誠意。
- カテゴリ:仕事
- 2011/11/05 21:29:31
「誠意を見せろ!」
というのは、物事を金で解決しようとする時の隠語であるけれど。
意味がわかってなかったんではなく、約款上の理由で金は出せない案件が上がってきた今日。
ウチの上司は誠意を見せるため、相手の家のトイレ掃除をしてきたらしい。笑
行き先が期待していたものと違うっていうのはよくあることで。
宣伝にはいい謳い文句しか使わないのは当然で、旅行商品に限らずよくあることで。
せめてもハズれた時のがっかり感を最小限に抑えるには、ツアーのこんなところを見ておくといいかもねー。
(1)どこか1ヶ所、屋内観光に楽しみを持つ
絶景のスポットめぐり、そりゃいいもんだよー。
…天気さえ良ければ。
雨風雪との戦いだった時のがっかり感ときたら。
悲惨の一言に尽きる。
食事でも買い物でも見学でも、何か1つ屋内の楽しみがあれば、「行かなきゃ良かった」とまではなりにくい。
(2)団体入場はお得
世の中には団体割引というものがありまして、なんていう解説はいらないだろうけど。
最近じゃどこの施設でもHP見ると料金が表示されてるでしょ?
これの個人料金を見ておくと、ぐっとお得な感じが倍増する。
とはいえクーポンとか予約特典等で個人旅行でもお得になることは多いけどねー。
大手旅行会社には更なる上をゆく、特約というものが存在する場所もありまして。
時と場合によっては、正規料金は4ケタであるのに、実は無料で入ってるなんてこともありまして。
「ここ特約です」なんてお客様に知らされることはないけど、正規料金を知っていると、大して良い場所でなくとも旅行代金との比較でお得感はかなり上がる。
(3)お土産付きはやっぱり嬉しい
超一級のすばらしい品物、なんて期待しないで。
人間は大抵物をもらうと嬉しくなるの。
当然ながらまとめ買いしてるわけだから、個人で買うよりは絶対得なの。
仮にそれが大して良い品でなくとも、いや悪い品であっても個人で買うよりは得なの。
一昔前と比べると、品の質自体も格段に上がってるんだけどね。最近ウルサイから。
いらなきゃ誰かにやればいい。
それがまた倍返しになることを願っているだけで楽しい。
(4)タイトルが長ーいツアーはハイリスク
ハイリスクなのは旅行会社にとって、ね。
これは自分で自分の首を締めるからあんまり言いたくないけれど。まぁ調べりゃわかることだし。
万一、期待していた観光地に行くことすらできなかった場合。
ツアータイトルにその観光地の名前が入っているかどうかで、お客様の受け取れる保証金の額が変わります。
タイトルには挙げてなく、行程内の中だけの表示である場合の方が安いのよ。
そもそも行けない時点でがっかり感は腹一杯であろうけれども。
特に混んでると予想される場所に行くときには、タイトルに謳われているものを選んだ方がマシっていう話。
(5)最初からがっかりしておく
人間、上から下へは辛いもの。
下から上にいくと最後はなんとなく良い気持ちで締まるもの。
最初から期待値を上げ過ぎない、これ1番大事かも。
はい、ご覧の通りで決して「がっかりしない方法」ではなくて。
あくまで「がっかり感を減らす方法」であることをお忘れなく。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
最近はやけにタイトルが長いツアーばっかりですよねー。
立ち寄る施設さんに事前に電話する時、コースタイトルは?って聞かれると初期の頃はとても困りました。
慣れた今でこそ、長さを逆手に取って、コミュニケーションの一環にさせてもらったりしていますね。
ものすごく長いんだけどぜひ聞きたい?さわりの三語ぐらいでやめとく?って聞き返して一緒に笑ったりとか。
添乗員は本当にヒロヤさんの仰るような人間が多いんですよねー。
同業のアタシたちにさえも冷たい態度を取ったり、突然喧嘩腰で話を持ってきたりする人間、よくいますねー。
もちろん反対の物腰柔らかな方がいないわけじゃないんですが、印象に残ってしまうんでしょうか。
でも相手の職員さんだってもちろん感情がありますから、そんな横柄な態度で来られたら決してそのお客様に良くしてやろうとは思えないんじゃないのかなーと思うんですよね。
いくらお客様に罪はないとわかって下さっていたとしても、それが普通の人間の心情じゃないかなぁと。
アタシは自分で言うのもなんですが、笑顔でご挨拶だけは欠かさないように心がけている方です。
その代わり各職員さんにはおんぶに抱っこで別な面でのご迷惑はかけまくっていますが、現地のことを一番わかっていらっしゃるのは現地の職員さんですからねー。適いっこありません。
なるべく気持ちよくお力を貸して頂けるように、そして少しでもお客様に良くしてもらうためにも、ご挨拶やお礼は必ずするように努めています。
ついでに、お客様に見えるところでは、その横柄な人間ともなるべくケンカしないのが目標です。
お前いつか北海道で困るハメに遭ったって絶対助けてやんないからね、といつも心の中で呪っています。
ちょっとタイトル長いツアーはの下りに、ほーなるほどーと思ったり。
現在勤務先でツアーのお客さまがおいでになってて、タイトル丁度長いよ。わはは。と思っておりました。
添乗員さんは急いでいる感じか、恐ろしく横柄で怒っているひとが多めなので、たいへんなのねー。
とみつめています。
時々普通に、こんにちはー、今日はよろしくおねがいしまーす。
とはつらつと来られるとイイヒトッと職員でちやほやします。
ありんこさんはどちらタイプなのかしらー。
と長文ごめんなさい。
タイムリーだったもので。つい。おじゃまさま。
あ、土下座ももちろんやってきたと言っていました。
「そこの石畳に頭打ちつけて土下座をしたら今日のところは帰してやる」と言われたらしいです。
個人的には、そういう尻拭いもしなければならない代わりに役職手当もらってるんでしょ、と思います。笑
自分にはできないので、手当ていらないから一生下っ端でいたいですけどねー。
知り合いの本屋の店長は土下座なんて数え切れないぐらいやったと言ってました。
もちろん、ほとんどの場合が言いがかりですが、それでも頑張るんですよ。
今はうつ病で治療中ですが・・・
なんにせよ、あんまり、現場の責任者に何でも押し付けるのは
どうかと思いますね。
トイレ掃除とは、普通思いつかない誠意の見せ方ですよね。思わず笑っちゃいました。
もうちょっと他に方法ないのかなーと思ってしまうんですが、なかったからトイレ掃除になったんでしょうね。
悪天候対策ですか?
…あんまり何も持ち合わせていないような。
これに懲りずにまた今度いらっしゃい!とあっさり言っております。
渋滞とかオーバーブックとか、人為的理由の方はいろいろと対策がありますが、お天道様だけは旅行会社の力じゃどうしようもないですもんねー。
お詫びに個人宅のトイレ掃除なんて聞いたことないですよ。
それをさせる方もどうかと思うけど。
ツアー担当としては、悪天候対策は必須ですよねー。