Nicotto Town



吹雪。


吹雪による高速通行止めにハマり、3時間ぶっ通しで走った挙げ句、昼御飯を食べさせられないという事態に陥った。
1番楽なコースだったからこれにしたのにー。

とある公演がメインのツアーでさ。
公演前に食べさせるはずのランチバイキングに行けなかったの。
ぎりぎりまで粘ったけれど、最終的にバイキングは捨てますっていう判断を下した。
お客様も公演が目的で来てる方ばかりだったから、それ自体はそんなに問題にもならなかった。
が、飲まず食わずで行かせるわけにもいかないので、とある商業施設でトイレして、ついでにパンでも買ってくれ!って言ってほんの数十分の時間を取ったのよ。
そこで迷子になるか…?
もうどうしようもなく、先に戻ったお客様だけバスに乗せて発車させて。
自分だけ居残って、迷子になった1組を探して見つけて、会場まで徒歩で追いかけて。
会場側の協力もあり、開演1分前に到着してぎりぎりセーフ!
…しかしアタシ個人は元々チケットがないため入れないのである。
老舗ホテルでのバイキングだけを楽しみにやって来たのに、観れもしなけりゃ食えもしないのである。

昔に比べると外を走る本数が減ったせいで、咄嗟の判断能力が落ちたなぁと実感した。
そもそも「もしこうなったらこうしよう」という想定が甘い。
いろんなケースを事前に考えていれば、落ち着いて最善の方法を選択できるのに。
「もうこうなってしまってはこうするしかない!」という限界点での単一選択になってしまった。大いに悔いが残る。
やっぱりできる限り現場に戻ろう。がんばって経理とっとと片づけよう。


数日前に北海道では猛吹雪がありまして、観光バスが立ち往生し、避難所のようなところで夜明かししたとニュースになりました。
その時に、「暴風雪の予報が出ていた中で、ツアーを無理に催行したこと自体、天災ではなく人災ではないのか」という内地のお客様のご意見が出ていました。
もちろん辛い思いをされたお客様の気持ちは尊重するけれど。
それ、無理。

恐らく台風なんかと同じ感覚で仰っているんだろうと思う。
これは残念ながらまったく別物なんですね。
暴風雪って、冬季は少なくとも2週間に1度くらい、多ければ週に5日も出るから。
精度が全然違うの。
台風みたいにどこを通ってどこがどの時間帯に危険か、っていう予測はほぼアテにならないの。
ものすごく局地的なのも、ものすごく短時間で終わるのも、全部暴風雪予報。
そんなものを理由に催行中止にしていたら旅行会社もホテルも飲食施設もお土産屋さんも皆やっていけない。
今回の暴風雪は我々道産子でさえびっくりする規模の天災だった、ということがわかってもらえるといいな。
でなければ、道産子が吹雪のせいで命を落としたりするわけないでしょう?

ただこのお客様に一つお見舞いを申し上げるならば。
新聞で車体の写真を見ました。
このバス、あまり雪の多くない地方からおいでのバスでしたねー。
道内で年間日照量が全国平均を唯一越えている支庁からおいでのバスでしたねー。
この点は可哀相だったな。乗務員さんも心底怯えていただろうから。

アバター
2013/03/12 11:52
○侑子さん
そうなんです、その通りです。
温暖な内地の方の人生でいえば、「猛吹雪」なんて「台風」あるいはもしかすると「地震」等と同じ確率でしか遭遇しないものなんでしょうが。
こっち側では、今日のお天気「晴れ」や「曇り」と並列で「吹雪」が存在するのです。
それが「猛吹雪」になったからとて当然の話、そっちだって雨が強く降ったり風が強く吹いたりすることはあるでしょう、と。
反対にアタシは梅雨を知らず、豪雨の恐ろしさというのもあまり知りません。
もちろん在住地域によって感覚の違いがあるのですが、住民にとって日々のお天気の1つでしかないものを、事前にきっちり予測してくれ!というのは少々無茶なご相談ですよねー。
バスにも寒冷地仕様車が存在するのは確かですが、どうでしょうね。
実際道内で走っているバスって、内地から購入した中古車がかなりの数を占めています。
内地は今、排ガス制限のため古い車両を使えない地域が多いですから、余りはこっちで購入するんです。
ですから窓に熱線も入っていないようなバスの方が多いですよ、多分。笑
まぁそれでも当然不凍液入れるぐらいのことはしていますし、そういう意味ではやっぱり寒冷地仕様かな。
アバター
2013/03/11 18:58
こんばんは。

北海道の暴風雪は凄かったですね・・・。

おそらく、本州の豪雪地帯に住んでいても、あの状況では
命の危険に陥る可能性は否定できないでしょうね・・・。

雪になれているはずの道民ですら命を落とされた方がいらっしゃるんですから・・・。

普通の低気圧って進路予想とかしてないから、どう発達してどんな進路を取るかなんて
どうなるか分るものじゃないですよね。
今回の豪雪を集中豪雨やゲリラ豪雨の置き換えてみたら、内地の温暖な地域の方々には
よ~く分ると思いますね。

しかし、バスにもやっぱり寒冷地仕様ってあるんですね・・・。

知らなかったです。
アバター
2013/03/11 00:14
○shinさん
1m先も見えない状態でも、完全に止まってしまうよりは、ハザードを焚いてノロノロ進む方がいいんですけどね。
一度止まってしまうとそこで雪にハマれば天候回復後も動きだせなくなりますし、追突事故などの二次災害が生まれる原因となります。
どうしても止まらねばならない時は、できればシェルター内、なければ防雪柵や大型の建物の脇など、ある程度場所を選んで止まります。
もちろんそのためにはどこに何があるか、道を熟知している必要があるわけで。
道に詳しいプロのドライバーでもない限り、一般人には苦しいところだと思います。

○いくじろうさん
「中止したら中止したで怒る」、その通りだと思います。
全面閉鎖で行けないならともかく、あるバスは行けたけどあるバスは行かなかった、なんてことになれば怒りが噴出するのは目に見えていますね。
JR等の交通機関の件も、仰ることがわかりすぎて笑うしかないです。
予測もできない悪天候の中、道産子が何人も命を落とした中、とにかく無事にお帰り頂けたのは、少なからずプロのの尽力があってのことと思います。
それを人災と仰られる感覚は、個人的には全く理解のしがたいものです。
同じ新聞記事の別なお客様のご意見には、「ロマンティックだと思っていた冬の北海道は、恐ろしいものでした」というご感想もありました。
ロマンティックも、恐ろしいのも、確かに北海道の一面ではあります。でもそれが全てではないです。
アバター
2013/03/11 00:09
○すいさん
本当に、「前代未聞」という言葉がこれほど使われることも珍しいですね。
ただ…もちろん前代未聞の吹雪ではあったのですが、そしてお亡くなりになった方には申し訳ない話ながらも、「雪の中で長時間停車する時にはマフラー周りの除雪をしなければ死ぬ」なんて、本来誰でも当然知っているべき話なんです。
お住まいだった場所が本来そんなに豪雪地帯ではない、というのも大いに関係しているんでしょうね。
尊い犠牲なんていう言葉はあまりに失礼ですけれど、豪雪地帯以外の方もみんなが認識を改めるきっかけになった災害であったと思います。

○specialさん
今日も今日で大変でしたねー。
函館まで行っていたバスが、つい先程ようやく帰着したところです。
昨日今日のお天気は特に異常というか、数分ごとにきれいな青空と先も見えない猛吹雪が交互にやってくるような、変わったお天気ですね。
アバター
2013/03/10 18:43
お客様は無責任だからな、あたりまえだけど。
「天災ではなく人災ではないのか」こういう人のせいで、あらゆる交通機関がチキンになって使いずらくなるんだよな。
JRも本当にすぐに運休するようになっちゃったし。
「天災ではなく人災ではないのか」こういう人は、安全を見て中止したら中止したで怒るんだろうな。
アバター
2013/03/10 18:38
ニュースで知る限りだけど、
1メートル先も見えないようでは車も立ち往生するだろうし、
時間が立てば車も埋まってしまうことでしょう。

「今まで経験したことがないような・・・」、
が多いですよね。

ギリギリセーフ、で良かったではないですか。
アバター
2013/03/10 16:17
うん、今日、大変 (・_・)
アバター
2013/03/10 11:07
 寒中お見舞い申し上げます -人- 

 このところ記録的な気候が大過ぎ -_-;



月別アーカイブ

2020

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.