ため息。
- カテゴリ：仕事
- 2012/09/28 23:01:12
仕事が終わらない。
いつものことだが終わらない。
でも帰ってきちゃってる。お腹すいたんだもん。
毎日そんな調子でやってたら、「明日でいいや」が積み重なって、9月中に何とかしなきゃならない案件が隣の席の机からはみ出して椅子の上まで山積み。
あーあーあー。
本当なら「10月でいいや」のものもいっぱいあるんだけどねー。
例の欠勤バイトさんが10月から復活するって言い張っているみたいだから。
来なけりゃ来ないでいろいろ文句も言わさるけれど、来たら来たで我々の仕事は増えるのよ。
戦力＋1どころか当分マイナスなのよ。
サポートしなきゃならない時間と手間が増えるのよ。
だから明日には何が何でも終わらせなければならないあの書類の山。
あーあーあー。
明日はおやついっぱい持っていこ。
明日でなんとか書類を片づけて、明後日は日帰りツアーに乗ってくる。
今月は乗れないはずだったんだけれども、添乗員の方もどうやっても頭数が足りなくなってしまって。
急遽ピンチヒッターで乗ることになったため、久しぶりの日帰りツアー。
しかしながら、大問題が発生している。
このツアー、目的地がアタシの住んでいる街である。
遠い街のお客様をバスに乗せて、アタシの住んでいる街へ連れてくるツアーである。
どうやらシフト担当の粋な計らいだったらしい。
毎日残業に追われているアタシには予習の時間がないだろうと思い、敢えてこの地元ツアーを付けてくれたらしい。
…待ってくれ。
たぶん添乗員さんバスガイドさんなら、皆この気持ちはわかってくれると思う。
皆「待ってくれ」と言うと思う。
アタシら、地元のことを1番知らないんだけど？
普段はお客様を連れて遠くへ行くのがアタシらの仕事ですよ。
遠くのこと、よその街のことならそれなりにお勉強してますよ。
自分の住んでる街の説明書きなんか読んだことないわ！
世間様の休日といえば必ず遠くへ行ってるのが当たり前ですよ。
自分の街で開催されてるイベントなんて一度も参加できたことないもの知らないわ！
あーあーあー。
でももうどうしようもないしなー。
町民しか知らないディープなネタっていう名目で喋るか。
そんなのゴミの分別方法ぐらいしか思い当たらないけど。
あーあーあー。
今日の妹分。
紅葉時期でほぼ満館のホテルの空きを探して、取れたー！と喜んだ直後。
電話で空きを確認して、お客様の名前を書いた書類をFAXで流すのがウチのやり方。
先程タケダ様にOKをもらった分です、と大きく書いたFAXを流したところまでは良かったのに｡
折り返しホテルから返ってきたFAXには、
「あいにく当館は満室です、ちなみにウチにはサワダはいますがタケダは1名もおりません」
だって。
どうやら妹分が電話をかけていた相手は、彼女が思っていたホテルではなかったらしい。
さて一体どこのホテルのタケダさんに空きをもらったのか、謎らしい。
その後ぽつりと「タケダなんて名前まで書かなきゃ良かったです、そうしたらゴリ押しできたのに」だって。
いやそういう問題ではないだろ。笑
ラクヨウが正式名称ではないことは知っていましたが、正式名はなんだと聞かれても答えられません。
恐らく道産子は皆そう。いやもしかすると正式名ではないことすら知らない人の方が多いかな？
というぐらい、ラクヨウは北海道で非常に愛されています。
北海道の秋の風物詩で、ホテルや料亭でも秋にはラクヨウの酢の物や味噌汁が出てきます。
表が茶色のヌルヌル、裏が黄色のスポンジ状、と非常にはっきりしていて紛らわしい毒キノコというのがないため、アタシのような素人でも簡単に採れるのが魅力的なキノコです。
目に浮かびます。
ラクヨウ？？？って・・・、
またまた調べることに。
一般的には「ハナイグチ」？、
長野県では「ジコボウ（ジコウボウ）」または「リコボウ（リコウボウ）」、
北海道および秋田県下では「ラクヨウ」、
石川県下においては「イクチ」？？？、
と呼ぶんですかぁ。
あまりお馴染みきのこではなかったですが、
いや知らず知らず食べているのかもしれませんが、
勉強になりました!!
1名で参加していた女性のお客様が、アタシの反対側から支えるのを手伝ってくれて、ゴール近くでは走ってドライバーさんを呼びに行って下さったりしたんです。
彼女がいなかったら、アタシ1人では連れて帰って来られなかったかもしれません。
またドライバーさんも本当は入れない狭い道ぎりぎりまでバスを寄せてくれたり、他のお客様も拍手で迎えてくれたり。
おじいちゃんのお手伝いは大変でしたが、なんだかバスの中が人の優しさでいっぱいになりましたねー。
もう少しでラクヨウのシーズンですよー。楽しみです。
１ｋｍとはいえ、相当時間もかかったことでしょう。
お客様にはいい旅になったと思いますよ。
マツタケはさておき、
他に秋の山菜と言えば、何でしようね。
生まれは残念ながら違う街なんですよー。
この街で育ってはいるものの、田舎町なので高校～現在の職場に至るまで、隣町への通いなんです。
自宅以外に思い出があんまりないんですよね。
仕方がないので山菜が趣味の自分らしく、「ここはワラビが出ます」「ここはマツタケが採れます」で1日やり通しました。
今日は案内の出来はさておき、行ったはいいが帰り全く歩けなくなった半身麻痺のおじいちゃんを半分背負うようにして1kmを歩いたので、お客様からはずいぶん頑張り屋の添乗員だという評価を頂けたようです。
いやまさか1kmの散策に付いて来ちゃうとは思ってなかった、とは言えませんでした。笑
今日は日帰りツアーですね。
でも地元も観光地だったのですね。
生まれも育ちも今の街だったら、
学生時代の思い出話なんかもはさんでみたりして・・・。(^_^.)
よい結果をお待ちしています。