Nicotto Town



追記。


もう1コ今回の旅の思い出を書き忘れていた。

北海道と内地で大きく違うのが、ホテルにおける添乗員の扱い。
内地だと「添乗員はたくさんのお客様を連れてきてくれている、ありがとう!」という格上の対応なのに対し、
道内だと「添乗員なんて一般客の半分以下の業務用価格で泊めてやってるんだ!」という格下の扱いになる。
もちろん施設によって対応はまちまちで、全てがそうとは言わないけれど、この格差の存在は業界では常識。
なんでそうなってるのかは知らん。

で、格下扱いの場合は平然と他社添乗員との相部屋だの社員寮だの宴会場だの民宿だのが当たるわけで。
ついでに道外からの添乗員よりも道内からの添乗員の方がこういうことにより慣れている分当たりやすいわけで。
つまるところ、アタシらはこういう変な宿泊の経験はかなり豊富だ、ということです。

宿泊施設が全く空いてなくてそば屋さんとか電器屋さんに泊めてもらったこともあったっけなー。
真冬なのに風呂に行くためには1度勝手口から外に出なければならない民宿なんてのもあったっけなー。
御年70才の添乗員と相部屋にされて、朝3時半に「ちょっとアンタ、お茶入ったわよ!」って叩き起こされたこともあったっけなー。

…そんな過去の思い出はどうでもいいんだった。

今回は同じホテルに2連泊のツアーだったのね。
この連泊ってヤツも、翌日の部屋調整の関係で、添乗員は1泊ごとに部屋を移ることがある。
それ自体は道内の施設ではごく当たり前の話で。
でも必ず前の晩までには、部屋移動がありますって予告されるのが当たり前。
言われてたらアタシらだってちゃんと荷物まとめてフロントに預けてから出かけるわけよ。
今回はまさに不意打ち。
出発3分前になって、鍵の返却をチェックしている段階になって、「今日部屋変わります」だって。
いくら格下だからって、それはないだろさー。
事前に言っておいてくれたらいくらでも協力しましたよ?
でもお客様もうみんなバスに乗り込んでわくわくして出発を待ってるんですよ?
皆さんお時間厳守の団体行動に協力して集まってくれてるんですよ?
ちょっとこれからアタシの荷物片づけてくるんで待っててね、なんて言えるわけないですよ?

だからホテルスタッフにもそう言ってやったさ。
「あんなパンツまみれの部屋、あと3分でどうやって移動できるっていうのさ!」
とりあえず他の団体より3時間以上早く帰ってくるんだから、話はそれからだって言って出発したさ。
出発してから冷静に考えたさ。
「パンツまみれの部屋」ってどんな部屋だ。笑
言いたかったのは「パンツすら干しっぱなしのゴミまみれの部屋」だった。

万一わくわくして見に行った男性ホテルマンがいたならば、夢いっぱいどころか女性に対する夢とロマンと希望を全て打ち砕いたであろう。
本当に申し訳ないことをした。
反省しています。

アバター
2012/12/24 19:05
○shinさん
あ、アタシは1泊でも洗いますよー!
というのは震災以降についた習慣なんですけれど。
避難所に行ってからというもの、予めできる用意はしておこうという考えに変わりましたね。
1泊でも予備で3枚ぐらいは持って行きますし、部屋に洗面所があれば、本格的に洗剤までは使ったりしませんけれども軽く洗います。
「パンツすら干しっぱなし」というのは、そういう意味でした。
ちなみにこの業界の人は、避難所体験なんぞなくても、こういうことをやっている人は多いです。
1泊といわれて出発しても、ツアーをやっている最中に次の仕事が入ってくることがあるため、シーズン中は1度出てしまえば次に帰ってこれるのはいつかわからない、ということもあります。
アバター
2012/12/23 17:17
「パンツまみれ」の部屋ですか・・・。
大勢で押し込まれていたのだろうか、
二連泊でも洗ってしまうのだろうか、
と妄想中。(・_・;)



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