山陰山陽②兵庫。
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2009/06/08 22:39:48
島根は出雲大社を書いたので飛ばします。
ついでに鳥取も理由なく飛ばします。
そして「兵庫は山陰山陽か?」という疑問も難しいところ。
山陰山陽っていう言い方は、律令制の頃の五畿七道に基づくわけで。
兵庫の中でも神戸近辺は五畿の1つ。まぁ今でいう近畿か。
だけど他の地域は北は但馬の国、南は播磨の国、立派に山陰道山陽道に含まれるわけなのよ。
要するに結論、「どっちでもいい」ってこと。
ちなみに北海道もよく道北・道東・道南・道央って分け方をするじゃない。
アレも正確な境界線は全くありません。
というか「西」がない時点で大いに無理がありすぎ。
北海道の半分くらいが道東ですよー。
また脱線した。
兵庫県の温泉といえば、「有馬温泉」が日本三名湯として名高いけれど。
今回泊まったのは但馬地方の「湯村温泉」。
湯村は源泉温度が98℃、日本一高いと言われる温泉なのねー。
さらにその源泉が簡単に触れられるところにあるのも魅力。
旅館には生卵や生野菜が置いてあって、自分で源泉行って茹でてこいっていうスタイルの販売をしています。
またここは「夢千代の里」っていう名前でも知られているところ。
吉永小百合主演のNHKのドラマ、「夢千代日記」の撮影が行われた場所なのね。
と偉そうに言ってみるけれど、このドラマが放映された時、アタシは生まれていないので中身は知らない。
そして兵庫と言えば、名所は姫路城。
別名白鷺城とも呼ばれるお城は、江戸時代からそのままの姿を残す城として、国宝指定を受けてます。
1993年には法隆寺や屋久島とともに日本初の世界遺産指定も受けました。
やっぱりキレイだよ。他のお城に比べても。
戦目的で作られた当時のままだから、内部構造が複雑でちょっと大変だけど、歩く価値は十分にアリ。
できれば2時間ぐらいは取ってゆっくり見たいところです。
姫路城内の建造物にはいろんな逸話も残っています。
1番有名なのは「お菊の井戸」かな。
ある家臣が主に対して反逆を企てます。
しかし別な忠臣がその陰謀に気付き、自分の妾だったお菊を女中として偵察に送りこみ、事なきを得ました。
だけどその後お菊は間者であることがバレた上、その家臣の妾になれって迫られるのを拒否します。
怒った家臣は、お菊が管理していた家宝の皿10枚のうち1枚を隠してしまう。
その罪を問われ、責め殺されたお菊の死体は古井戸に投げ込まれました。
それ以来その古井戸からは「1ま~い、2ま~い…」と皿を数えるお菊の声が…。
以上「播州皿屋敷」のお話。
その他にもおばあさんの石臼の話とか、宮本武蔵の妖怪退治の話とか、逸話がたくさんあるのはその歴史の深さを表してるのかもしれないねー。
兵庫を見てからは岡山へ移動して、後楽園とか美観地区とか見たけど、これもパス。
最後は広島日記を書きます。
ポイントは「1回」2000円です。
1人で行こうが20人で行こうが2000円です。
つまり周りの人を寄せ集めて行けば…!
でも20人以上は多分声が聞こえなくて断られちゃうかも。笑
城に行ったら、中も周りもじっくり見る派です。
そして、どんな歴史を歩んできたかに思いを馳せるのです・・・なんて。
姫路城は歴史を知らなくても、現地にシルバーガイドがいて案内してくれますよー。
1回2000円の料金はかかってしまいますが…。
でも中だけじゃなく、外見がとってもきれいなお城なので、時間があればお堀の回りぐるっと1周なんてのもいいかもしれません。
城はゆっくり見ないと、
そのためには歴史を知らないと、
ってとこでしょうか。