そのあたりだと思います。でも、下策だと思います。
本来であるなら、問題のある法案を国民の為になる、問題の無い法案に作り変
えることが、民主の存在感を示す方法でしょう。
それが、国会議員の仕事であり、真に私たち国民が求めている政治なのでは
ないですか。
パフォーマンスや暗躍によっての政治の混乱には、うんざりしているから、
反自民になっているのに、政権交代する可能性が一番高い政党である、民主
が、そのうんざりさせられている事をやるのであれば、政権交代をする意味もな
いですし、今、解散総選挙をやる意味もないでしょう。
「多くの国民は、反自民で、政権交代を望んでいるのだから、民主が政権を取る
為の手段であるならば、何をしてもよい」
というような考えは間違っていると私は思います。
その政権がいいのか を国民に問う必要はあるでしょね。
ここ数ヶ月民主党は存在自体あったかどうかわからなかったし。 存在示したいんでしょうね。
テロ特措法はそもそも反対だったわけだし。 去年ノーで今年イエス じゃ それはそれで 問題でしょ。
>本来の民主党に戻っただけ。 それだけ。
それが本当なら、総選挙は、金と時間の無駄遣いになります。
良くて現状と変わらず、悪ければ現状よりも悪くなるんですもの。
ますます、総選挙をやる意味が、私には分からないです。
>でもそんな政治家を選んでいるのは、自分たちですけど。
そうなんですよね。
私たちの一人一人がそれぞれ選んだはずの人なのに、何故
私たちのことを見ていないかのような行動をするのかって思います。
政治は駆け引きなので、ある程度は仕方ないのかもしれませんが、
でも、もっと他のやり方は出来なかったのか?と思います。
こんな事をやっているようでは、民主と自民の差別化なんて出来な
いじゃないですか。
本当に、小沢民主党にはがっかりさせられました。
でもそんな政治家を選んでいるのは、自分たちですけど。
>まったくあきれた話です。議論が先にあるんじゃなくって、自分たちに有利に持っていきたいだけとは…。
もう、与党をあれだけ批判しているにも関わらず、この体たらくですからね。
本当に呆れますよね。
>理想論ですが、よりよい法案を通すためにもっと活動してほしいものです。
まったくもって同感です。
ええー、その場だけですかw
まったくあきれた話です。議論が先にあるんじゃなくって、自分たちに有利に持っていきたいだけとは…。
与党も野党もエゴでだけ動いていたら、ただ利益がどこに配分されるかってだけで、全然世の中がよくなって
いきませんよ。理想論ですが、よりよい法案を通すためにもっと活動してほしいものです。