Nicotto Town


陽猫のいろいろ


西川氏の後任リスト、手紙問題について

昨日書いたブログ
「政治家なのに、何も対策をしなかったって事?!」
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=2164&aid=3930594

で、引用したニュースの中の記事にもありましたが、
鳩山邦夫氏は、総理から受け取った日本郵政人事に関する手紙を
>今後、公表する考えを示唆した。

このことについて、批判が出るだろうなぁと思って、私はあえて言及しな
かったのですが、どうも、ネットでは擁護論が出てきているようなので、
意外に思って、その根拠について、調べてみました。

それは、
鳩山邦夫氏が受け取った手紙は、業務人事に関することなのだから
私文書ではない。指示書という扱いとなる。
という論旨で、日本には、
「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO042.html
というものがありますから、それに照らし合わせると、手紙を公開する
事は、批判には当たらないというもの。


んー。
この法律は、”行政文書の開示を請求する権利につき定める”もので、
この法律において「行政機関」とはどこを指し、
この法律において「行政文書」とは何を指しているのか、
という定義づけから、賛否両論分かれるところではありますが、、、

とりあえず、擁護論の根拠なので、
鳩山邦夫氏が持たれて、今後公開の意志を示している『手紙』が、
『行政機関の保有する情報』というものに当たると考えた場合。

話はもっと、鳩山邦夫氏にとって不利な状況となりませんか???

現状は、総務相を辞められた鳩山邦夫氏が、総理からの人事に関
する手紙を、辞任後も個人的に所有していて、かつ、公開・非公開
の権限も持っているかのような言動をしているって、ことになるんで
すよね?

まず、この法律は、請求されれば誰でも何でも公開するというものでは
なく、請求者が、行政機関の長への規定の請求手続きを経て(手続きに
則って)公開されるというものなのです。

ですから、鳩山邦夫氏は、すでに行政機関の長ではないのですから、
業務上取得しえた行政文書を、その職を離れた後も、後任へ引き継ぐ
ことをせず、不正に所持し続け、さらに、公開権限もないのに、公開し
ようとしている。
という状況になっていることになるんです。

行政文書だとした場合は、事件としても立件できる要素が含まれてい
ますので、擁護論者には、ちょっと、受け入れがたい話になるのでは
ないでしょうか。


総理からの手紙を、行政文書とするか、私文書とするか、議論は分か
れるところではありますが、、、
どちらに扱ったところで、鳩山邦夫氏にとって不利な状況にあることに
は変わりありません。

この件を、正義の行動だとするのには、無理があると私は思います。

アバター
2009/06/17 17:37
こんにちは、✿ サンタ ✿さん。
ワンコインありがとうございます!
アバター
2009/06/17 16:09
ワンコイン( `∀゜)┯*===①ばーん♡




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