消費増税で「経済活性化」=首相
- カテゴリ:ニュース
- 2012/03/16 19:18:10
消費税増税が経済に与える影響に関しての答弁で、野田氏は
「将来への不安をなくしていくことで消費や経済活性化させる要素もある」
と述べられたそうです。
消費税を導入した時、税率を3パーセントから5パーセントに変えた時
経済がどうなったかなんて、調べればいくらでも出てくるでしょうに、
何をトチ来るっているのかと思います。
消費税を増税するって結論が決まっているから、こんな誰が聞いても
バカバカしい言い分しか出てこないのでしょう。
”増税しなくても、役人の無駄を無くせば財源なんていくらでも出てくる”
って、公約をかかげて政権取った党とは思えない言いぐさですよね。
野田氏自身が妄言にかどわかされて邁進しているから、どんなに批判
されても、暴走は止められないのでしょう。
そのあたりは、鳩山氏、菅氏に通じるものを感じますね。
もう、一刻も早く総選挙をやってもらうために、一時的に支持率が上がった
かのように見せる手段でもとらないと、選挙なんてずっとやらないんじゃな
いかとすら思います。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012031600051
消費増税で「経済活性化」=首相、歳出削減に努力表明
野田佳彦首相は16日午前の参院予算委員会集中審議で、消費増税が経済に与える影響に関し「将来への不安をなくしていくことで消費や経済を活性化させる要素もある」と述べ、社会保障の安定化によるプラス効果を強調、「総合的に勘案すべきだ」と増税への理解を求めた。自民党の片山さつき氏への答弁。
首相は消費税について「全世代で公平に分かち合う安定財源だ」と指摘。社会保障と税の一体改革に当たり「国民からは身を切る覚悟も迫られている。政治改革、行政改革、経済再生など包括的に進めていかなければならない」と述べ、歳出削減やデフレ脱却にも取り組む考えを強調した。民主党の川合孝典、大久保勉両氏への答弁。(2012/03/16-13:12)
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>経済がどうなったかなんて、調べればいくらでも出てくるでしょうに、
つまり、自民党政権の時と全く同じことを再びやろうとしている点が重要です。
政権交代をしても、なぜ民意から外れることを平然とやってのけるのか?
ご承知の通り、これは民主党ではなく、旧大蔵省=財務省の意向だからです。
彼らにしてみれば、外為準備金等の特別会計の資金を天下り先に委ね、
その関連団体、海外企業からポストと高額報酬を得るためにも
資金=税金が必要なだけであって、日本の財政再建は2の次なんですね。
以前、陽猫さんが指摘された通り、官僚がマスコミや政治家をコントロールする
陰謀は相当な準備を必要だからそれはあり得ないかも?と僕も考えていました。
が、尖閣問題以来、僕も独自に調査を進めていましたが現実は想像以上です。
まだ裏がとれていないところも多いので、今は詳しくお話できませんが、
財務省のマスコミや政治家への陰謀はかなり深刻で、外国の影も見え隠れしています。
ある時は自民党を非難させ、次は民主党を攻撃をさせることで
この日本の政治経済体制を不安定にして得するのはだれか?
その点では官僚と日本の隣国であるあの外国とは実は利益が一致するのです。
だから、官僚とあの国々とはあのような売国的な「悪魔の抱擁」をしているといえます。
確かに民主党に政権担当能力がないことは、僕もそう思っています。
そのために選挙をして再び政権交代を求めるのも必要だと思います。
しかし、選挙の洗礼を受けない官僚、マスコミ、外国政府との売国的連携を切らないと
また、同じようなことを繰り返すだけだと思います。
そのための打開策となると、違法・合法的手段を交えた作戦が必要になるでしょう。
こちらこそゴメン。なんかねー、いろいろ打開策が見えなくてうまくまとまらないのよね。
とりとめのない書き方になるけれど、
例えば、生活保護の現物支給にするじゃない?そうすると、人間らしい生活が出来ないと騒ぎが起こるでしょう?
マスメディアはこぞってお涙ちょうだい話に仕立て上げて、実際問題がどうなのかという肝心な部分が置き去りにされてしまうじゃない。また、自身の不遇を社会に責任転嫁する人って、他人に何をしても良いと思っているから、犯罪が増えるわけで、そうすると「こんなに治安が悪くなるならお金(生活保護)を出しておとなしくしてもらっていた方が良い」という意見が出てくる。それに捕まえたら捕まえたで、今の日本の刑務所は飽和状態で、これもまた財政を圧迫しているという別の問題が表面化するわけですよ。
話は変わって、DAIさんが例に出している医療法人の話。あれって、一回捕まって、お金を返している最中に同じ手口を繰り返したって話だったよね?経営は苦しいし、お手軽だし、バレなきゃいいんだし、誰も傷つけないんだしーって、ハードルを簡単に飛び越えた気持ちが見え見えですよね。
こういう考えの人って、その大小はあっても結構多くいて、それを指して、DAIさんが公共心が無いって断じているんのだろうけれど、皆から皆の為に使う名目で集めたお金だという意識の薄さが、いわゆる”公共心の無さ”につながっているように思うのよ。
景気の件。前にも話したかもしれないけれど、今の経済の好景気不景気ってお金が市場にどれだけ回るかじゃなく、株や債券なんかの額面上の話になっているじゃない?
だから、以前だったら景気が良くなれば給料が上がって財政もよくなってって話になるのに、今は景気が良くなっても虚の経済上の話だから、給料は上がらないし財政だってよくならない。もちろんやり方があるんだろうけれど、今の政権担当者たちはそのやり方を知らないのかやろうとしない。今のままだと、好景気不景気に関わらず、給料は上がらない状態が続くんだってことは、指摘されていても大きく問題視されない。
その上での、消費税増税だ、TPPだって話になっているのに、能天気な後押しが後を絶たない。
つまり何が言いたいかというと、私もDAIさんと同じように、利己的考えから脱却しないとにっちもさっちもいかないよねって思っているって話
ただ、消費税とか財政のことはいろいろとDAIも心配で、個人にとっては小さな規模ですけどどーだろーなー・・・といろいろ思うところがあるので、ガッツリリアリティのある話題がふれる猫さんのブログに意見を書いてしまいました。感謝します!!
民間にはもうずいぶん弾つまり資金は十分装填されてるんですよね。その内容の話はまた今度しましょ。一方で財政が痛みきっているのでしゃーないなー・・・・と思うところがあるのです。もちろん自分にはろくなことがないし、小さな経済主体には不利なことが多いと恐れてます。
>>膨らみ続ける社会保障って、本当に必要なところにだけ出しているの?
そんなはずないです。無駄どころか犯罪さえあるんだよ。最近も医療法人が5年で50億の診療報酬水増しで摘発されたでしょ。50億だよ50億!しかもそこ一回捕まってるところ。診療報酬のレセプトの審査って性善説に基づいた形式審査なんだよね。一見誰の財布も傷まない為かこの悪質性をみんなにもっとわかって欲しいよ。しらみつぶしに探すためには、ドリル方式で社会保障支出を削ればいいと思ってます(ただし、社会保障の問題は構造的な問題が多く、まじめに日夜働いている人たちが大半です。こういう人たちのことを悪く言ってる話ではまったくないのです)。
年金の問題は、いろいろ誤解されている面もあるけど、当局がずさんで時代の変化を見誤ったのは確かですよねー。
生活保護も現物支給で十分です。
最近東京都の人数/1世帯が1.99って発表されたけど、
全体的に日本は、社会扶助の前に私的扶助で解決できる問題を徹底しないといけないと思うね。
>だから、そういう流れになってしまっている状況を考えると、国と企業と個人が負担を折半して運営していくというの
>が、利己的人間が大半になった国民らしい選択なんじゃないかなぁと私は思います。
結果的にはそういうことだと思います。
DAIさんが言われている「国家レベルの公益に対する努力を怠っている結果が増税なんだ」って話を聞いて
考えてみたのですが、じっくり取り組めていないのか、まだ、答えが出せないでいます。
ただ、公共心という話は、なるほどなと思いました。
そういう視点で見れば、今の政治体制は多くの国民が望んだ結果の衆愚そのものだと言えますよね。
社会保障。
社会保障を国負担にするのか、企業化するのか、地域コミュニティーに任せるのかって判断は、まさしく政治の問題で、もともとは地域コミュニティーに任されていたのに、その地域コミュニティー崩壊が進んだことで、国にという流れになって、国が負担するとお金が掛かりすぎるから、企業へって流れになっているんですよね。
じゃあ、何で、地域コミュニティーが崩壊したのかって言えば、利己的な人間が増えたから。
地域に根付いて、隣近所と協力してっていうのが煩わしいって考える人は、もう、珍しくないですものね。
だから、そういう流れになってしまっている状況を考えると、国と企業と個人が負担を折半して運営していくというのが、利己的人間が大半になった国民らしい選択なんじゃないかなぁと私は思います。
財政再建。
私は、景気というのは、お金の流動性をどのように確保するかによって、変動するものだと理解しているんです。
そういう意味において、今の政治は、財政再建について思考していないと私も思います。
社会保障が増えているから、財政再建の為に増税というのは、
「おばあちゃんの介護が必要になったのと、お父さんの給料が減らされたのと、ニートの兄ちゃんが使うお金が増えたから、働きに出ている弟やアルバイトをしている妹は、家にもっとお金を入れてね」というお話に置き換えると、文句の一つどころか、支出を抑える必要があると考えるでしょう?
まぁ、国の財政を家計に例えるのは、ナンセンスだけれども、いつも家計に例えて財政赤字批判をしているのに、今回は、マスメディアが一斉に、財政再建の為には増税は必要だという路線になっているのが、私は変だと思うんですよね。
膨らみ続ける社会保障って、本当に必要なところにだけ出しているの?
その疑問がぬぐえないと、やっぱり、DAIさんの言っている事には納得できないんですよね。
大企業は極端なことを言うと、なんでも内製化してしまえば消費税はかからなくなるので、M&Aで子会社を買収したり、庶務を拡大して福利厚生を自社サービスの中に組み込んだりして現金給付以外の福利を拡大すれば有利になりますからね。自分のことで言えば楽しいことはほとんどありませんね。
ただし・・・・増税は日本人は自分たちが国家レベルの公益に対する努力を怠っている結果だとも思っています。公共心があると思っている割には、集団でみれば公共性を個人や企業の食い扶持にしたりしてますからね。なんでも直ぐ補助金とか国の指定を受けているか?とか言い出すのは、個人の中に公益に対する判断基準がなく、更にはことあれば悪用しようとする輩が潜んでいる証拠だと思います。国家レベルの公益が揺らぐと、神がかり的なカリスマ的人格を擁立しようとする傾向がある気もしますね。
最近は自分の仕事の一部に広域自治体のやっている医療サービスの更新作業が入っているのでまったく大きいことはいえません。公共心が十分あるのかとDAIが問われれば、自信を持ってうん!といえないという反省もかなりありますね・・・・・
民主党の財政再建と社会保障の両立はどう考えても理屈の上で不可能なので、増税ってことになってしまうんでしょう・・・・彼らは財政再建について思考しておらず、増税をただ社会保障に当てて乗り切ろうとしている・・・・支出や投資を促さないと、長期でみると老化してゆくだけですね。日本人がこういう路線を止めるためには、現在問題となっている国の支出は、個人が持つ公共心や美徳とその実践という形で解決してゆくしかありません。イノベーションや投資をして、次世代の人や技術をうんでいかないけません。かっこいいことを書いていますが、自分にできているわけではありません。